見出し画像

Google検索強調スニペットのUI変更テスト控え 文字サイズとマーカーが出現

Google検索のUIテスト変更に遭遇 強調スニペットがさらに強調される

2023/2/23、Google検索で強調スニペットのUIが変更されるテストに遭遇したため備忘録をnoteに残します。
文字サイズがやたら大きく、強調スニペットの抜粋文言のなかで特に端的な回答となっている箇所が水色にマーカー表示されるなどなかなか派手な変更です。直近のBing AI・ChatGPTなども意識しているのでしょうか。

従来の強調スニペットの表示パターン

これまでのGoogle検索での強調スニペットの表示パターンは、以下の2通りでした。

  1. PC版で左カラムに収まる形で検索最上部に強調スニペットが表示される(主な表示・画像は1枚のみ)

  2. PC版で2カラムに渡って検索最上部に横長の強調スニペットが表示される(画像が複数枚載ることが多い)

2022年11月に、強調スニペット+画像検索が合体したパターンのUI変更にも遭遇しましたがこちらはその後ほぼ見かけなくなりました。

強調スニペットテスト事例

今回のUIテストがキャプチャの通りです。Chromeアドオンか何かかと思うくらいのくそでか字+わかりやすいマーカーになっていますね。

同キーワードでの通常時の強調スニペットと比べると、かなり派手になっていることがわかります(文字が大きい分表示範囲も大きくなっていました)。

ちなみに2カラム横断パターンの強調スニペットでもこの変更が確認できました。

強調スニペットは載るとおいしいが誤認や入れ替えも

強調スニペットは、テキストコンテンツがユーザーにとって有益な情報で端的に回答している・Googleから特に高く評価されている場合に検索結果の上部に抜粋される特別枠のようなものです。一般的な検索1位を獲るよりも表示は強調されるのでクリック率が高くなります(内容によってはゼロクリックでアクセスせずに=検索結果だけで疑問が解決してしまうこともありますが…)。

キーワードによっては入れ替えも多く一度載れば安泰というものではありません。内容に誤りがある・誤解を招く場合、掲載内容のフィードバックも可能です。

とはいえ、自然検索を意識するなら今後も目指したい枠には変わりありません。強調スニペット経由のアクセスはページの途中からでも発生するので、自社サイトや競合サイトが何キーワードほど強調スニペットに載っているのか・強調スニペットの抜粋はページのどこからなのか・強調スニペットの抜粋文の周囲にCTAは最適に表示されているか等は見ておいたほうがよいでしょう。

強調スニペットに何キーワード載っているかの分析はSEMrush・Ahrefsがおすすめです(Ahrefsのアップデートで操作感がやや落ちたため現在はSEMrushのほうが直感的)。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?