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『かき氷』は学べる

note初投稿になりますので、少しだけ前置きを。
定期的に発信をするなんて大それたことはできないので、不定期で気になったことや思い立ったタイミングで今後更新をしていこうかなと思います。ずっとnoteは見ていたのですが、アカウントも持たず、パーソナライズもされずにここまで来てしまいましたが、その辺の話はまた追々していこうかなと。

さて、本題です。
先日、昨今流行っている「ちょっと豪華なかき氷」を食べる機会があったので、ふと思い立って投稿をしてみました。初投稿が『かき氷』ってどうなの?と思いながら、久々に文章を書いてみようと思います。


■名古屋名物「きしめん」


『かき氷』を食べる前の前段できしめんについて少し書きます。
名古屋の名物と言われるきしめんですが、なんのなんの、全然名物でもないし、わざわざきしめんを名古屋に食べにくる人はほとんどいないのではないでしょうか?私もきしめんが心から好きと言えません。
ただ、ここのきしめんだけはおススメしたい。「東山 ニコ天」。
昔は熱田の千年という場所にお店がありましたが、リニューアルした今は東山動物園のすぐそば。記述した通り「気が向いたらきしめんでも食べるか」ぐらいの私ですが、きしめんを食べるならわざわざこの店に行かないと気が済まなくなっているぐらいには、おいしいきしめんを提供してくださる店舗です。特に出汁が絶品。もちろん麺も幅広きしめんなので「うどんとは違うんだぞ!」というきしめんを味わえます。
私は天ぷらきしめんの大盛りを注文し、2,000円を支払いましたが、とにかく旨いきしめんが食べられた満足感と「大盛りは多すぎだろ……」という満腹感に襲われつつ、その日はお店を後にしました。

東山ニコ天
https://tabelog.com/aichi/A2301/A230107/23079034/
※写真を撮り忘れました……ので、写真は他の方のを検索してご覧ください。


■ちょっと豪華な『かき氷』


もとよりかき氷を食べるなんてあまり考えない私ですが、誘われたので覚王山にあるかき氷専門店「神乃氷」というお店にお邪魔しました。このクソ暑い時期に20分ぐらいお店の外で待ち、期待も体温も高まったところで入店。心の中で思ったことは「え、かき氷ってこんなに高いの……」でした。笑
私は「抹茶ミルク金時」を注文しましたが、価格は1,500円。先に紹介した天ぷらきしめんと同じ価格……昨今のかき氷事情に驚きつつも着席し、かき氷が運ばれてくるのを待っていました。そしたらどうでしょう、私も20分待った身ですが、それ以降も絶えず人が入れ替わる、入れ替わる。「みんなわかってる?一番安いのが1,500円で、高いのは3,000円に届きそうだよ……?」と内心で思いながら、女性同士やカップルがどんどん注文していきます。「いやまさに『水商売』……」なんてことを内心では思っていました。
運ばれてきた『かき氷』はそれはそれは大きく、男の私でも少し躊躇する量がありましたが、暑い中待ったこともあり、ペロリと平らげてしまいました。蜜もたっぷりかかったかき氷は子どもの頃に追い密をしなければいけなかったかき氷とは異なり、とても美味しい理想のかき氷でした。「やっぱり夏はかき氷」なんてこと思ったり、思わなかったり。

かき氷専門店「神乃氷」

1,500円の『かき氷』 抹茶ミルク金時

https://www.instagram.com/kaminokori/


■『かき氷』がくれた教訓


人間、食べたいものを食べればいいと私は思います。食べ物も結局個人の嗜好があって、好きなものも嫌いなものも人それぞれ。
そして『かき氷』がある空間ごと楽しむ。原価なんて関係なく、空間ごと楽しむことは飲食店の醍醐味だと思いますので、そんな『かき氷』に皆さんはお金を出すのでしょうね。

私に興味がなかろうが、そんなのは関係なく『かき氷』に価値を見出した人が食べるものであるということ。もしかしたら、初めてデートする女の子が「かき氷」が好きかもしれない。「かき氷」を食べつくした友達同士でリピートしてるかもしれない。奥さんのご機嫌を取るために『かき氷』を選択したのかもしれない。

「ちょっと豪華なかき氷」は、そんな当たり前のことを当たり前に教えてくれたのです。ありがとう『かき氷』。私はまた一つ他人に優しくなれそうな気持になりました。

そして私は『かき氷』に目もくれずに、また「きしめん」を食べに行くことでしょう。

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