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[体外受精] 転院後の初採卵

転院後の初採卵になります。採卵自体は4回目。1回目の採卵は成功し胚移植まで行けましたが妊娠判定は陰性、その後2回目の採卵は卵子が取れず、3回目は胚盤胞まで育たず失敗。今回は今まで経験がない新鮮胚移植になるので、胚盤胞まで育たなくてもいいのでハードルは下がりますが、ちゃんと受精してくれるか、分割してくれるか心配は尽きません。

【採卵日】

9月16日(金) 

朝8:30にクリニックに。事前に採卵についての動画を確認していたので当日はわかりやすかったです。
受精方法はふりかけを選択
(新鮮胚移植同様ふりかけも初体験)
もしふりかけで受精しなかった場合は、rescue-ICSIで顕微授精に切り替えをするようにしました。
ふりかけが1番たまごの負担が少なく自然に近い受精方法ということもあり初めて挑戦することに。
前のクリニックは卵子が1~2個しか取れない場合は確実な顕微授精が良いとのことですべて顕微授精を選択してきましたが、rescue-ICSIができるということが安心感につながり今回はふりかけを選択できました。

受付後、旦那さんの精子を専用のBOXへ提出し、呼び出しがあるまで待機。
私以外に4人ほど患者さんがおり、順番にナース室に呼ばれます。
私は呼び出しが最後だったので1番最後の採卵かなと思っていたら、採卵の順番は1番!
初めてのクリニックなので少し緊張していましたが、看護師さんがとてつもなく優しくてリラックスして採卵に挑めました。

採卵は基本麻酔無し。
卵を沢山育てて卵子を多く回収する方針のクリニックではないので卵子は取れても1~3個程度。
なので麻酔無しで採卵するそうです。採卵する針も通常より細く作られているらしく我慢できる程度の痛みと事前に説明を受けていました。

………

が、採卵は正直痛かったです(笑)
ダイレクトに針が刺されている感覚があり、今回左右に1個づつあった卵胞を取ったので2回針を刺されています。
我慢できないほどの痛みではないですが、やはり針を卵巣に刺される痛みはそれなりにあります。

採卵は院長先生に担当いただき、終った後に背中を支えて起き上がらせてくれたことに感動しました!今までは看護師さんがそういったことをしてくれていたので、こういった何気ない先生の行動にもいいクリニックなんだなと感じられます。
看護師さんも終始、横で声掛けをしてくださり、モニターを見ながら今卵胞が吸い込まれるので見ててくださいなど説明をしてくれました。
採卵自体は痛かったですが、院長先生はじめ皆さんが優しく対応いただいたことで耐えれることができました。

【採卵結果】

採卵結果は卵子が1個取れました!
1個しかと考えるか、1個取れて良かったと考えるかの違いですが、私は2回連続で採卵に失敗しているので、1個取れて良かった!です!!
もう一個は空砲だったみたいです…

この卵子をふりかけで受精させ、無事受精卵ができれば2日後に新鮮胚移植となります。
受精結果は明日の○時~○時の間に電話で確認してくださいとのこと。
受精に問題なければ2日後の18日(日)に移植となります。

世の中的には新鮮胚移植より胚盤胞移植の方が妊娠率が高いと言われていますが、実際は採卵周期当たりの妊娠率は変わらないという説もあり
私は新鮮胚移植を経験したことがないので、新鮮胚移植に対してそこまでマイナスなイメージを持っていません。
クリニックの方針もできる限り自然に近い形が良いという考え方なので、受精だけお手伝いをして、あとは早くおなかに戻して育てましょうという考えです。色々な考え方があると思いますが私はこの考え方に共感できこのクリニックを選びました。年齢が高いことも影響してますが、卵に1番負荷が少ない方法で治療を進めたいと思っています。

トータル時間は2時間強でした。
待ち時間対策で薄いPCかiPadが欲しくなってきました…

【今後のスケジュール】

採卵翌日の17日に電話で受精確認し、問題なければ18日に移植となります。
17日の電話はかなり緊張しますね。
時間ぴったりに電話します!(笑)

【費用】

9月16日(金)
17,280円(採卵、薬代など)

前回からの費用を合計すると、91,270円!
(新しいクリニックでの保険診療代の合計)

前のクリニックの保険診療代を合わせると、
合計242,210円!

長々とお読みいただき、ありがとうございます!
少しでも私の体験がみなさんの参考になれば幸いです。

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