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ロングライドの相棒にロードバイクを推す理由

皆さんは趣味の道具、特に高価な道具を買うときにどの様なことを考えますか?
今回は「ロングライドの相棒にロードバイクを推す理由」と題して、記事を書いていきたいと思います。

なお、本記事は数年間ロードバイクに乗った私が、サイクリングを始めたいという友人に出会った際にするであろうアドバイスとなるため、自転車メーカーの特徴やバイクのスペック、インプレッション等の情報はありません。

そういった情報を期待されている方はメーカーのホームページや雑誌、YouTubeといったメディアや、ブログを探して頂ければ幸いです。
(そのほうが正確な情報が手に入ると思います。)

ロングライドをしたいのであればロードバイクがオススメ

あなたがサイクリングを始めようと思ったとき、恐らくネットを使って情報収集をしていると思います。「サイクリング」「初心者」「オススメ」のようなワードで検索して、「ロードバイク」ではなく「クロスバイク」に行き着いているのではないでしょうか?

街乗りやちょっとした移動であればクロスバイクでも十分でしょうが、趣味としてサイクリングを始めようと考えていて、遠くまで走りに行ってみたいと考えている方であれば、遅かれ早かれロードバイクに乗りたくなる可能性が高いです。

実際に私の友人にクロスバイク購入後3ヶ月でロードバイクに乗り換えた人が1人、1年以内に乗り換えた人が1人、クロスバイクを買いに行ってロードバイクを買った人が1人います。

ロングライドにロードバイクをオススメする理由

わたし自身がロードバイク乗りということもありますが、ロングライドをするのであればクロスバイクよりもロードバイクをオススメしたい理由が2つあります。

- 理由 その1:自分に合わせて組み上げられること。
- 理由 その2:早く楽に遠くへ行けること。

これだけだと説明になっていないので、それぞれをもう少し深堀りしていきたいと思います。

- 理由その1:自分に合わせて組み上げられること

まずロードバイクはママチャリなどと違い、一つ一つの部品を個別に入手して組み上げることができるので、ライダーに合わせてパーツを選択することであなたに合ったバイクを作り上げることができます。

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組み上げられた状態のバイク(完成車と言います)を買うこともできますし、初心者は完成車を検討されるが大多数だと思いますが、一から組み上げる事もできるということを知識として知っておいてください。

また、ロードバイクを使用するサイクルロードレースは長時間に及ぶため、乗っている人間が不快な状態で乗っていては良い結果は出せません。
そこでプロの選手は必ず専門家とバイクフィッティング(乗車姿勢を最適化するための作業)を行いますし、私のようなアマチュアの場合も自分でセッティングを変更したりフィッティングサービスを受けたりして自分にとってベストな乗車姿勢を模索します。

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このフィッティングという作業はパーツの取り付け位置だけでなく、パーツ自体の長さや幅が違うものを選択して乗車姿勢の最適化も行います。
自分にあったセッティングのバイクであれば長時間乗っていても疲れにくく、パワーを出しやるくなりますし、痛みが出にくくもなるのでとても重要な作業となります。(セッティングがあっていないと関節や筋肉に痛みが出たりします。)

対してクロスバイクの場合、購入したお店などで簡単なフィッティングをしてもらうことはあるでしょうが、ロードバイクのように本格的なフィッティングをしていないという印象です。(間違っていたらすみません。)
つまり、サイクリングを始めた初心者がベストな乗車姿勢を導き出すのは難しいと考えられ、ロングライドをするためのハードルが上がると考えられます。

- 理由その2:早く楽に遠くへ行けること。

ロードバイクは人間という非力なエンジンを載せた状態で、舗装された道路上を速く移動することを考えて作られた自転車であり、レース車両です。
レース車両であるロードバイクのフレームやパーツは必然的に人間のペダリングパワーを効率よく推進力に変換できるように作られており、少ない労力で移動することに長けています。

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また、クロスバイクとロードバイクを見比べたとき、最も違うのがハンドルの形状だと思います。クロスバイクについているフラットハンドルは操作性が高く小回りが利くのですが、上の画像のように握れる部分が少なく乗車時の姿勢が固定されやすいため、疲れが一点に集中しやすいのと、両腕を開いた状態で走行することになるので走行時の空気抵抗が大きく、長距離移動に向きません。

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対してロードバイクはハンドルを握る位置を変えることで乗車姿勢を変えることができるため、疲れが一点に集中しにくいという特徴があります。

例えば、向かい風が強い時や高速走行時は下ハンドルを握れば上半身全体が下がって空気抵抗を減らすことができますし、上り坂などで風の抵抗が少ない時はハンドルのフラットな部分を握ることで上半身を起こし呼吸のしやすい体勢でペダリングすることができます。

理由その1にも書きましたが自分専用に組み上げられていて、なおかつ乗車姿勢を変更することで早く楽に遠くへ行くことができるのです。

仮にあなたがロードバイクを手に入れ、長距離走行ができるようになれば様々な経験ができるはずです。せっかくサイクリングを始めるのであれば、是非そういった体験をして欲しいと心から思ってます。

最後に

今回はロングライドを始めようと思ったときに、ロードバイクをオススメする理由について記事を書いてみました。
私の自己紹介(以下リンク)にもあるとおり、わたしはロードバイクに乗り始めて世界が広がったため、ぜひ皆さんにもそれを体験して欲しいと思っています。

もし自転車を使って遠出してみたいと思っている方や、機械いじりが好きな方であれば、ロードバイクを選んで欲しいと思います。
※次回以降でロードバイクの選び方についても書いてみる予定です。

なお、これからもスポーツサイクリング愛好家を増やすことを目的にnoteを書いていこうと考えていますので、こんな内容の記事を書いて欲しいといった要望やスポーツサイクリングに関する質問も受け付けますので気兼ねなく連絡いただければ幸いです。(答えられる範囲で答えていきます!!)

最後まで読んで頂きありがとうございました。

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