絶望と不安の渦に飛び込む為に、SNSで知り合ったカップルに貞操帯の鍵を預けてみた⑤

「じゃあ、今日はこれで終了かな」
「私たちが楽しみ終えるまで待ってて」と彼女様がおっしゃられました。
「わかりました」と伝え部屋の隅で座ろうとすると
「いやいや、そんな所で待たれてもね…。これから私たちのお楽しみ時間だから視界から消えてもらわないと」と彼氏様がおっしゃられ、近くに来るように指示されました。
手錠をされ、ボールギャグ、鼻フックをつけられ足にも手錠をはめられ窓を開けられ「ここで待機」と言われました。
ここと指刺された場所は、1F入口の前にある雨よけの上でした。
部屋が2Fであり、ちょうど1F入口前の部屋でその上に出ようと思えばでられる状況でありましたが、見上げれば隠れるところが何もない逃げも隠れもできない場所でした。
「見つかったら公然わいせつで捕まってしまいます」「お許しください」と
土下座をしましたが、「大丈夫、だれも上なんかみないよ」とおっしゃられました。
「早くしないと鍵もう一本トイレに流すよ」と彼女様がおっしゃられ鍵を指で回されています。
意を決して「わかりました。出ます」とつたえ外にでました。
手と足の錠をまどの淵にある手すりにつながれてしまい、逃げることはもちろん体を隠すこともできなくなりました。
「見えるから不安になるんだよ」と彼女様がおっしゃられ目隠しをされました。「優しいでしょ。感謝してよね」といわれました。
いつ終わるかもわからない長い長い不安の時間を過ごすこととなります。

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