ゆうたろう

愛知県在住。末端のゆるゆる税理士。経営資源に限りのある中小企業。上手く税理士を乗せて、…

ゆうたろう

愛知県在住。末端のゆるゆる税理士。経営資源に限りのある中小企業。上手く税理士を乗せて、もっと自陣に引き込めばいいのになと思うことがあります。税理士側の我儘な声もふくめて、心の内を情報発信しています。是非我々の裏側を除いてみてください。

最近の記事

経営者の皆さんへ。簿記3級のすすめ

ひとつ前の記事で、経営者は数字に強くあるべきということを書きました。 決算書の読み方を書いた書籍が書店に行くと結構置いてあるし、経済誌でもよく特集されています。 どれでもよいから一冊買ってきて、自社の決算書を横において読みすすめて、自社の状況に対する理解が深まるのであればそれで構いません。 ただ、本当に数字に弱い方にとっては、これらの本はハードルが高いのではと個人的には感じていて、そういう方は、簿記3級の勉強をすることをお勧めします。経営者というより、社会人みんな一度は勉

    • 経営者の方には、数字に強くなってほしいです。

      経営者は、数字に強くなるべきです。切実な思いです^^; 税理士、会計士、中小業診断士、金融機関など数字のプロは間違いなくそのように思っています。 一方の経営者も同じような目線でいてくれるかというと、そのような認識を持っている経営者は少ないという印象です。 少ないというか、めちゃ少ない・・・ 『中小の社長にそこまでの余裕はない』という声を聴きます。 『分からないから税理士を雇っている』という声も聴きます。 疑問① 本当に時間的余裕が無いかといえば、交際費で年間何百万円の金

      • 経営者の孤独を知った日

        サラリーマンと経営者が同じ目線になることはない。 開業税理士になったときに思い知らせらた思いである。 サラリーマンの時は、不満が多かった。独立すると不安が多くなった。もちろん、全体としては得たものの方が多い。 勤務時代は『いつでも辞めてやる』というカードを持っていたので、文句ばかりが心の中に溜まっていく。 独立すると、『来月は?来年は?お金は???』と将来に対する漠然とした不安と通帳を見ることが多くなった。 勤務時代は通帳を見たことが無かった・・・。ATMでお金を引

        • 社長にとっての税理士という存在

          社長にとっての税理士という存在社長にとっての税理士ってどんな存在なんでしょう??あえて社長人に聞いたことは無いけど、想像して書いてみる。 記帳や税金を計算してくれる人 申告があるから仕方なく頼んでいるだけ 事業をする=税理士が必要、ひも付きみたいなもん 税務調査を対応してくれる人 きっと皆さんそれぞれにいろんな答えがあると思う。 税理士側から社長に言いたいこと僕は、社長に自分たちの存在意義を次のように話している。 『僕らは、社長にとっての安全地帯である』このよう

        経営者の皆さんへ。簿記3級のすすめ

          税理士の選び方を教えて

          どうやって税理士を選べ良いか分からない・・・『どうやって税理士(事務所)を選んだらいいですか?』 と尋ねられることがある。この質問に対する答えはすごくシンプル。 ”飲みに行ってもよいなと感じた税理士と付き合え” ”一緒にメシは食いたくないなと思うような税理士とは付き合うな”と。 これが答え。滅茶苦茶重要。 付き合わない方がよいなと思う例も挙げてみる。 気が合わない、馬が合わない、ソリが合わない 話すときに、緊張する 合うと疲れる 不愉快な感じがする どちらか

          税理士の選び方を教えて

          あの~節税したいんですけど・・・

          節税の効果と副作用税理士という仕事上、節税をしたいという相談をよく受けます。 要するに『税金払いたくないんだけど、どうにかならない?』ということ。 ほとんどの会社は、こんなこと考えない方がよい。というのが答え。 何故か? 会社が潰れるから。厳密にいうと潰れる可能性が高まるから。 節税して、会社が成長したり、会社の財務基盤が強くなるのであれば、僕も賛成する。 だけど多くの場合、このような作用は無く、副作用の方が大きい。 多くの節税に共通する特徴が2つ。 キャッシュ

          あの~節税したいんですけど・・・