エイリアンの新作映画は今回もラストのどんでん返しが‼️「エイリアン:ロムルス」
映画(エイリアン:ロムルス)
エイリアンの新作映画です。シリーズ物というよりスピンオフという表現もありますが、個人的には1作目のエイリアンのビジュアルが強烈すぎたので、2作目も期待して観ましたが、大量のエイリアンが発生するシーンを観て食傷気味になり、その後の3と4は観ませんでした。
その後「コヴェナント」で再び観だして、続けて今回も観るようにしましたが、1作目と2作目を合わせたような作品とのコメントがあったので、その前提で観ましたが、確かにエイリアン誕生や多数のエイリアンが登場する場面は、なるほどと思いました。そう思うと中だるみになりそうでしたが、中盤でのお化け屋敷の仕掛けのような演出と、中盤から終盤にかけてはスリル溢れるシーンの連続で、ラストまでまさにハラハラドキドキの展開でした。
あまり書いてしまうとネタバレになるので控えますが、シリーズ物も007からスターウォーズ、ダーティーハリー、ターミネーターなど多くあります。こうしたシリーズ物への批評としてよく聞くのが、何作目が映画としてはベストだったとか、何作目が総合的に作品として完成されていたとかいうものです。
こうした評価は作品全体を観て、さらに各作品を俯瞰的に見ながらの視点ですが、今回はそうしたシリーズ作品全体の予備知識なしでも楽しめる作品に仕上がっていたと感じました。勿論シリーズ作品に対する予備知識があるとより一層楽しめますが、そうした知識がなくても、今回の作品はスリラーかつエンタメ作品として、十分に楽しめる仕上がりになっていたと思います。
スピンオフと表現されながらも1作目に登場したアンドロイドが再び登場し、宇宙には放出されたエイリアンを回収したと話します。これで今作が1作目の未来を描いた続編ではと推測できます。
作品としての全体的なまとまりに欠けるところがあるかもしれませんが、逆にそのまとまりを突き破るくらいのスリルとアクションの連続で、勿論過去のシリーズ作品に対するオマージュとしてのシーンが、何カ所も描かれていました。
シリーズ路線の踏襲から、マンネリ打破へとポイントを置いたスタッフ全員の映画に対するプロ意識をみた思いでした。
さらにこのシリーズの定番として、ラストまでハラハラのどんでん返しがありますが、今回もリッパにありました。特に新たな物体の登場には本当にビックリしてしまいました。
やばい!これ以上書くとホントのネタバレになってしまうので、この辺りで失礼することにします。(写真は公式サイトより引用しました。)
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