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3年ぶりの海外出張記〜楽しい楽しい2日目3日目〜

前回に続いて海外出張記です。この記事だけ読むと、何をしに来たのだろうかという気持ちにもなりますが、仕事で来ています。

3:30起床

疲れているはずなのに、3:30に目が覚めた。いわゆる時差ボケってやつですね。このまま朝型人間になれるか?!と少し期待。午前中にある講演の準備をしなきゃなぁと思いながらグダグダして、買ってあったマンゴージュースを飲んでバナナを食べた。5時すぎに講演の準備を始めると猛烈に頭が痛くなった。これも時差ボケか。。。そんなこんなで準備が進まず3:30に起きたのに出発ギリギリになった。

MacBookはHDMIが繋がらない

この4月に職場を変わると同時にMacユーザーに成り代わったのだが、早速Mac初心者ぶりを発揮してしまった。プロジェクターのHDMIが刺さる穴がMacBookにはついていない。そんなことも知らずにMacBookだけ持ってきた私。上司が半ば呆れながらコネクターとポインターを貸してくれた。おんぶに抱っこが過ぎる。

ターキーとクランベリーのコンボ

講演会が無事終わり、ランチへ。好きなものを食べて良いと言われ、メニューを解読してターキーサンドを頼むと、クランベリーソースがかかっていて斬新だった。サンクスギビングで定番の味らしい。

ザックはホスピタリティーの塊

ここから先方の先生(ザック)が怒涛のホスピタリティーを発揮する。車で30分ほどの観光地、Grouce mountainに連れて行ってくれるそうだ。昨日のバスの運転を思い出して身構えたけれど、驚くほどgentleな運転で無事山の麓に到着。

ゴンドラチケットを買ってもらって山頂へ。山頂は2℃と聞き、春の格好でやってきた我々が顔を見合わせると、ザックはウィンクをしながらトランクを開け、しこたま防寒着を取り出した。革ジャン、スキージャケット、手袋、ニット帽、、、至れり尽くせり過ぎやしないか。185cmはあるザックのブカブカの革ジャンは、とても暖かかった。

マジでクマがいた

山頂は分厚い雪が残っていた。見下ろす街並みが綺麗でしばし写真を撮るなどし、奥へ進んでいくと、道にクマの足跡のような物がペインティングされていた。ザックが「クマがいるからね」と冗談めかして言うので、いやいやペイントでしょと。正直動物園にはよくある演出だし、子供騙しの足跡だと流していた。ザックが「後で見に行こう、デカいよ」と言うので、せいぜい日本の自然センターとかにあるような剥製的なやつを想像して歩いていった。…そしたらマジでクマが飼われていた。しかもデカい。近い。人間が近くで写真を撮っても気にも止めずに地面の草を貪っていた。草食なのかい、と思った。

疑って悪かったね

シーザーというカクテル

山を満喫した後は海の見えるシーフードレストランに連れて行ってもらった。非常に残念なことにクラフトビールタップが故障していてバドワイザーしかないと言われて、珍しくカクテルを頼むことに。ザックのイチオシのカクテルはシーザーというやつで、説明を読むと「エビ、トマトジュース、タバスコ」などと書いてある。この土地オリジナルのカクテルということだが、ちょっとよく意味がわからない。どう考えても美味しくはないだろうと思うが、ザックは好きなんだって。「僕は嫌いな食べ物は無いんだ」と得意げに言った。私は無難にお店のイチオシマンゴーモヒートをオーダー。隣に座っていたSさん(一緒に参加した日本人)は果敢にもシーザーを頼んだ。

運ばれてきただけで、隣の私の席まで香るシーザー。一口目を飲んだ時のSさんの顔はしばらく忘れない。気を遣ったザックが無難な感じのカクテルを追加で注文していたが、Sさんは鼻に脂汗を浮かべてシーザーを飲み切った。

エビときゅうりが乗っている

ラビオリとプチトマト

メインディッシュはエビとロブスターのすり身が入ったラビオリを注文した。とても美味しかった。ザックも同じものを頼んでいたが、乗っていたプチトマトは全部残していた。嫌いなものは無いんじゃなかったかなと思ったが、突っ込まないでおいた。

見返りを求めて、もてなしてくれたわけじゃないだろうけど

ザックのジェントルな運転でホテルまで送ってもらい、お土産の抹茶だんごを渡した。大層喜んでくれたが、ここまでしてもらった圧倒的接待に対し、空港でシャッと買った1000円のだんごを渡すのは非常に気が引けた。次からはもっと良いものを買っていこう。

サンセットチャレンジ

ホテルに着いたのは20:30だったがまだ空は明るく、今から浜辺に行けばサンセットが見れると思い立った。地図上では徒歩18分。しかし私は忘れていた。浜辺とは、標高の一番低い位置にあるものだと。林の中の階段を下っても下ってもたどり着かない。これを後から上るのかぁとナーバスになりながらも引き返すわけにもいかず、ひたすら下った。

結果、サンセットは雲に隠れて見えなかった。

夕焼けが綺麗だったので良いことにする。

朝型生活は夢と散る。

翌朝、目覚めて時計を見ると、8:30だった。時差ボケ、1日で終了。なんてこった。

SUSHI TACOS

上司と合流しバスで市街地へ移動。夕方早めの会食があるので早めに昼ごはんということで、レストランへ。上司はお店のオススメであるエッグベネディクトをチョイス。トーストの上に卵が丸々二個とアボカドとエビ、それにポテトも乗っている。私はバスと電車を乗り継いで、とてもじゃないけどそんな気分にはなれなかった。目を皿のようにして見つけた、メニューの中で1番あっさりしてそうな食べ物、それがSUSHI TACOS。名前で出オチ感がある。

普通に美味しかったし、お腹に優しかった。

4時間の潰し方

昼食を終えて12:30。会食は16:30。この間の予定は2人とも何もなかったので、仕方なく街を歩き回った。途中、教会に入ってみると民族衣装の人たちがワラワラ入ってきたり、突然スラブ街みたいなところに入ってしまって焦ったり、中国庭園を眺めたりした。

喜んで良いのか?

会食は良い感じのステーキ屋さんだった。初めてパーソナルに喋る目上の人に「もっと真面目な人だと思ってた」と言われた。

シーザー、再び。

二次会はホテルのラウンジに移動した。みんなが思い思いの飲み物をオーダーする中、Sさんが「シーザー、プリーズ」と言った時は耳を疑った。曰く、ホテルで飲んだら違う味かもしれないから、だそうです。

キングサイズのベット

3日目からのホテルは家族で住めそうなほど部屋が広く、ベットもキングサイズだ。なんとなく落ち着かなくて、端っこの方に収まってみるも、全然寝付けなかった。身の丈に合ったものが良いね。

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