見出し画像

わたしの沖縄案内実録 vol.2

2020/10/29 the.  day2  

沖縄旅2日目 本日の予定 (北部エリア)
7:00   ベランダで朝ごはんをたべよう
8:30   北部へ出発
13:00  smile spoonという名の天国でランチ
15:00 古宇利島ドライブ
17:00 フクギ並木散歩、夕日もみれたらいいな
19:00 宿にチェックイン、楽しみだねお寿司!


ふつか目の朝。6時に起きて準備を開始する予定が、案の定7時過ぎに目が覚めました。出だしからプラン通りにはいきませんが、いいのいいの〜。ぐっすり眠って目覚め最高だね!カーテン開けたら晴天!最高の沖縄日和です。

7:30 ベランダでパンケーキを食べる


キッチンに立って、パンケーキを焼く。
この間北野エースで完全にビジュアルにやられて買ったパンケーキミックス。めちゃくちゃかわいくない?このパッケージの写真みたいに重ねて食べた〜い!と思って買った。んだけど、わたしの技術では全然こんなふうにはならず...。パンケーキ焼くの特訓したい...。

画像1


ベランダにテーブルと椅子を準備して、不格好な(ところも愛おしい)パンケーキたちを並べてモーニング〜!この時期の朝夕はほんとに涼しくて過ごしやすい...最高だ...。

ぺちゃくちゃ喋って、朝ごはんたべて、「ネイルするか〜!」となり部屋から持っているネイルポリッシュ全部持ってきて、お互いすきな色選んでふたりで塗り塗り。たのしいな、たのしいな〜!幸。


画像1


そんなこんなしてたら、9時。予定ではもうとっくに出発してる時間だけど、まだ準備もしておらずな二人。「なんくるないさ〜!」って言い合いながら準備開始。


高速道路を走って恩納村に向かう。ひさしぶりに万座毛に行くと、新しい建物が出来てすごく整備されていた。象の鼻に似た奇岩とエメラルドグリーンの海を眺め、「やっと沖縄って感じがしてきた!」。ぐるっと散歩道を一周して、飲み物を買って車に戻る。

12:00 A&Wでルートビア休憩


画像3

そこからは58号線(通称:ゴーパチ)を北上して、名護市へ。途中、A&W(エンダー)に立ち寄る。名物、ルートビアをぜひ飲んで欲しかったのだ。ルートビアをふたつ注文する。レジ横にちょこんと座ってるマスコットキャラクター:ルートベア(いま名前知った)も、ちゃんとマスクしてる。

画像6

茶色いシュワシュワのルートビアを一口のんだ彼女、顔をものすごくしかめて「湿布だ〜!病棟のにおいがする...」。でもね、これがクセになるのよ〜。(なんとルートビアはおかわり自由!)わたしはルートビアめちゃくちゃ好き...。ちなみに、わたしがエンダーでいつもたのむ定番メニューはこちら。迷ったらぜひ!

画像5

エンダーのフードも食べたいけど、きょうは我慢...。なぜなら、ずっと気になっていたお店のランチを予約してるのだ。


13:00 smile spoonという名の天国でランチ


名護市から本部町に入り、GoogleMapに従って森の中を進んでいく。え...こんな森の中...?と思いながら車を走らせていると、平屋のお店が現れた。お店の正式名称は【森の食堂 smile spoon】。ほんとうに森の食堂だ...!そして思う、「なにここ、天国ですか...?」。

青々とした芝生と、そよそよ揺れる木の葉、ちゅんちゅん鳴く鳥の声、木にぶら下がる手作りのブランコ。そして緑の中に静かに佇む、まっ白くてかわいすぎる建物...!

画像6

胸をときめかせながら店内に入る。あぁもうなんてこった、入り口のドアまでかわいい。予約している名前をいうと、お店のご主人が席まで案内してくれる。部屋の角の窓際の席に座り、外をみて思わずため息がもれる。窓からみえる庭の緑に太陽の光が反射してキラキラしてる。窓から入る風もきもちいい...。ここはもうheavenだよ絶対...。そうでなければ、ジブリの世界だ...。

画像7

あぁ...。店内も最高にかわいいではないか...。ランチメニューはAコースとBコースの2種類。わたしはA、彼女はBを頼む。

画像24

スープ、前菜とバケット、ライスとメイン料理、さいごにデザートと珈琲(もしくは紅茶)が運ばれてくる。ご夫婦でやっているお店で、奥さんと旦那さんが交互に料理を運んできて、料理の説明をしてくれる。明らかに優しそうなおふたりだ。

画像8

そしてどの料理もほんとうに美味しい...!心もからだも満たされるお店だと思う。ほんとうに、ほんとうに美味しいの!最後のミルクゼリーなんてほんとプルプルで島でとれた蜂蜜も美味しかったなぁ。なんとこれで1900円という驚き...。絶対にまた来ます(近所だったら絶対通ってた...!)


pm14:30  森の中のお菓子家へいざなわれ


ごちそうさまをして、車で約6分の場所にある、もうひとつの天国へ向かう。通称「森の中の小さな菓子屋 Himbeere」。himbeereとは、ドイツ語でラズベリーという意味らしい。かわいいなぁ。

またもや、森の中を抜けて「え?この道で合ってる?こんなとこにお店なんてある?」と思わせるような小道(というか雑木林)を進むと、これまた森の中にぽつんと佇んでいるお店を発見する。

画像25

車を停めて店内に入る。木枠のガラス扉を開けると、白い壁に木のカウンターテーブル。そこにずらっとかわいくラッピングされた焼き菓子たちが鎮座している。たまらん。なんだろうこの、ヘンゼルとグレーテル感。森に迷い込んだわたしたちが見つけたお菓子の家。ここの店主はほんとうは森の魔女で、おいしいお菓子でわたしたちを太らせて食べようとしているのでは...?と、勝手な妄想を繰り広げてしまうくらい、それぐらい魅力的なお菓子が並んでいる。

麻紀 がスケッチを共有しました 3

ほんとうはクッキーも他のケーキも買いたいところだったけど我慢して、わたしはチーズケーキ(¥320)、彼女は南瓜とクリームチーズ(¥390)を買い、無事にお菓子の家を脱出する。わたしはめっぽう、「森の中の〇〇」というフレーズに弱いのかもしれない。(自分の名前に木という文字が5つも使われているせいだろうか...)

お菓子の家の外にはかわいいこげ茶色の野良猫がいて、勝手にふたりで寅次郎と名付けて愛でた。


画像12

よそ者には媚びなんて売らないかっこいい寅次郎。


pm15:00 古宇利島をぐるっと一周ドライブ


Himbeereを出て、古宇利島へ向かう。屋我地島を経由し、古宇利島大橋を渡る。やっぱりこの橋を渡るときは窓を全開にしてしまう。「きょうも最高のブルーだね、君たちー!」と思いながら海と空のきれいさにテンションがあがる。

そのままぐるっと反対側のハートロックへ。大学生ぶりだなぁ、ハートロック。

画像12

車を停め、さとうきび畑(というか自生しているさとうきび?)の間を抜けて海へ。

どーーーーーーん!これがかの有名なハートロックだ!

画像13

(絶妙にダサい)


ハートロックと自撮り棒でどうにかスリーショットを撮っていると、観光できているご夫婦が「撮りましょうか?」と声をかけてくれた。旦那さんが定年退職して、沖縄にふたりで旅行に来たらしい。

「じゃあ、ハートつくってねー!」と旦那さんにポーズを指示されながら写真を撮ってもらう。「はい!チーズ!...あ、これ動画になっちゃってる?」と慌てふためく旦那さんに「もう!」と言いながら笑ってる奥さん。それを見て笑うわたしたち。え、めっちゃ平和〜。と、かわいいご夫婦に癒され、写真の撮り合いっこをしてバイバイしました。なんかほんと癒されたな...。

麻紀 がスケッチを共有しました 6

(ハートというかほぼひし形)


16:00 エンターテイナーな寿司職人が営む宿へ


早々に古宇利島にバイバイをして、そのまま宿へ向かう。今日の宿は、5年前くらいのブルータスを引っ張りだして読んでいたときに、みつけた宿だ。

画像15

画像16

さとうきび畑を抜けて「ペンションびせざき」と書かれた看板のある駐車場へ入る。

画像17

「すみません...!」とこえをかけると、この宿のオーナーの奥さん(かずよさん)が部屋に案内してくれた。白い漆喰の廊下を通り、部屋に入る。ドアの上に月の絵が描かれていてかわいい。

画像18

画像19

廊下には今までペンションに宿泊した人たちの写真が飾られていた。なんとなく眺めていると、その中に黒柳徹子さんが写っていた(なんと!)。後で知ったが、作家原田マハさんも、ペンションびせざきに泊まったことがあるようだ。

画像26

お部屋の中もなんだかかわいいー!他に畳の部屋もあるみたい。壁の漆喰も自分たちで塗ったそう。鏡の前で、記念にツーショット。(あやしい観光客シリーズ)

画像21

Himbeereで買った大切なケーキたちを冷蔵庫へ避難させる。結構連れ回してしまった。宿泊者が使える共通の冷蔵庫があるので、名前を書いて入れさせてもらう。

麻紀 がスケッチを共有しました 9

ケーキも安全地帯に無事避難出来たので、夕飯の時間まで「備瀬のフクギ並木」へ散歩に行く。宿からは車で5分くらいのところにある。フクギ並木は自転車やキックボードもレンタルできて、水牛に乗ることもできる。今日はキックボードに乗って颯爽とかけぬけていく女の子たちが結構いて、みんなミイヒちゃんに見えた。(niziuのmake you happuのMV見過ぎたせい)

画像24

フクギ並木から海沿いの遊歩道に抜けて歩いてると、おじさんに大きい声で「帽子似合ってるね〜!」と褒められた。(写真の真ん中に座ってるおじさん)

画像23

11月は日が沈むのも早いので、夕飯前にサンセットみながら座っておしゃべり。海風が気持ちいい。19時からの夕飯に間に合うように、宿に帰宅。ただいまー!

画像25

帰ってくると、宿の玄関の灯りがともっていた。(ペンションのアットホーム感伝わる?)さあさ、いよいよ楽しみにしていた、熊さんのお寿司だー!


(※この日はたまたまカウンター席が2席空いていて、ラッキーなことにカウンターの席に座らせてもらえた。予約ときにぜひカウンターを予約してね!)


この日の宿泊者は、わたしたち二人組・新婚旅行で沖縄にきているご夫婦・東京からきた常連客のご婦人の5人。もちろん初めましてなメンバーだが、エンターテイナー熊さんのおかげで場もすぐに和み、みんなでお喋りをしながら、熊さんが握ってくれるお寿司を楽しむ。


あぁ、沖縄でこんなに美味しい江戸前寿司が食べられるなんて...。

画像28

画像29

画像30

この黄金に輝く卵焼きが出てきたときには歓声があがった(!)


常連の東京から来たというお客さんが「3ヶ月に1度は熊さんのお寿司食べないと禁断症状が出るのよね〜」と言っていたけど、すごく分かる...!二日後にはもうこのお寿司たちが食べたくなっていた。実際、この常連のお客さんは数ヶ月に1回は熊さんのお寿司を食べるために家族で沖縄に来ているそう。「今年はコロナでなかなか来れなくて禁断症状がすごいの...!」と。今回はいてもたってもいられなくなり、急遽ひとりで食べにきたのだとか。東京には美味しいお寿司屋さんなんて山ほどあるだろうに、それを超えてくる熊さんという寿司職人...!


新婚旅行で埼玉から来たというご夫婦は、旦那さんの方が10年前の卒業旅行でペンションびせざきに泊まり、お寿司の美味しさに感動して「結婚したら新婚旅行でぜったいにまた来ます」と宣言し、10年越しに有言実行の今回の宿泊。とにかく、宿泊客のペンションびせざき愛がすごい。


最後に、オーナーご夫婦がサプライズで用意した「結婚おめでとう!」のチーズケーキをおこぼれでいただいた。熊さんが「ここのチーズケーキがいちばん美味しい」と言うお店のチーズケーキ。ほんとにふわふわとろとろで美味しかったなぁ...!


22時過ぎにお開きして、おなかいっぱいで幸せなままベッドへ。あんなに美味しいお寿司を食べて、そのまま眠れるなんてこんな幸せなことあるんか...。わたしはお酒が飲めないけど、飲める人はもっと最高な気がするこの宿...。

画像30


【本日行った場所たち】

画像30


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?