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1.2.3.アラブが舞台の映画_欧米製作

戦争とかテロをテーマにしたハリウッド映画はたくさんあってうんざりなのでそういうのは除いています。

Eye on Juliet / きみへの距離、1万キロ (2017) *カナダ製作
北アフリカ(具体的な地名は不明)の油田をデトロイトからロボットを通じて監視する男性と、そこで強制結婚させられそうになっている少女が遠隔で出会うというストーリー。Filmarks見てたら酷評されていたけれど、、私は映画じゃなきゃこんなに上手く進まない!っていうベタだけどテンポのいい展開にはまった。家から出られない4月に見たからか余計に響いた。

Only Lovers Left Alive (2013) *アメリカ、イギリス、ドイツ製作
大好きな監督Jim Jarmuschのヴァンパイア映画(全然怖くない)。日本公開当時、好きな人と観に行くはずだったのに連絡が来なかったので一人で観に行ったのをよく覚えている。
細かいプロットは割愛しますが、吸血鬼カップルがデトロイトからモロッコのタンジェまで逃避行をする。そこで偶然聞くレバノンの歌手Yasmine Hamedanが歌うシーンが本当に美しい。デトロイトのシーンでもペルシャ絨毯やカフタンなどアラブを感じさせる小道具がちらほら。

Death on the Nile / ナイル殺人事件 (1978) *イギリス製作
言わずもがなアガサ・クリスティーの名作。2004年にもリメイクされていて、今年2020年にもCall me by your nameのアーミー・ハマー主演で撮影予定らしいけれど、私が見たのは1978版なのでそれについて。
ミア・ファロー、オリヴィア・ハッセイ、ジェーン・バーキンなどなど豪華女優の競演。1930年代の衣装って下手するとチープになるんだけど、この映画では色味も上品で本当に好き。『ローズマリーの赤ちゃん』でもそうだけど、ミア・ファローのパニック顔、本当に怖い。エジプトの風景が美しい。以上。

A Hologram for the King / 王様のためのホログラム (2016) *アメリカ製作
サウジでIT技術を売り込むために頑張るパパ、トム・ハンクス。名作とは言わないまでもいい映画。特になかなかアポの取れない異なる商習慣に苦労されるところとかはリアル。撮影地はモロッコ。(そりゃそうだよね、でもなんか雰囲気が北アフリカ感が無くて湾岸諸国っぽいんだよね。ロケハンさすがだな。サウジ行ったことないけど。)

Salmon Fishing in the Yemen / 砂漠でサーモン・フィッシング (2011) *イギリス製作
こちらも中東でプロジェクトを遂行する系のお話。イエメンに鮭を泳がせるというイギリスの国家プロジェクトにかかわる内に主演のユアン・マクレガーとエミリー・ブラントが良い感じになるラブストーリー。原題ではイエメンって言ってるんだね。こちらも舞台はイエメンだけど撮影地はモロッコ。あまりにもリアリティが無くて、見た時はつまらないなあと思ってしまったのだけど、今見たら何か感想変わるのかしら、、、。すみません、大したコメントができなくて。

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