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心不全は突然に

まあびっくりなタイトルですけど。ホント突然くるのです。心不全。
これはうちのオカンに起きた話です。

オカンの場合

うちのオカンは2021年の春先に心不全になりました。
元々心臓の調子はいい方ではなく、数年前にも心臓の検査をしてました。
血圧も高めだし。

でも「心臓病」とは縁がなく来ていたのです。

ところが昨年ひざの手術をする際の事前検査で心臓の値が良くなく、”念のため”カテーテル検査を行ったのですが。其処が循環器内科とのお付き合いの始まりでした。

カテーテル検査の結果は特に問題はなく、次の診察で問題がなければ循環器内科に通院することはなかったでしょう。

心不全は突然に

そんなある日。びっくりなことが起きました。
そもそもその数日前からオカンと喧嘩して口も利かない状態が続いていました。
膝のリハビリで通院していた近所の整形外科。いつもは車で送迎していましたが、歩いて10分の距離なのでオカンはゆっくりと歩いて通いました。

どうやらその時から不調だったようですが、夜に息苦しさを訴えたので家にあったパルスオキシメーターで酸素量を測定しました。

91。

まぢかー(;'∀') 通常の人はだいたい98くらいで、95下回るとまあまあよろしくない。

すぐに病院に行った方が良かったのですが、翌日に最後の循環器内科の通院があったので、そこで調べてもらおうと思ったのでした。

結果、即入院。

心不全は良くある?

ニュースとかで著名人が亡くなる時「心不全です」とよく耳にします。

なので最初オカンが「心不全です」と言われたときは「生きてるよ?」と思いました。

先生の説明をうけて私が理解した心不全とは「心臓の周りに水分がたまる状態」だと認識してます。
こちらの記事の方が参考になるかも)

原因は良く判りませんが、オカンの場合は不整脈が発生し、心臓が過活動になった結果、心臓周りや肺に水が溜まってしまったとの事。

まあ、、、ストレスとか無理な運動、疲れた結果だろうねぇ(;'∀')
だから息苦しさが出たというわけ。

色々な治療の仕方

まあそんなわけで「しばらく入院」と言われたオカンは、利尿剤でむくみを取りつつ減塩の食事に慣れるべく入院したのでした。
入院は「心臓を治すため」ではなく、息苦しさの原因となるむくみを解消するため、利尿剤でどんどん身体の水分を外に出すこと。
過活動をしている心臓を落ち着かせる投薬。
それがメインでした。

3週間ほどして、どうやら安定してきたので退院したのですが、その時手術を勧められました。

カテーテルアブレーション手術 ざっくり言うと、心臓にカテーテルを通して、過活動の原因となる心臓の組織を焼き切る手術。
結局、塩分をコントロールしようとしてもナアナアになるので、
オカンも「コロナで手術が減ってるから勧めるのでは?」と不信感。
まあ、、、そんなことはないと思うけど(;'∀')

結局、高齢でもあるし手術しても効果ないケースもあるため、手術はせずに薬で抑えることにしました。

元々オカンは血圧のお薬を飲んでいたのですが、次のお薬が追加になりました。
・心臓の負担を和らげる薬
・むくみを取る薬
・血液を固まりにくくする薬
・コレステロールを下げる薬

まめちしき。

お薬は主治医の指示があれば、その時飲む分をまとめて包装することができます。うちのオカンの場合は5,6種類あるのでまとめた方が楽なのですが・・・。

そして心不全の要因は二通りあります。一つは心臓の過活動。うちのオカンはこっち。
もう一つは心臓が弱っているケース。こっちはペースメーカーなどでコントロールする。水分制限が必要なケースも弱っている方。

今のオカン

この記事を書いている時点では、病院のお薬も変わってむくみも減っているように感じます。
ただ、ちょっと動いたときにめまいがする、と言っているので「万全」ではないかもしれません。

薬が「自分に合った!」となるまで半年がかかっています。またヒトは生き物なので、どうしても季節や自分の状態によって水分量も変わりますし、その時々のお薬は微調整が必要になるでしょう。

お薬を変える前はむくみが取れず、息苦しさもあるのに塩分は控えめにならないという悪循環。すぐに「もう死んでもいい」とか言うし。

まとめ

この様に「心不全」と聞くと不安になったりしますが、正体をつかんで様々な対処法があることを知るとちょっとずつ不安は減っていきます。
また「オカン」は人の話をききません。

だって「子供の言う事」ですからね(苦笑)一時は口やかましく塩分について言ってました。でも、結局は本人が身体で感じないとダメなので本人の好きにしてます。
まあ、最近は自然と薄味になってますけどね。

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