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読書備忘録:Lean Analytics ―スタートアップのためのデータ解析と活用法 (THE LEAN SERIES)

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※ これは私個人の意見であり、会社の見解ではありません。


本の概要

本書は「リーンスタートアップ」が提唱する構築・計測・学習ループの「計測」にフォーカスしたものです。

6つのビジネスモデルを例に挙げ、具体的なデータの裏付けを使いながら、スタートアップが成長するための「計測すべき数値」について詳細に解説します。

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本を読んだ際の前提知識

  • データアナリストとして3年ほど働いている

全体の感想

「今のビジネスに通用するの?」と思ってしまう記述が多々ありました。
たとえば、「ダウンロードする際のファイルサイズは50MB以下にすべき」など。

歴史的な価値はあるかもしれませんが、個人的には別の本を紹介するかな〜と思ってしまいました。
少なくとも、個人的には「DATA IS BOSS」の方が役に立っています。


本の備忘録

第6章

本書では、最重要指標を比率にすることを推奨している

具体例:売上と人件費の比率を利用する理由

  • 単純

    • 単一の数値

  • 即時性

    • 毎晩算出できる

  • 行動に繋がる

    • スタッフの変更やアップセリングは次の日から実施できる

  • 基本的

    • レストランのビジネスモデルの2つの基本的な要素を反映している

第14章

本書で言われているステージ

  • 共感

  • 定着

  • 拡散

  • 収益

  • 拡大

第15章

最初の共感フェーズでは、建物の外に出てユーザーの声を聞くことが重要

共感ステージでは、課題インタビューとソリューションインタビューを行い、定性的なフィードバックを集めることにフォーカスする。

初版 P141

顧客インタビューには、収束と発散の2種類がある

  • 収束

    • 意図的に一つの方向に集中させて、課題の緊急性や普及性を定量化する

  • 発散

    • 大きな課題領域についてインタビューし、どのような課題があるか教えてもらう

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