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中学社会(地理分野)

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【中学社会】学校とは少し違う時差計算の方法③

前回の記事では、数直線を使った計算しない時差計算についてお伝えしました。 この記事では、テストや入試に出てくるような、飛行機が出てくる問題について考えていきます。 前回は数直線を使いましたが、今回はさらに表を使います。 (例題) 文字見えにくいな…… シカゴ(西経90度)…3月1日午後5時30分  ↓ 飛行機 13時間 神戸(東経135度)…何月何日午前・午後何時何分 って問題ですね。 手順① 数直線に情報を書き込むまず、今分かっている情報を数直線に書き込み

【中学/高校】世界の国 面積ランキングの暗記方法【地理ネタ】

世界国々の面積(大きい順)ランキング、第7位までの覚え方! こじつけ……簡単です。 定期テストや共通テストで、説明文に当てはまる国を選ぶような問題で、「面積が世界で●●番目に大きく、〜〜〜〜」のような文言を見かけたことはないですか? (その他の、主要産業や特徴的な文化等のヒントでも答えが導けるようなアレです。) 今回は、暗記必須ではないけど、覚えていたらちょっと便利な小ネタについて解説です。 〈面積の大きい国〉 1.ロシア 2.カナダ 3.アメリカ 4.中国

【中学社会】学校とは少し違う時差計算の方法②

では、いよいよ計算方法について解説していきます。 緯度・経度が分からない、時差がなぜあるのか分からないという人は⓪からご覧ください。 時差の計算は、教科書では、日付変更線を東から西へ越える場合は1日進める、西から東へ越える場合は1日戻す……のように書かれています。 しかし、これが分かりにくい! 東から西が進む?戻す? どっちがどっちだったっけ?とこんがらがり、時差計算が嫌いになった方も多いのではないでしょうか。 分かりにくい場合は、自分が分かる計算方法が他にないか

【中学社会】学校とは少し違う時差計算の方法⓪

⓪では時差計算の前提からお話します。 15度ごとに1時間の時差が生じるのは知ってる、経度差÷15で時差出るのも分かる、という人は②の記事をご覧ください。 そもそも経度(けいど)、緯度(いど)って何?→地球上のとある場所を表すときに使う住所のようなものです。 例えば、教室でどこに自分の席があるかを説明するときをイメージしてください。 「窓の近く」というような説明ではなく、「前から2列目の、左から1番目」と言うような、ある地点の場所を説明するときに、誰もが同じ場所を思い浮

【中学社会】学校とは少し違う時差計算の方法①

時差計算について、⓪では用語の説明を行いました。 経度、緯度ってつまり何?という方は、そちらから読んでみてね。 ①では、時差が生じる原因についてお話します。計算方法だけ知りたい方は②からどうぞ。 時差って何であるの?→結論:地球がまわっているから。 もう少し、丁寧に説明していきます。 おおざっぱに言うと、地球から見て「太陽が出てきたら朝、太陽が沈むと夜」です。 ただし実際は、太陽は動かず地球がまわっています。 下の写真では、(B)は太陽の光が届いているところ=朝