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抱き合わせなんだろう、孤独と自由はいつも

自由=孤独、この図式はよく目に、あるいは耳にすることが多い。大好きなこの曲でも歌われている。

勘違いしないでね、別に悲しくはないのさ
抱き合わせなんだろう、孤独と自由はいつも
the  pillows 「ストレンジカメレオン」

ところが今まで、いまいちピンと来ていなかった。

つい最近、40歳以上年上の、ノーベル賞を取るかという大先輩Y先生から「若い研究者へのメッセージ」を拝聴する機会があり、初めて腑に落ちた。

若者は、孤独で不安でなければなりません。
それが自由であるということです。
例えばボスが、あなたの決断に対して「イイネ」と言う、その一言であなたは安心してしまうのです。
それではいけない。
それはボスの意見から自由になれていないということです。
あなたが真に自由なら、孤独で、不安であるはずです。

目から鱗が落ちた。
私はこれまで、何か決断したことに対して、同意してくれる人を求めて安心したがっていた。
その相手が自分より年上で、立場が上で、経験豊富であればあるほど、安心していた。

…ダメじゃん。
結局それは、自分の決断を誰かのせいにしたり、裏付けを他人に求めていたり、といった甘えに他ならない。

みんなが賛成して応援してくれるような道に進むべきだろうか?…違うだろう。
自分の決断を誰に反対されようと批判されようと、自分が良いと思った方向に進むべきだ。

裏を返せば、思い切った決断をした時に感じる不安、それはポジティブなものなのだと。
自分が自分の責任で決断をした証拠、自由である証拠なのだと知った。
きっとY先生のメッセージが、この先の自分の人生を支えていくのだと思う。

Do you... do you wanna be freedom?
どんな明日も恐れずに
傷つくばかりのLonly heart
ブチコワセバイイ
V6「自由であるために」

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