令和版:新聞配達のススメ

社会人になり会社に勤めて思ったこと、
「大学時代より収入少なくなってるやん。そうだ、副業始めよう。」
そうして誰にもバレないであろう新聞の朝刊配達を始めて早10年が経ちました。
(ちゃんと確定申告はしてます。)
最初は月4万円程度の給料でしたが今では月12万円ほどいただいています。

最近はコロナの影響で図書館にも行けていないので、(ネタがない)
「令和になっても新聞配達って有益じゃないのか?」
と思える私が感じている新聞配達の良い点や悪い点を挙げてみたいと思います。

良い点

① 一定の収入が見込める

・フリーランスで働くと仕事量や納期に振り回された挙句収入が安定するまでに時間がかかるが、新聞配達ならその心配はない。
・仕事に慣れれば配達時間は短くでき、配達部数も多くしてもらえるため収入は頑張るほど上がる傾向にある。

② 行くだけで無料で読めるものがたくさんある

・本紙だけでなく経済新聞や英字新聞に小学生用の新聞に加えて、他紙もあったりするので、大抵の新聞は毎日読み放題。
(他紙の配達員の人と予備紙を交換してる)
・折り込みチラシも読み放題。
(とは言っても必要ないチラシが大半なので仕分けるのが面倒。)
・過去に新聞社が発行した書籍も事務所に置いてあり、待ち時間にいくらでも読める。

③ 事務所の居心地が良い

・コーヒー飲み放題
・冷暖房完備
・Wi-Fi完備(上り下り共に150Mbpsくらい)
・個人ロッカー完備

④ 人付き合いが好きな人も嫌いな人も居心地が良い

・話すのが好きな人は待ち時間に事務所で色んな経歴を持ってる配達員の人と話せる。
・話すのが嫌いな人は配達時間に出社して配達だけして帰宅したらいい。
配達中はもちろん1人で気楽に配達できる。

⑤ ついでに買い物ができる

・配達ルートにドンキホーテや西友など24時間開いているスーパーや量販店があるため、日常の買い物を仕事帰りに済ませられる。

⑥ 休みも申請すれば取れる

・基本的には毎日出勤ですが、2週間くらい前から申請していればちゃんと休みをくれます。加えてお葬式などの突発的な休みが必要な時もしっかり休ませてくれます。

悪い点

① 天気によってモチベーションが大きく左右される

・晴の日→一路順風
・雨の日→雨合羽で蒸れる・バイクの速度も相まって顔に雨が当たって痛い・長靴で走りにくい・新聞をラップする時間と手間が増える・特別警報が出ても休みにならない
・雪の日→雨合羽で蒸れる・バイクの速度も相まって顔に雪が当たって痛い・長靴で走りにくい・新聞をラップする時間と手間が増える・大雪でも休みにならない・路面が凍って命の危険を感じる
・霧の日→前が見えないくらい霧がかかって命の危険を感じる・雨が降ってないからと言って雨合羽着ないとずぶ濡れになる

② 命の危険がある

・10年働いて3回交通事故に遭った。一番ひどかった事故は雪の日にスリップした車に後ろから轢かれたこと。あとはタイヤがパンクしてコケて骨折。
・2〜3ヶ月に1度配達員が死亡したという不吉な張り紙が事務所にされている。

③ アクシデントがつきもの

・月に1回くらいの割合でタイヤがパンクして迎えが来るまで待ちぼうけになる。
・新聞が足らなかったり余ったりして周回することがある。
・酔っ払って倒れてる人を見つけて介抱しないといけないことがある。(水を買ってきたり警察に連絡したり)
・新規の家に配達に行ったら場所が分からない。
・たまに怖い現象に遭遇することがある。(気のせいだと思い込む)

総括

総括すると副業としての新聞配達は有り寄りの有りではないでしょうか?
中でもコーヒー飲み放題でWi-Fiも完備されているのはありがたいですし、普段リモートワークで人と接しない分、外に出て運動にもなりますし人と直接話せる機会を作れる上早起きの習慣もできて一挙両得ならぬ一挙四得以上のメリットがあると思います。

最後にお願いです。
新聞記事への批判は新聞社に対してお願いしますね。販売店に言われても何も出来ませんので;

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?