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人生初めてのお笑いライブに行ったってさーーー!

3年余り配偶者と同居した後に関西に単身で移住した。久しぶりの一人暮らしの寂しさから、お笑いにハマった。推しはオズワルドの伊藤さん。昨日ベッドに寝転んでTwitterを眺めていると、あるツイートが目に止まり、

なんとまだチケットがあるという。オズワルドのライブはずっと行きたいと思っていたけれど、これまでチケットはいつも売り切れていた。勢いでポチッとして、本日、行ってきた。興奮が冷める前に、お笑い初心者の感想をここに記す。

初めての祇園花月

会場に入ってびっくりしたのは、女性の多さ。体感七割女性だった。お笑い好きって男の人が多いものだと思っていた。出演メンバーの問題?

直前に取ったので席は後ろの方だったが、会場がそれほど大きくない上に傾斜があり、見やすかった。椅子も座り心地良し。

ジャニーズと違い開演前は撮影OK

定刻に暗転し、オープニングムービーが流れる。思ってたより本格的?と思いきや、出演者6人の写真がバーンっと出た時に(ちょっとV6を思い出した)、6人中4人がマスクをつけてたので笑った。

出演者6人が出てきてオープニングトーク。早速オープニングムービーのマスクへのツッコミが入るなど、開始1分もしないうちに会場が笑いに包まれた。プロ、すげー。

その後、漫才の披露順を決めるためのくじ引き を引く順番を決めるためのゲーム の順番を決めるためのジャンケンから始まり、漫才の順番を決めるのにかなり時間をかけていたが、その一連がコントかと思うほど面白かった。台本、あったんですか?

いよいよ、ネタ。3組で2ネタずつをぶっ通し。お目当てのオズワルドはトップバッターと5番目だった。この1ネタ目がいきなり、1番観たいと思っていたものだった。このネタが始まると分かった瞬間の心の踊り方ったらなかった。心、ブレイクダンス。YouTube公式チャンネルが上げていた過去の動画よりも何段階も進化していて、終わり方が秀逸で鳥肌がたった。もう今帰っても良いとすら思った。大満足。

2番手はコウテイ。私の個人的な好みとしては動き回るものより静の漫才だが、コウテイのネタはこちらの予測を裏切る笑いを随所に入れてくるので結構笑えた。

3、4番目は2ネタ続けてカベポスター。声質と喋り方と間の取り方、結構好きだった。連続の出番だったのが、本人にもファンにもちょっとかわいそうだったかな。

5番目のオズワルドはYouTubeで何度も観たネタだったが、だいぶ改良が加えられていた。…一瞬で終わった。3組とも同じ長さのネタをやっているはずなのだが、特に好きな人たちの出番は3分の1くらいの短さに感じる。

6番目のコウテイの2ネタめもかなり笑えた。かなり細かく仕込まれていて、渾身のネタなんだろうなと思った。

後半はコーナーライブという、テレビのバラエティのようなことを舞台でやるというものだった。くだらないことをしているはずなのに、めちゃくちゃ笑った、面白かった。芸人さんのお仕事は、これまでバラエティ番組や漫才のネタしか見たことがなかったが、また違った見え方だった。とにかく瞬発力がすごい。くだらないことをしながら、頭はフル回転してるんだろなと感じた。

3組が互いのキャラクターを把握していて、全員の面白さが生きるような、即興の舞台が作られていくのは、バスケットボールのオールスターゲームのようだとも思った。

最後に1人ずつM-1準決勝への抱負を言ってご挨拶。終わって時計を見ると、開始から1時間半経っていた。飽きるタイミングは一瞬もなく、終始笑っていられた。満足感、半端ない。ホクホク顔で帰路についた。感想を語り合う相手がいないのがちょっとだけ寂しかった。

帰宅して、余韻に浸りながら、今日のネタを復習しようと思ってYouTubeをつけて、衝撃を受けた。オズワルドがやったネタ、2つとも公式チャンネルから消えていた。ということは、今年のM-1準決勝、決勝でやるのか、あのネタを。そう気づいて鳥肌が立った。このネタでオズワルドが優勝する未来が訪れますように。

スポーツも芸能も、生で観るで限る。改めてそう実感した1日だった。実は2週間後のライブチケットも持っていて、今度はぼる塾を観に行く。楽しみ!

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