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【内見編】10年間で8回引越ししたアラサー女の引越備忘録③

<こんな人にオススメ>

・防犯、防災は気になる

・虫が発生する可能性は少しでもつぶしたい

・休みの日には極力家から出たくないし家事は面倒

この記事では、気になる物件を内見(内覧)することになったけどどこを見ればよいかわからない、という方向けの記事です。

★検索から契約までの注意点について知りたい方はこちら

★検索条件について知りたい方はこちら

<内見前や内見後にネットで調べる情報>

<周辺環境>

最寄り駅~自宅までの間にスーパーやドラッグストアがあるか

→食材や大きいor重い日用品(トイレットペーパーや大容量洗剤詰替えなど)を買える場所が近いか。これによって、休日に買い物のために外に出る頻度が大きく変わります。

・周辺にホームセンターや100円均一店があれば尚よし。

→通販でもいいけど、近くでサッと買えるなら。

・川や緑が近すぎないか

→夏場に蚊や虫が大量発生する可能性あり。近ければ虫対策グッズ購入要検討。

・学校や公園が近すぎないか

→グラウンドや砂場の砂が風で飛んでくることもあるらしいです。運動場側の真向かい2階でそんな経験はなかったです。運動会シーズンに毎日音楽が聞こえてくるのは心地よいBGMでしたが、気になる人は気になるかも。

・大通りや線路に面していないか

→車や電車の音、飲食店で騒ぐ人など、24時間いつでもうるさそうではないか(内見時に実際の音を確認)

・最寄り駅は貨物列車が通過するか

→貨物列車は旅客列車に比べて音が大きいうえに車両総数も多いため騒音時間も振動も長い。※内見時にも確認

・新幹線沿線ではないか

→貨物列車よりも爆音でびっくりしてました。深夜点検での走行音のせいで2ヶ月ほど不眠になる程の物件もあったので、沿線の場合は防音性要チェック。

・近くに大きい病院や警察署・消防署、自衛隊が隣接していないか

→安心感はあるけど、ヘリコプターや緊急車両のサイレンがリモート会議中になかなか響くことも。

・郵便局や給与用のATMが近くにあるか

→メルカリ等の発送や現金引き落としに向けて。コンビニ発送・ATMでもいいけど、郵便局窓口発送希望やATM手数料の観点から。

・普段自分がよく利用するチェーン店等へのアクセスがよいか

・クチコミサイトを確認

→マンションノートや物件・管理会社のGoogleクチコミをチェック!

<防災・減災>

地盤診断サービス

→こちらでも十分災害危険度確認できますが危険度を数字(%)で確認したい人は以下のアプリでも。

・アプリ「ここ大丈夫?」で、内見時に現在地チェック

→「ここ大丈夫」は住所検索が面倒なので内見時に現在地でのチェックがおすすめ。

・地域のハザードマップを確認する

・(都会のみ)さらに不安な場合は、今昔マップで過去の土地利用状況を確認する

→今と昔の地図比較なので、昔は川だった(=埋立地である)とか昔は墓地だったとかも分かります。

過去の地図記号を知っている必要があるので上級者向け。

<物件到着後、外でのチェックポイント>

・1階が居酒屋や飲食店・コンビニではないか

→ネズミやゴキブリが上がってくる可能性があったり、客・店内BGMの騒音可能性が非常に高いです。

・入居予定の部屋や階を外から見たときにどう見えるか

→ベランダ側が見える場合:中に人がいる影が見えるほど視界が開けていないか

→ベランダ側が見える場合:洗濯物を外に干したときの見え方(物干しざおの高さ、ベランダの柵などの遮蔽物などを確認)

※女性の一人暮らしだと判別できそうかという視点で確認

→玄関側が見える場合:外から帰ったところが誰からにも分かるようなタイプではないか(内廊下が最適だが、玄関前に身長以上の壁があり隠れていれば可)※ストーカー、強盗対策

・ゴミ捨て場はどこにあるか

→部屋からの動線も要確認。自分の生活スタイル的に捨てやすいか。

・駐車場、駐輪場がどこにあるか、自転車出し入れしにくくないか

→例:駐輪場が地下にあり傾斜が激しく運ぶのが大変

→例②:放置自転車などが密集していて出しにくい等なさそうか

→雨除けがついているか(雨ざらしになる場合、自転車の劣化が早い)

<建物内のチェックポイント>

<エントランス・共用部チェックポイント>

・ポスト周りが汚くないか

→不要チラシゴミ箱があるか、ある場合は散乱していないか

・ポストの外側から手が突っ込めるほどの口の大きさじゃないか

・ポスト内にクモの巣やホコリが溜まっていないか

→ポスト内は内見時には確認できないことが多いですが、入居してみてポスト内クモの巣だらけという物件がありました。公園が近く虫も多かったので小さいクモ多発。

・掲示物に「騒音」「ゴミ」「不審人物」についての注意喚起がないか

・宅配ボックスは全て埋まっていないか

・物件の各戸数に対してエレベーターが何基あるか

→部屋の総数にもよるが、朝の通学・通勤時に他の住民と乗り合わせたり、急いでいる時間に待ち時間が発生する可能性があるかどうか

・階段利用の場合は、傾斜急すぎないか、使いやすい場所にあるか

→急いでいるときに、エレベーターが全然来ないとき用

(→また、めったにないですが、災害で停電したときに上層階すぎると体力削がれます。)

<部屋チェックポイント・玄関編>

・ドアを開いた時の幅が何㎝か

→持っていた家具が、玄関の鍵の突起に引っ掛かりギリギリ入らず捨てた経験があります。開いた時の最大の幅は測っておいて損なし。玄関から入らない家具は建物や業者によっては、ベランダから引き上げることも。料金嵩んだのでオススメはしない。

・靴箱等

→ブーツや傘が置ける場所があるか。

→小物(マスクや買物袋など)を置ける場所があるか。(靴はいた後に忘れていることに思い出す人向け)

・夜、帰宅時に電気のスイッチが真っ暗でも分かりやすい場所にあるか

(・出かけるときに消し忘れの電気を玄関で消せるか)

→あれば便利

(・玄関に磁石がつくタイプか)

(→傘を置くスペースすらない物件の時に、磁石タイプのフックを付けてそこに掛けていたため。また、ドアスコープ(中から外見えるあの小さい丸のやつ)を外から覗かれても見えないよう隠したいときに磁石をつけてました。)

<全部屋共通で内見時に間取りに書き込むポイント>

・コンセントの位置

・ドアの開き方や開いたときの横幅の長さ

(・自分のスマホやポケットWi-Fiなどの電波強度)

<トイレ編>

・収納の有無や収納の高さ、広さ

→生理用品を置けるかつ身長も足りそうか

・タンクの蓋を開けたときにカビ臭くないか、カビていないか

(・トイレットペーパーが切れそうなときに置ける場所があるか)

→2つ入れられるトイレットペーパーホルダーカバーで代替可能

<風呂・洗面所編>

・洗面所には、どこに何が置けそうか

→タオル、歯ブラシ・コップ等、コンタクト用品、ドライヤー、ヘアケア用品、全身保湿用品、掃除グッズなど、自分が必要なものがどこに置けそうか見ておく

・脱衣所となるスペースがあるか

→すっ裸で廊下を移動しないといけないような部屋ではないか。人呼ぶ予定まったくなければ別に気にしない。

・脱いだ服を置く場所があるか→洗濯機に直でもよい人は気にせず)

・シャンプー中に目をつぶっていても適温が出せるか

→シングルレバー水栓または給湯器で最高温度が設定できるか

・シャワーヘッドをかける位置・高さ

→シャンプーのときに使いやすい位置にかけられるか。

(古い物件の際にシャワーヘッドをかける場所がなく、新たに吸盤タイプの取り外し可能なシャワーかけグッズ購入してました。)

・浴室乾燥機の品番メモ→内見後、品番検索し電気代かかるタイプか調べています。調べたところで分からないんで結局気にせず使って、毎日入浴後3時間で電気代合計毎月4,000円~7,000円。※大阪)

・浴室内の床は早く乾きそうか

→浴室乾燥機と合わせて、カビ防止のため必須。風呂掃除めんどくさいけどカビ発生もめんどくさい人はとくに必須。

・浴室に窓があれば:形状、材質は外から見えるものではないか

→見えるとしても、電気がついているかどうかレベルなのか入っている人がいるな程度まで見えるレベルなのか

<キッチン編>

・食材を切るスペースがあるか

・シンクは広いか

→食器洗い面倒になるので多少ためてても害がない広さだとよい

→狭いと、料理器具洗いの際にびっしゃびしゃになる

→調理スペースがない場合、シンクの上の空間を使えるようにする突っ張り棒のようなグッズがあるが、それもシンクが狭すぎると結局調理スペースが狭いため確認必要。

・蛇口の形状は、手が汚れていても手の甲などで水が出せるか

→ハンバーグ作ってたり、食器洗い中で泡がついていたりしても水が出せるか

・洗った食器を置くスペースがどこにあるか

・上記すべてを解決する、総菜・紙皿・割り箸は最高。

・冷蔵庫を置くスペースの幅・奥行・高さを測り、間取りにメモ

・ドアを開いた時の冷蔵庫とまな板までの動線は快適か妄想する。

→冷蔵庫置けはするけどドアが開きにくい、ドアを開けたままだとまな板の場所まで狭い等ないか

・コンセントが何か所あるか

・コンセントはどこにあるか(家電までに届く長さ・高さか)

・キッチンの収納の広さ(幅・奥行・高さを測り、メモ)

→1番大きいフライパンが入りそうか、シンク下の収納スペースは水道管がジャマして入れられるものが限定されないか

→調味料や調理器具をどこに置けるかを妄想する。

・夏場、エアコンや扇風機などの風が届きそうか

・換気扇を使用した際に、バブルボルケーノが発生しないか

バブルボルケーノが発生する物件だと、換気扇をつけながら排水溝を掃除すると逆流して水や泡が飛び散って大惨事になってました。

発生物件に2回住みましたが、キッチンの換気扇を付けた状態で収納棚を開けたり排水口の蓋を取ったときに風が吹いてくる場合は発生可能性高い?

・(とくにキッチンの)換気扇をつけると、空気の流れの影響でどこかの部屋のドアが勝手に閉まらないか

→初回ビビります。支障はないです。

<居室>

・居住予定の部屋に照明がついているか

→出費の確認用に。内見時には居住予定の部屋にはまだ入れない、という場合は致し方なし。

・電気のスイッチがどこにあるか

→出かけるときに消しやすいか/帰宅時につけやすいか。

<失敗例> ★に電気スイッチ

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出かけようと玄関に向かおうとしているのに、消し忘れていたら「一度戻って」「ドアを閉め直して」「電気を消す」と工程が増える点が不便でした。

玄関ですべて消灯管理できたり、朝余裕をもって出かけられる準備ができている人なら苦にならない程度のチェック項目。

・壁や天井の厚さ(防音性)

→軽くノックしたときに音が響かなければOK。

→身長が足りれば、天井部分も確認する。(横の部屋からの物音は聞こえないけど、上下斜めからの防音性が弱いという場合もあります。)

・エアコンや電気のリモコンがあるか

→寝るときに横になってからでも消せるか。横着人間には必須でした。

・エアコンの製造年月や型番をメモ

→10年以上前のものだと電気代が高い可能性があります。

・風呂、トイレ、キッチンの換気扇をすべてつけた状態で、普段過ごすことになるであろう部屋がうるさくないか

→換気扇つけるとうるさ!!!という部屋が存在しました。

・コンセント、TV線、インターネット線がどこにあるか間取りにメモ

・居室の縦横の長さは、収納スペースの扉やドアを開いた状態で測る

・TVモニタ付インターホン(画面点く状態なら)来客見えやすい画質か

→古いものだと、誰かいるシルエットは分かるけど宅急便なのかその他なのか分からんな…というものがありました。

・窓のサッシについて

→木枠の場合、カビや変色がないか(冬の結露やすきま風発生の可能性が高い)

→塗り直している箇所がないか(カビ腐食を塗り直している可能性が高い)

・窓の数がいくつあるか

→多いと日当たりはいいが、カーテン購入の出費が大きい。

・カーテンレールの部品はそろっているか

→左右のカーテンを閉めたときにぴたっとくっつける磁石のやつがある物件とない物件があり、無駄に出費かさねました。ないし近くに購入できる店も無ければ洗濯バサミで代用。

・日中、カーテンを開けっぱなしで過ごせるか

→窓の材質や他の建物からの見え方をチェック

・ベランダ:物干しざおがあるかどうか

→前の居住者が善意で置いていった部屋とそうでない部屋とあるため、出費確認用にチェック。

・ベランダ:物干しざおをかける位置(高さ)を確認する

→外から洗濯物が見えないか

→強風が直に当たって、洗濯物が飛ばされないか

→小雨程度の雨なら干し忘れしていても洗濯物が無事か

・ベランダ:排水口の状況

→葉っぱが詰まっていないか。詰まっていたら、ベランダがすぐに汚れたり、大雨の際に冠水する可能性あり。

・ベランダ:横幅は布団が干せそうか

・ベランダに出たときや窓を開けた状態での、ニオイ・音に違和感はないか

→近くに工場(騒音)、隣人がゴミ屋敷などのニオイ・音チェック

<収納スペース編>

・幅、高さ・ドアを開いた時の入り口の幅は間取りにメモ

・冬の布団を仕舞えるほどのスペースがあるか

・天板や床にカビの跡やシミがないか

→間取り的に水回りが近い場所に収納スペースがあり、カビやシミ跡がある場合、収納物が湿気る可能性あり。

<その他>

・マンション名が恥ずかしくないか

→転居届の際、役所の人に何回も聞き直されて笑われたことは一生忘れない

以上です。

別の記事で上記項目を表にまとめているので、自分の生活スタイルやめんどくさがり度、所持している家具家電グッズに合わせてお使いください。


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