見出し画像

子どもからの不定愁訴に対して毎回伝えていること

今は朝の九時半。
子どもは普段なら幼稚園に行っている時間ですが、その子どもは今ベッドで横になりつつ私にちょいちょい茶々を入れています。
朝ごはんを食べて着替えて幼稚園に出発する直前で”頭が痛い”と申告があったため幼稚園におやすみの連絡をして今に至る次第です。

タイトルの"不定愁訴"という言葉の意味は”明確な原因は不明だけど、体調が悪いことを口に出すこと”です。
字面はすごーくネガティブな雰囲気漂う言葉ですよね。

世の保護者の方々は子どもが申告してくる体調不良で悩んだことがあるんじゃないでしょうか?
頭が痛い・足が痛い・お腹が痛い・気持ち悪い・吐き気がする。。。
直前までは元気そうに見えたのに突然体調が悪いと言われて戸惑ったことが、少なくとも私はたくさんあります。
病院に連れて行ったこともあれば、まだ時間があるからご飯を食べて様子を見てたら治ったこともありますし、そのときによって対応と経過は様々です。

ですがこれだけは毎回おこなっている事が1つあります。
それが「教えてくれてありがとう」と子供に伝えることです。

私の両親は共働きで、子どもが朝から体調が悪いことを申告すると露骨に嫌な顔をされ、「じゃあどうすんの!学校行くの!?行かんの!?」と問いただされたものでした。
私にとってこの体験はほんとによくなかったなぁと思います。
勉強で分からないことがあっても聞いてはダメじゃないか、悩みがあっても伝えたら嫌がられるんじゃないか、相手の時間を奪うだけなんじゃないかと考えるようになってしまいました。
相談した結果が恐いのではなく相談すること自体に罪悪感を私は感じるのです。

そんな自分のように育ってほしくなかったですし、体調が悪いことを自分で認識して相手に伝えられることは尊敬すべき能力だと思っています。
加えて、体調が悪いことを私に伝えても大丈夫だと思ってくれていることが嬉しいんです。
パパには言っても怒ったりしないから大丈夫!という心理的安全を持ってくれていることって単純に嬉しいですし、安心します。

これからも思ったことを率直に何の不安も無く言える相手として子どもを支えていきたいと思います。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?