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不惑なサラリー女子

不惑です。
自分では全くそんな気はないのですが、気がついたは『不惑』を迎えていました。

ふわく【不惑】
1 物の考え方などに迷いのないこと。
2 《「論語」為政の「四十にして惑わず」から》40歳のこと。
出典|小学館 コトバンク

私、節目の年の不惑です。
長いと思っていた人生ですが、40歳になった私も、そろそろ折り返し地点に差し掛かってきています。

独身である以上、ひとりの老後もどうやって生きていくか、ちゃんと考えなければなりません。

おかげさまで、心身ともに健康だったり、趣味のジャニーズオタク生活も板についているため、毎日楽しく生活しているワケなのですが、先日発売されたV6の『Beautiful World』を聴いて、我にかえったことがありました。

V6の新曲、『Beautiful World』に収録されたカップリング曲でトニセンが歌っている『不惑』という曲があります。

メンバーである井ノ原快彦さんが不惑を迎えたこともあるのでしょうか?
トニセンが同世代の私たちにむけた応援歌を歌ってくれています。

不惑
作詞:堀込高樹(KIRINJI)
作曲:Nicklas Eklund/Kevin Borg/Susumu Kawaguchi

これまでのトニセンは、なんとなく昭和歌謡曲のイメージが強かったのですが、今回はDTMのおしゃれな電子音と疾走感に溢れた素晴らしい楽曲となっています。
また、歌詞の内容がトニセンの伸びやかで明るい歌声と重なるとどこか物悲しく聴こえ、トニセンの持つ『哀愁』という雰囲気にぴったりなのです。

なんでしょうかね?
坂本さん長野さん井ノ原さんの3人が揃うと、どうも哀愁が漂っちゃう感じ、むしろそこが好きなんですが、20代の頃からずっとそんなイメージがあるんですよね。

そんなトニセンの『不惑』の歌詞の中に、こんな一節があります。

僕は今、求めてた未来(あした)とは違う
偶然の幸せを手にしてる
不満なんてないけれど
でも ああ

希望や夢
そんな響きに酔えなくなっているのに
前の日の酒がまだ抜けない

世代なのでしょうか?
私にはこのフレーズがストンと胸に落ちていきました。

20代後半〜30代前半の若い頃に描いていた未来とは全く違うけど、現状に不満なんてないんです。
自分の能力の限界や、そのキャパの中で頑張る方法もなんとなくわかってきて、感情に折り合いがつけられるようになりました。

だからこその『でも』。

エスカレーターの片側を
急いで駆けあがって
得意になっていた俺
仕事、出来ますって感じで

体力しかなかったあの頃は、ただ前を向いて走り続けていました。でもいつからなのか、諦める事を覚え、期待をしなくなりました。
決してやる気がなくなったわけではないのです。
心に余裕ができて、ムリをしなくなったんだと思うのです。

だからこその『でも』。

ラッキーな事に、私の中でも眠らせていた感情が、喚び醒まされる出来事がありました。
仕事において「本気でもがく」機会に恵まれたのです。

「本気でもがいてみればいい」と
滞った血を滾らせたい
もう一度

大きな刺激により、私の毎日が楽しくなってきました。血液サラサラの毎日です。
悔しくて泣き噦ることもあるかもしれません。
でも、そんな感情をもう一度味わってみたい。
疲れるけど。

#V6 #ジャニーズ #beautifulworld #不惑

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