見出し画像

48: THE SECOND 2023を見て

お笑い界隈からの方からは嫌われるだろう「素人の感想」をメモとしてここに記そうと思う。

今年、新しいお笑い賞レースが生まれた。ルールや概要は下記リンクよりご覧あれ。


M-1は芸人を諦める為の大会である側面、最初はなんて残酷な大会が始まったと思った。ゴールがまた生まれることで、戦いをやめられない人も増えるはずと。



いざ本番を見るなり、なんて凄い大会なんだと思った。

言葉を纏めるのが辛いので、箇条書きにしてポイッと置いときます。

・入場曲の最初が「とん」と落ち着いたトーンから入るのが気になった。静寂の緩急。個人的には上がった曲から一気にいくイメージが他の賞レースであるため違和感。登場もカメラが奥までいき芸人をアップで映してから登場。
他の賞レースと違って中堅・ベテランの落ち着きを表現してるのだろうか。

・点数に関しては驚き。客に責任を持たせるため、点数を俯瞰カメラから表示したあとに客にコメントを求める。生放送で一般人に脚本なく言わせるって勇気がいる。客も怖いだろう、必死にコメント考えながらメモしながら観戦する方もいただろう。
よくあるどちらが面白いを決めるシステムだと、評価としては0か1だ。
3点づつ入れることで責任を持たない方法もあるが、個人的には勝敗を決するために点数は優劣わけた方が良いかと思った。けど、どっちも最高に面白い場合もあるから仕方ない。5点制にするとまた違った気がする。
総じて、今回の点数のシステムはどっちも面白いと思えるし、勝敗も決めれる意思表明できるシステムである。


・芸人同士の掛け合いが良い反面、互いにコメントを求めると気持ちが切れてしまう。先行の点数が出たあとに、後攻の芸人のコメントいるか?難しい。ギャロップ林の決勝でのコメントが答え。ネタ時間が6分と長尺だとマシンガンズみたいにネタの前のつかみとしての時間も取れるので、どこかライブ感あるのは魅力。

・評価する客はバラけてるとはいえ、お笑い好きが多い以上そちらに寄せた笑いが評価されると感じた。どれくらいの人がキングオブコメディを知っているのか、映画ではなくもちろん芸人。
流れ星 瀧上が言いたいことも分かるが、来年以降のネタの準備の仕方が今回の大会で皆わかったのではないか。

・2〜3ステが当たり前の吉本勢は数をこなしても勢いは変わらないのか。

・印刷物など小物を持っても、一般人からすると減点にならないという一つの答え。そんなことより、面白さを求める。

・決勝だけだけ曲変わるのはいいな、イエモンの曲は合う。

・最後の客のコメントの「お疲れ様でした」は今後も伝統として引き継がれていく、お思う。M-1のCMまたぎのズッコケのように定型分をこする笑いが好き。




などなど、あくまでも素人のコメントなのであしからず。お気を悪くしないでくだされ。


4時間の生放送、何より緊張感のある場は演者も裏方も客も全ての人が大変だっただろう。
今までにない大会で終始興奮してました。

最後に一言、
「お疲れ様でした!」