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【対話の限界】

ウクライナとロシアが戦争になりました。
この時に「話せばわかる,は幻想だ」という意見がありました。

確かに「話にならない」場合は対話になりません

  • 相手の話を聞く気がない場合

  • 相手のことを理解しない、下に見ている場合

こんな場合は対話になりません。
場が安全ではないから。

「ティール組織」という考え方が流行った事がありました。
この中で大事なケースと思った事は「組織」には色々な色合いがある、という事です。
(私が理解した中では)組織の発達段階に合わせて、レッド、オレンジ、ティールなどの色分けがあり、それぞれの特色があります。

さて、レッドとティールの組織で話し合うにはどうしたらいいのでしょう?
そもそも対話が成り立つのでしょうか?

最低限、対話を始めるには「話す気がある事」が必要だと私は思います。
たとえ「自分の利害に縛られたり」「相手に気を許してない状態」だったとしても。
何事にも「はじめの一歩」はありますから。

そこから、いかに自分たちの利害を手放すのか、相手の背景を知って自分の背景を伝えることが出来るのか、、、、それが結果的に「自分たち」の利益につながることを信じられるか、によって素晴らしい対話の場になるかどうかが変わってきます。
ここで言う「自分たち」とは、相手と自分、です。

同じチームの中で「このままじゃダメだ!」と危機感を持って様々な立場の人が同じゴールに向き合う時。

それが対話の場を有効に活用できる場になります。
※ここで言う「同じチーム」というのは、同じ対話の場に立つもの、という意味です。
ロシアとウクライナ、地域猫推進派と否定派など、たとえ対立しても「同じ問題に向き合うもの」という意味では同じチームです。
その中で、各個別の国や組織の利益ではなく「同じチームの利益」を考えられるようになって初めて物事は動き出します。
そのための「場づくり、舞台づくり」が肝になります。

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