高血圧の基準が下がる?
今年2024年4月から特定健診における
高血圧の受診基準が変更され、
収縮期が140から160
拡張期が90から100に
上がるとの発表があった。
ご存知でない方に、ここ数十年の血圧の基準値は
1987年は180
1917年は160
2004年は140
2017年は135に……
と年々下がっています、
というより下げられています。
これは当時の降圧剤の市場規模は3000億円
でしたが基準値の変更により現在は
1兆2000円膨れ上がっています。
まさに健康な人に薬を飲まして
市場規模を拡大する医療詐欺
としか言いようがありません。
今回のこの変更によって検診後の
受診勧奨される人が10分の1になる
算出をだしているようです。
これは国際的な流れに合わせたもので、
イギリスではすでに2019年に同様の基準が
採用されていました。
日本ではこれに遅れていましたが
日本人に特化した研究が示すところによれば
加齢に伴う血圧上昇は自然な変化であり
60歳以上で死亡率が上昇するのは
収縮期160/拡張期100mmHg以上の場合
との見解です。
であればこれより若い人たちのリスクはないと
の見かたである意味ここに照準を合わせてきたと
言えるでしょう。
血圧とはその名のとおり血管壁に
血液が流れる際に当たる圧のことをいいます。
当然ながらその血管が硬くなれば
跳ね返りが強くなり数値は上がるという見方です。
であれば、血管に柔軟性を持たせるためには
その周辺の軟部組織である筋肉を
日々動かすことで解消できるのは
火を見るよりも明らかです。
つまり降圧剤を飲むより何をすれば良いのかは
結論は出るはずです。
それは日々の食事と定期的な運動です。
では運動はどんなことをすれば良いのか…
ここは長くなるので別の機会に!
食事は…
まずは「塩」を変えてみて下さい。
精製された塩ではなくミネラルが抜け落ちていないやつ、つまりマグネシウムがキーワードです。
それだけで血圧って⤵️です。
そんな事、お医者さん言ってくれないですわね!
考えてみればそれも何でかはわかるはずです。
一方で、国民医療費の制約や医師の所得問題も
背景にあり、医療費の増加を抑制するために
再診料や生活習慣管理料が上がる一方、
再診回数の減少も見込まれる可能性が
出てくるのでそこに対し何らかの
辻褄合わせをしてくる予感も
無いわけではありません。
ただこの決定自体は高血圧に対する
過剰な治療や降圧剤に副作用、
主には脳梗塞、腎機能低下、肝機能障害
といった医薬品添付文書に記載されている
これらの疾病とは別に
めまい、貧血、早い時期からの認知症、
アルツハイマー、痴呆症といった
慢性的な血流障害による脳の疾病にも
繋がるリスクの軽減にも繋がるので
得策ではないかとみています。
特定健診だけでなく、国の基準値も、
このガイドラインに沿ったいち早い是正が
必要と考えるのは私だけではないと思います。
いずれにしても医療界の何かが変わった…
と見るか、他に裏があるか…
のどちかかでしょうね!