鬼怒川旅行20240428

大学時代の旧友と久しぶりに旅行に行くことになった。
行先は「鬼怒川」+「宇都宮」。
なんでこの組み合わせになったかは謎だが、
私としてはどちらも通過したことくらいはありそうだが、
立ち寄ったことはなかった場所のため、予備知識無しで楽しめそうだ。

GWの真っただ中の4/28(日)、館林→佐野→と知人を車で拾い、
そのまま佐野ICから高速で鬼怒川温泉駅まで向かう。

GWなので渋滞も加味してゆとりある計画をしていたが、
意外にも大きな渋滞にも巻き込まれず、予定通り鬼怒川温泉駅前に到着。

鬼怒川温泉駅前の謎の像


鬼滅もお勧め駅前足湯

足湯が駅前に無料であるので、もう一人の知人が来るまで軽くゆったり。
運転していた足が急に軽くなる。足湯の効果は抜群だ。是非タオル持参で。
ちなみに駅前の駐車場は30分停車までは無料。
1時間とめても200円と良心価格でうれしい。

さて、全員揃ったので、まずは当初より予定していた
「鬼怒川ライン下り」へ行ってみる。
渋滞を予想して11:20の便を予約していたが、現在時刻は9:10・・・早すぎ。

とりあえず現地に行ってみて聞いてみる。
予約している旨伝えて、空いてる便の早いのに乗りたい、と。
快く承諾して頂き、「次の便の9:35に乗れます」とのこと。あと10分後だ!
GWだから混んでいるかなぁ、と思っていたらどの便も空席があった。
予想意外に鬼怒川は穴場なのかな?
ここまできたらみんな日光に行ってしまうのかな?とか思ったりする。

船は3隻あったが、今回は2隻だけで乗客は乗り切れるようだ。


救命具を着込んでいざ乗り込む!
オールを持っている人はカヌーとかするのかな?
黄色い救命具を着ているのがライン下り組


記念写真は1,200円。ちょっと高いかなぁ。



吊り橋から観光客が手を振ってくれている。
後ほど、その吊り橋には行くことになる。


ゴリラ岩?を撮影したら、なんか幻想的な光の効果がプラスされていた。
この日は天候も良く、ライン下りにはもってこいの暖かさだった。


滝も流れており、なかなかの景色。

川の流れは穏やかだが、時折スピードが増してスリルがあるが、
それほど激しい感じではなく、小さい子供でも楽しめるレベル。
大人でも十分楽しめる内容だった。

帰りの無料バスを待つ場所には、お土産屋が展開されている。
15分後にバスが来るのも買い物客狙いか?
と思ってしまうのは大人のゆとりが足りなくなっているかな?
お昼には蕎麦を食べようと目論んでいたので、この場では我慢することに。


ライン下りの帰りのバス内で、吊り橋への行き方を案内していたので、
折角だから行ってみることにした。
サンシャインホテル?の隣あたりに吊り橋観光用の無料駐車場があるので
そこを利用するれば良いとのこと。

吊り橋を渡ってみると結構揺れる。
後から聞いた話、子供が面白がって揺らす事が多いとのこと。
とは言っても普通に歩けるレベルなので気にはならない。


展望台があるとのことで、5分くらいで行けるとの看板あり。
結論から言うと、5分じゃたどり着けない!
途中にあった、謎の香車を祭る祠、なかなか珍しい。
飛車とか王将はよくあるけど、なんで香車なんだろう。



展望台はもうちょっと先の高見にある。
結構足が痛くなる。



展望台の頂上には縁結びの鐘があった。
あぁ、だから周りはカップルばかりだったのか・・・。
とりあえず男4人だが、鐘を鳴らしておいた。

お昼は、車で来た利点を生かして、
車でないと行けないような蕎麦屋をチョイスしてみた。

スマホを車の中に忘れてしまったので、写真は無し。
まぁ写真とかは、食べログを見れば分かるしね。

「やみぞ蕎麦」と書いてあるが、
店に説明があったが、漢字では「八溝」と書くらしく、
地元の八溝という地域だかブランド名だかのそば粉の名前で、
そんな由来の名前らしい。

ワサビ丼+蕎麦のセットがおすすめ。
ワサビもなかなか良い物を使っている。鼻にツーンと抜ける刺激が最高だ。
蕎麦もコシあり、食べ応えあり、なかなか洗礼された味だ。
このセットが1,000で食べられるのであれば、なかなかのお値打ちだと思う。

お昼時はそこそこ込み、2組待ち位で入れる感じ。
バイクで来ている人が多かったかな。ツーリングの通り道とか?

この蕎麦屋の近くが「龍王峡」という場所であり、
名前がカッコいいので行ってみることにした。

お土産屋とか連なるプレイスがあるのだが、
その奥に滝の名所への入り口がこっそりとある。
あまりに目立たないので、行く気がないとただの食事休憩所にしか見えない。

お店の人が「往復30分くらいで見てこれるよ!」
と言っていたので、軽い気持ちで見学することにした。

結論から言うと、往復30分なんかじゃ戻ってこれない!
いろいろ迷ってしまったこともあったが、
結局戻ってきたのは2時間後・・・。
それでも、行って良かった、と何故思ったかは、これから説明する。


どこかのHPではパワースポットとか呼ばれている場所。
「五龍王神社」相変わらず名前はかっこいい。でも意外に小さい。
確かに階段のUP/DOWNはあるが、これを見て、すぐ戻れば往復30分は可能だ。
でもここまで来て、これだけで終われるはずがない!

知人の「滝は見てみたい・・・」との一声で、
この時はまさか、あんな壮大な旅が始まるとは夢にも思わなかった。


こんなMAPを見ながら、皆が一番気になったワードが、

「底なし沼」

よくキャンプ用品を買いすぎてしまう様子を
「ギアは沼・・・底なし沼だぜ・・・」とか言っている作品は多いので
とにかく気になる。実際に物理的に底なしでは無いのは分かっていても気になる。


途中、歩きながら滝が見えるのは癒される。



吊り橋からの景色も絶景だ。
ちなみにここは「むささび橋」。


滝に虹が見える!

ちなみに底なし沼はどれかなーと探していたけれども、
「底なし沼」の案内看板はどこにもなかった・・・。
かなーり注意して見落とさないようにしてたんだけど、分からなかった。

このあたりが底なし沼かなーと思って、そこにあった看板が
蛙の案内だったので、違うのかーとがっかりしていたが、
あの時の沼っぽいところが、きっと底なし沼なんだろなー、
と今更ながらにイメージで補完することにした。

その後、温泉に行こうと、候補の場所に行ったが、
GWだからか、日帰り温泉はお客多数でもう無理とのこと。

違う温泉を調べ、700円という価格も魅力的で地元の温泉に行ってみた。
内風呂、露天風呂とあるが、場所が繋がっていなくて、
移動する度に服を着替えなければならない手間はあったが、
湯質はなかなかで、肌を触るとヌルっとした感触が独特な温泉で、体もよくあたたまる。
臭いも温泉卵臭が若干感じられる、個人的には好きな湯だ。

露天風呂で知人が地元の人に話しかけられていた。
私はくつろぎたかったので、とりあえず会話は知人に任せて、
自分は他人のふりをしていた・・・すまん!

そのなかで偶然の会話の一致が楽しかった。

地元の方:「宇都宮になにしに行くん?」
知人:「餃子とカクテルの店に行きたいんです」
地元の方:「カクテルかぁ、行くならパイプのけむりだな」
知人:「えぇ、まさにその店に行こうとしてるんです。」

カクテルバーも数十件あるなかで、なかなか店名が被ることは面白い。
後から調べて、パイプのけむりというお店はかなり有名なメジャー店であることが分かったが、その名前がすぐ出てくるところもまたすごい。


そんな餃子とカクテルの街、宇都宮に移動してきた。

最初に行こうとしていたドン・キホーテの地下にある餃子店「来らっせ」は
あまりの込み具合に、店の入り口で入店を断念。
入るだけで1時間はかかりそうだし、入ったあとも餃子の待ち行列で大変だ。ちなみに写真は翌日の朝散歩(6時)に撮影したものなので、シャッターは閉まっている。


いろんな候補を巡ったが、どこもかしこも長蛇の列で並ぶ気が起きない。
しかし餃子は食べたい、という意志はあり、「もちっと餃子」にチャレンジ。
ここは待ち順番をチケットで管理しているので、
外で長々と待つ必要がない。時間になったら電話でお知らせしてくれる。
しかし、予約の際に表示された時間は、

28組、150分待ち・・・

GWという期間もあり、やはりそうとうな人気だ。
とりあえず予約はキープしつつ、別の居酒屋で時間を過ごすことにする。


居酒屋ばんばん、ここで待ち時間を調整することにする。

デッカイコロッケ

歩き疲れた皆の喉に、キンキンに冷えた生中ビールの飲みごたえがたまらない!
焼き餃子、揚げ餃子、そのた居酒屋メニューを頼み、存分に楽しんだ。
そう、本来の予約していた餃子が食べられないくらいに・・・。
だって、ここの居酒屋の味、すごくおいしくて止まらなくて、
と言い訳しつつ、店員さんもテキパキ動いて注文から、
アツアツで出来上がるタイミングも忙しい割にはサービスもとてもよく、
また機会あったら来てみたいと思える場所であった。


皆、おなかを膨らませた状態で、念のため予約していた
もちっと餃子に、予約の進み具合を確認しにいく。
もう、みんなキャンセルしたがってる雰囲気は察して取れたが、
せっかく予約したのだから、少しは食べてみたいという希望も残っていた。

予約番号は144、今は142・・・あと2組です!

もう待つしかないでしょー!

すぐかなー、といいつつ、結局15分くらいは待った気がする。
だが、その15分の休憩でグロッキー気味だった知人たちの腹が復活してきた。

無事入店を果たし、一人一皿の配分で水餃子、焼き餃子を注文。

店名の通り、皮がもっちりしているが特徴。
和菓子を食べているような食感、そしてジューシーな肉汁が口に飛び込む。
焼き小籠包のような口がやけどするような温度ではなく、
一口ほおばって口のなかで食べきれるくらいのほどよい大きさ、熱さ。
美味しく宇都宮餃子、頂きました。

宇都宮最後のシメ、カクテルバー

温泉でもお話した「パイプのけむり」にいざ入店。

クラシックな落ち着いた雰囲気。
カウンターではおなじみのカクテルをカシャカシャとシェイクするナイス店員が勢ぞろい。
1人カウンターで飲みながら店員と何気ない会話をするのが
ドラマとかでの定番らしいが、今回は男4人なので奥のテーブル席へ。

さくら・さくら

まずはグランプリ獲得時のカクテル「さくら・さくら」を注文。

目の前でカクテルをシェイクして作ってもらえる。
さわやかなさくらをイメージした作品だが、意外にも飲むと度数が効いたかなりの本格派。これ一杯でもそうとう酔える。BARの雰囲気を楽しみつつのんびり頂く。

Dr.H

2杯目は名前で決め「Dr.H」にした。
説明書きにあった、3種の薬草をベースに・・・に惹かれた。
食べ飲み疲れた胃にやさしく入ってくれる感じだ。

帰りは会計後にエレベーターまで店員さんがお見送りのサービスあり。
さすがこのあたりしっかりしているな、とレベルの高さに感動する。
男4人でもさわやかに出迎え、送り届けてくれるカクテルバーに乾杯。

その後、知人の一人が
どうしてももう一軒カクテルバーに行きたいんだ!
と熱い想いを秘めていた。
マスターとカウンターで飲むチャンスを与える?べく、
私は1件目でリタイアし、帰路につくことにした。

そして知人は一人で宇都宮の夜の街へ、歩を進めていった・・・。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?