欠けた器の金継ぎの仕方(日本語)
●STEP1●
欠けた部分をきれい洗う
欠けた部分をきれいにします。表面がざらざらしていると接着力が弱くなります。
●STEP2●
パテ(合成樹脂)を準備する
合成樹脂は白とグレーの二層になっています。マーブル状態のままでは硬化しません。
●STEP3●
パテ(合成樹脂)を練る
欠けと同じくらいの分量を素早く指で丸めます。一色になるまで練り合わせます(約1分程度)。
●STEP4●
欠けを埋める
パテ(合成樹脂)がきれいな一色になったら、小さく丸めて欠けに押し当てます。欠けより少し大きめの方がきれいに仕上がります。
●STEP5●
表面をきれいに仕上げる
パテ(合成樹脂)は、あっという間に硬化します。欠け埋め作業は3分程度で終わらせるのがコツです。
●STEP6●
耐水ペーパーでやすりがけをする
耐水ペーパーに水をつけながら表面を研ぎます。周辺に傷をつけぬよう注意してください。
●STEP7●
金粉と新うるしを混ぜる
パレットに金粉1:新うるし1の割合で混ぜます。
薄め液もしくはアロマオイルを数滴たらし、濃度を調整します。
刷毛目がすっと消える程度がちょうど良い濃度です。
●STEP8●
パテ(合成樹脂)の上に金の新うるしを塗る
パテ部分を覆い隠すように金色の新うるしをのせていきます。「塗る」というより「置く」感覚です。
●STEP9●
乾いたら完成!
自然乾燥(1~2日程度)して完成です。金継ぎした部分を柔らかい布にオリーブオイルをつけて磨くと、きれいに輝きます。電子レンジや食洗器はNGです。
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