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"FIRE"という考え方を知って思うこと

もし生活に困らないだけの不労所得を得ることができるとしたら、あなたは今の仕事を続けますか?

今回はいまさらながら知った"FIRE"という考え方と、"FIRE"を知って感じたことを記事にしてみようと思います。

"FIRE"という考え方と"FIREムーブメント"

すでに"FIRE"という考え方をご存じの方は読み飛ばしていただければと思いますが、欧米諸国、特に米国を中心に広がってきている考え方で、以下の4つの英単語の頭文字で構成されています。

F:Financial (経済)
I:Independence (独立)
R:Retire (退職)
E:Early (早く)

4つの英単語を並べると"Financial Independence, Retire Early"となり、和訳すると"経済的独立と早期リタイア"になります。

察しの良い人はすでにお気づきでしょうが"FIRE"とは、なるべく早く働かなくても生活できる状態になってリタイアしよう!という考え方を指した言葉です。

たしかに働かなくても生活できるのであれば仕事を辞める(リタイア)できるのでしょうが、どうやって働かなくても生活できるだけの収入を得るのでしょうか。

経済的独立の実現手段

前述の通り"FIRE"するためにまず必要なのは"経済的独立"であり、経済的に独立するためには"働かなくても得られる収入 - 支出 = プラス"という状態を作る必要があります。

そして、私が少し調べた限りでは"不労所得を得る手段は宝くじなどではなく、主に株や債券といった金融資産の配当金"としているようです。

もう少し具体的に書くと、

① 仕事などで稼いだお金をなるべく多く株や債券といった金融資産に投資する。
② 取得した株や債券に応じて配当金をもらう。

上記の①と②を"受け取れる配当金が日々の支出をまかなえる金額を超えるまで繰り返す"ことで"生涯の支出をまかなえる十分な不労所得を得る"のです。

"FIRE"についてさらに詳しい情報が知りたいという方は、ネットや書籍などで調べてみてください。
(参考としてYouTube大学でオリエンタルラジオの中田さんが紹介していた書籍と、わたしが読んだ書籍のリンクを以下に貼っておきます。)

"FIRE"できるとしたら、どうする?

わたしが"FIRE"を知った時に感じたのは、自分がやりたいことだけでは生活できるだけの収入を得られないからと夢を諦めている人にとって、夢を叶える手段になりえるのでは?ということでした。

突然ですがわたしにはコーヒーとロードバイクという、それなりに長く続けている趣味があり、最近その2つを掛け合わせてサイクリストと地元の住民の憩いの場となるようなカフェをやりたいと考えることがあるのですが、飲食業に携わったことが無いわたしがカフェを始める場合、カフェで実際に働いて接客と運営を学んでから自分の店を持つというのが現実的な手段だと思っています。

そこで、カフェで経験を積むために働こうとした場合、いまの仕事を辞める必要があるのですが、大手チェーン店の正社員でもない限り普通の会社員と比べて収入が減る可能性が高く、自分の店を持つ資金を貯めるためによりも多くの時間がかかってしまうと思われます。
(個人で経営されているお店に雇って貰う場合はアルバイトが一般的だと思います。そう考えると、大手チェーン店の正社員にとして経験と準備金を積んでから独立するのが近道かも。)

しかも、いざ自分の店が持てたとしても経営が安定するまでは貯金を切り崩すということも大いに考えられ、自分の店を持つための準備期間はもちろんのこと、自分の店を持ってからも別の収入源があるというのはとても心強いだろうと容易に想像できます。

つまり、自分がやりたいことや夢に向かって挑戦しても生活に困らない状況が作れれば、自分のやりたいことや夢に挑戦して、その夢を叶える人が増えるのではないでしょうか。
(ベーシックインカムの考え方に近いかもしれません。)

先に述べましたが"FIRE"の収入源は主に株や債券の配当となるため、生活に困らない程度の収入を生涯保証されているというわけではありませんが、仮に毎月の生活費が15万円ほどの人に毎月10万円ほどの不労所得があるとしたら、会社員を辞めてフリーランスに転向したり、自分で事業を始めたり、学校に通い直したり、といったチャレンジに対するハードルがかなり下がると思います。

"FIRE"を目指してみる

"FIRE"という考え方を知って、FIRE"をするにしろしないにしろまずは自分のできる範囲で投資を始めてみようと考えるようになりました。

参考になるかは分かりませんが今後はその進捗もnoteに書いていこうかと思っています。

末筆となりますが、本記事があなたの夢を叶える助けになれば幸いです。

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