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【事業承継型M&A譲渡相談】50代前半 電気通信工事業経営者

今回は、実際の譲渡相談をノンネームベースでどのようなご相談があったか、どのような選択肢を提示させていただいたかについて投稿させていただきます。

【社長のご状況】

・地場で30年続く電気通信工事業
・2代目社長であり、15年程前に父親である先代より事業継承
・娘さんは結婚しており、婿は電気工事業にて勤務

【相談経緯】

①後継者については娘婿を考えていたが、継がせる不幸もあるということで、継がせない方針となっていた
②毎日現場に出ており、きちんと考える、相談するきっかけがなかった
③時期を見て廃業ということも考えていた

【お伝え事項】

①後継者候補はいるものの、継がせる不幸というのは仰る通りで、従業員の雇用の継続、取引先への供給責任、会社の更なる発展のために、第三者への承継割合が直近増加しており、一般的な選択肢となっていること(以下、中小企業庁、小規模企業白書一覧、概要参照)
https://www.chusho.meti.go.jp/pamflet/hakusyo/2021/PDF/2021gaiyou.pdf

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②現場近くでの打ち合わせや、休日でのご面談の対応も可能。社長が動けない分、M&A仲介会社が動き、第三者承継の選択肢を探っていける
③廃業してしまうと、従業員が路頭に迷う可能性がある。従業員の家族も不幸になる。

【反応】

・廃業ではない方法で、事業承継を考えられるのであれば、ありがたい
・ここまで一般的な方法になっていることは知らなかった
・社名の存続、取引先への供給継続、従業員の雇用の維持はありがたい
・休日対応含め、ご対応いただけるのはありがたい

以上のようなご面談となりました。
引き続き、どのようなご相談が多いのかを発信してまいります。

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