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英断は瞬間

昨日カレー作ってて思ったこと。
ある程度煮込み終わって塩足したりスパイス足したり味の調整してる段階で、瞬間爆発的に「味決まった!!」っていうある一点があるじゃないですか。そういう一点って、あんまり何も考えてないっていうか 邪念なく素直に向き合っていると 出会える気がする。統計ね

最近まで暮らしていたとある田舎のお母さん達に、レシピ聞いても「そんなの簡単だよー煮るだけ煮るだけ!」とか返されてたけど、説明しづらいが正解だと思う。料理って現代的な「こうだからこう」式の考えは成り立たなくて、超感覚的仕事だと思う。その時々の食材の状態や調味料、道具、温度、湿度、気分、時代。様々なものに左右されながら完成させるものだから、お母さん達はアーティストだ

田舎料理のレシピ残す仕事もやろうと思えば出来たけど、料理ってそういう事じゃないんだよなーと。それぞれの個性が爆発した素晴らしい料理を知ってしまったから、一つを選ぶことも出来ないし統一することもできないと思った。私の残したい表現は田舎料理のレシピ本じゃなかったんだよ。

味決まらない時って本当に決まらなくて、私が料理下手なだけかもしれないけど、色んな味足しまくって混沌に落ちてゆく、、心が決まってないから味が決まらない。ただそれだけな気がする

人生も同じかもって、ふと思った。恋や仕事や人生のステップ、何かしらの決断をする時。すんなり決まる時は意識せずともその場所で活動してる未来が浮かんできたり、楽しい想像が止まらなかったり、「ここ行くんだなぁ」って気持ちが先に進む。
決めなきゃいけないけど決まらない時は、焦らず決めない事にしている。「本当にこっちの選択で良いのかな?」ってずっと考えて、モヤモヤする中で決めても良い判断が出来ないから。必要な機会は必要な時にやってくるし、それを逃さないアンテナと勢いを持っていれば大丈夫。選択を惑わす物を噛み砕いていくと、世間体や周りに良く見られたいとか 大概くだらないものだ

なんて、抽象的で偉そうな話をしました。雑記雑記

#台湾 #台灣

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