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『体幹強い』とみんな言うけど…

こんにちは。

こちらの記事はオンラインスクールの投稿を加筆修正したものです。
オンラインスクールは面白い情報ありますので遊びに来て下さい。

 
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さて、今日は『体幹強い』ってみんな言うけど…です。

言葉って意識と同じで、言葉があるから行動出来るけど言葉があるから間違ってしまう部分もあるよね。


これは言葉を使うとかつくる側の人間だからこそ解る部分です。
 

ところで体幹強いってなに?


ぼくの中でよく解ってないのが『体幹強い』という言葉です。

解ってないというより、腑に落ちてないという方が正しいです。しっくり来てない。(一応専門家なので理解しているのですがみんなの使い方にはよく解ってない)

 

みんな普段着としてこの言葉を使っていますがどんな意味ですか?とかどんな状態ですか?って言われても曖昧な感じだと思うの。

 

フィジカルコンタクト負けたり試合に負けたりすると、

とりあえず、

『体幹強く』らしいぞ!

それなら、体幹トレーニングだ!
 

となり、筋トレしていたら強くなるだろうと行動しています。
 

ようは、目的がいい感じの玉子焼きみたいにフワッとしているのに行動だけは凄く明確なんですよね。
 

みんなは、体幹強いって、何がどういう状態になったら強いとみなしてるのでしょうか?

体幹強いかどうかは、倒れるか倒れないかの判定基準な気がしています。

体幹って体の中心部分なのに、脚で踏ん張って倒れてない場合も体幹が強いになってるのは変な感じと思いますぜ。

 

体幹トレーニングの良い悪いとか必要不必要という論争ではなくて、

【体幹強いという言葉からの行動ではないのか?】

というところを言いたいのでげす。

 

『体幹強い』


から連想される状態として、


・当たりが強い

・倒れない

・バランスがいい

・胴回りが太い(ここは一般的に言われてない気もする)

・軸がある

 

がありますかね?

 

体幹強いとキレが出るというのも言われていますが、それもフワッ×フワッという曖昧な生クリーム状態な気もします。(『キレ』ってなんだ?的なやつね。ぼくは理解しているけどまぁ全然カジュアルに使えばいいと思ってるけどね)
 

ぼくも伝わりやすいかなと思ってそういう言葉を使ったりはするけどね。

伝わるのが一番だからね。


ネイマールや羽生結弦選手は体幹弱い?


倒れない選手を見て『体幹強いね!』と言い、倒れる選手を見て『体幹弱いね!もっと体幹トレーニングしないと!』みたいな感じで言われている気がします。

多くの場合でね。

 

揚げ足を取るみたいな感じですが、

 

ネイマール結構倒れていませんか?

でも、ネイマール体幹弱いというイメージもないですよね?

ネイマール倒れるのは演技だからと思うかもしれないですが、事実としては倒れているのですよね。


だから、選手の雰囲気とかイメージで体幹強いとか言ってない?(見た目やみんながその選手を強いと言ってるからそう言っておけば間違いない的なやつ)

 

スケートの羽生結弦選手はバランスは超絶良いと思いますよね?

あんだけ飛んで回ってるから体幹もありそうですよね?

でも、羽生選手とサッカー選手がコンタクトしたら羽生選手が倒れそうじゃないですか?
 

体幹強くても倒れるのですよね?

 

これ説明出来ますか?


 

これは単純に体重差が大きいと思うんですよね。

あとの大きな要因は、身体の使い方や意識の部分もあると思いますけど。

  

身体の使い方や意識で言えば羽生選手も良いと思います。当然ですけどね。
 
 

ですが、特に意識で違いが出るのですよね。
 

スケートで使う身体の使い方の意識とサッカーで使う身体の使い方の意識が同じはずはないです。

 

 

スポーツ違えば身体の使い方の意識が違うので他のスポーツが100%でサッカーに活きるわけではないし、違うからこそトレーニングに入れる意味もある部分もある。
 

 

話が少しずれたけど、『体幹強い』という意味合いは色んな解釈というか色んな意味が含んでいるのに言葉や行動が一つというのはそれはどうなんだい?とか思うの。

 
不思議だと思わないのかね?


コンタクトやバランス


シンプルに考えて、


コンタクト強くなら、体重の部分はあるし、身体の厚みや長さ的な部分も関係するしね。
身体ツールの話になるよね。

骨が太いと筋肉着きやすい。

身体の使い方や当てる角度やタイミング次第でコンタクトの強さって変わるしね。

 

ちなみに、筋トレする時に『強く!』とみんな思ってるけど、

『強く!』は状態じゃなくて、
『結果』だからね。

 
筋トレの目的は『筋肉量を増やす』で、
その結果コンタクトで勝てるようになり『強くなったぞ!』なんですよね。

 
凄い間違ってるわけではないけど、なんかちょっと惜しい気分になる。
アーティストが定番の名曲をめちゃくちゃアレンジした時と同じ気分である。

 

バランスが良いというのは、脳の部分だったり筋肉や皮膚の感覚だったりするのよね。
 

重心を感知する能力が高いかというところで言うと、

筋肉が柔らかい方が重心を感知しやすかったりそこからの反応が良かったり、相手が当たった時にいなせたりというのも出来る。

結果的に体幹強いみたいな状態になるよね。

 

バランスで言うと、ピタッと止まることやバランスボールやバランスボードで倒れないことと思いがちだけど、全てがそうじゃないのよ。

 

そもそも、ピタッって止まる必要あるのか?とか倒れそうなのを倒れないのはただ踏ん張る力が強いだけじゃない?とか思います。

重心低くて踏ん張るのがサッカーで強いとは違う気がする。

 

胴回りが太くなるのは、アウターマッスルとインナーマッスルがあって、大腰筋(インナーマッスル)が使えた事によっての胴回り太いが良いよね。

 

軸の意識(筋肉の大小とは関係ない)があると重心感知や反応が良く、身体の使い方も良くなるから結果的に体幹強い状態だぞ。
 

子どもなのに強い、細くても弱くないという選手は軸によるものが大きいと思います。

  
 

言葉があるから行動を取れる場合あるけど、それで上手く行く時と意味を履き違えてしまう場合あるよね。


気を付けようね~


ありがとうございました!
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松井

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