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プロになると言う事。

お久しぶりです。ムロサキです。

ふと、たまにはnoteも動かしてみようと思い徒然と最近感じた事を。


『プロ料理人且つ料理好きおじさんである西調布の小さなBARの店主大西と、料理は全然分からない素人のムロサキ』

という構成で当初からお届けしてきたCOCOCOROチャンネルですが、開設から4年が過ぎ、チャンネル登録もありがたいことに37万人を超えました。ありがとうございます。いつも応援してくださっている皆様のおかげです。


気付けば大西は「料理研究家」に、ムロサキも「料理チャンネルのディレクター」へクラスアップ!

クラスアップ!とは言いましたが、進化しようとして進化したのではなく、チャンネルの規模や内容に合わせて、発信側である我々出演・制作も進歩せざるを得なかったという意味でもあります。


通常制作の料理動画ももちろんですが、PR制作(案件)動画や、料理本をはじめとした執筆活動やレシピ提供などの仕事も増え、情報には正確さと根拠が求められるようになりました。

それは大西だけではなく、編集とチェックを兼ねているムロサキも同様です。


僕はほとんどの動画を実践していません。簡単でめちゃくちゃ気に入ったものだけ自分でも作っています。そんな感じなので、いまだに料理の「技術」は身についていませんが「知識」はついてきました。


4年も料理に関わっていれば自然と分かってくるものもありますが、いつまでも知らない・分からないではいられなかったわけです。


それでもやはり「プロと素人」つまり「発信者と視聴者代表」の図式が、動画としては良かったのかもと思う時があります。

リアル正直さをモットーにお届けしているCOCOCOROチャンネルです。

過去に紹介した知識や技術も蓄積しているため、その全てを知っているムロサキは、分かる事・予想が付く事も多く、毎回「えーそんなこと出来るんですか?」「へー!こんなやり方あるんだ!」というリアクションにはなりません苦笑

現場でカメラを回しながら正直なリアクションする。そしてそれを自分で編集している時に思うんです。料理動画のリアクションとして、絶対「えー!そうなんだ!!」の方が良かったなと。

そうは言っても、良いリアクションのために嘘をつく・不自然な発言をするのは「良い動画」とは言えませんよね。
それが、COCOCORO動画の信念であり、僕のスタイルでもあるからです。


「素人が料理動画に関わるうちに、ある程度の知識がついてきて、テクニックや味の予想が付くようになる。」

これは自然な流れですよね。いつまでもガチ素人なわけがない。今ではCOCOCOROは「プロと素人」の図式は不自然になるチャンネルになってしまいました。

がしかし、視聴者代表としての感覚や一般目線からの疑問点など、今まで通りうまく補足出来るようにしていかなければならないなとも思っております。
その道の人の「当たり前」は、意外とそうじゃなかったりするんですよね。

※大西はよく材料紹介にサラダ油を入れ忘れますが、僕は今でも「いや、サラダ油無いと作れへんやんけ」と思っています苦笑



元々プロである大西は「よりプロフェッショナル」に、素人だったムロサキは「ちょっと知ってる人」に笑


そんな中途半端なメンバー構成でお届けするCOCOCOROチャンネルです。
今の自分たちに出来る自然で正直な動画を今後も制作していきます。


今後ともよろしくお願いします。






※後記


上記の件についてしみじみ感じたのが、COCOCOROオリジナル包丁の制作関係者の方とお話しをしているときでした。

当時は純粋に「こいつマジでやべぇ事いってんな…」と思っていたし、

この時もほとんど何言ってるかわからない状態だった(谷やんさんもやべぇな…って思っていた)


でも、今では全て理解出来るとは言えないものの、大体分かるんですよね。

あぁ、自分ももうこっち側なんだなと思いました笑



ムロサキがそうだったように、元々料理に興味がある・素養があるCOCOCOROガチ勢の皆様は、もっともっと知識と技術が身についているんだと思います。

もうみんなも「一般人」じゃないから、気をつけようね笑

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