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櫻坂46 1st YEAR ANNIVERSARY LIVE

今日は2021年12月31日。
あと数時間で2021年が終わるらしい、早い。
紅白歌合戦では流れ弾をパフォーマンスしてくれるという。
どこか浮足立った年末のお茶の間に、櫻坂46の力強さを食らわせてくれるんだろうな。本当に楽しみだ。

そして、アニラから3週間経つ。これもまた早い。
幸運にも、1日目を会場で目の当たりにし、2日目も配信で見られた櫻坂1stアニラ。

その熱のあまり初めてnoteを書いたのも3週間前。
思っていたよりも多くの方に目を通していただけたようで、率直に嬉しい。
一方、あまりに熱を込めすぎた反動でnoteを書く気が起こらず、アニラのことを書かずに今に至ってしまった。

櫻坂への期待と熱は冷めねど、日が経つにつれ少しずつアニラの記憶が薄れている。自分の頭の作りが悲しい。
せっかくなので、今年のうちにアニラのことを書き残してみたい。実家で暇を持て余しているし。

なお、公演中に随時メモを取っていたわけではないため、あくまで今記憶している自分が受けた印象(曲そのものの印象も含む)を書いてみる。

また、セトリはLiveFansを参考としている(実際に会場で目の当たりにした1日目のことを中心に触れる)。
https://www.livefans.jp/events/1358533
(ダンストラックについては語彙力が追い付かないため省略する。悔しい。)

影ナレ

松田里奈さん&井上梨名さんによる影ナレ。
突然「ふたりなです!」とアナウンスされたときは少しびっくりしたけど、明るい2人らしいネーミングでいとおしい。
(AWAラウンジで夏鈴ちゃんが反応したこともあって、でんでんずになるのかなとも思っていたけれど。でも変にいじられすぎるネーミングじゃなくてよかったのかな。)

0 Overture

田舎の小さな映画館で解禁に立ち会った櫻坂46Overture。
武道館という場所で、清々しい気持ちで聴けることが感無量だったし、「1」と示すメンバーたちの凛々しさに、既に感情が溢れていた。
(もう泣いてた、最近涙腺がずっとおかしい。)

1 BAN

まさかBANで始まるとは。エンジン全開でアニラの幕を開けてくれる櫻坂46が本当に頼もしかった。
2ndシングル期を振り返ると、曲に飲み込まれそうな様子もあったように思う。アニラのBANは随所に余裕の表情も見られて、たくましいメンバーの姿に早くも胸を打たれていた。
そして止まらない涙(メンバーはいつだって凛々しいのに情けないものです)

2 美しきNervous

この曲で見られる田村保乃さんの吹っ切れたような表情が好きです。こういう渋めな曲が櫻坂にあって嬉しい。ふぉーりんらぶ菅井友香さん…。

3 半信半疑

武道館というどの座席でもステージとの距離が近い場所だからこそ、改めて半信半疑の緊張感と山﨑天さんの表情を感じられて痺れた。
センターステージ(という呼び方で合っているのかな)で何にも臆せずパフォーマンスする山﨑天さんの迫力、すごかったな。

4 それが愛なのね

緊張感ある半信半疑から一転、それ愛で無邪気にはじけるような山﨑天さんの姿がほほえましかった。
半信半疑、それ愛で堂々とパフォーマンスをする山﨑天さんの姿に改めてしびれていた。その姿ひとつだけをとっても、これからの櫻坂46が楽しみだな。

5 偶然の答え

悲哀を表現する藤吉夏鈴さんの表情にいつも背筋が伸びる。そしてまた、武道館の距離だからこそはっきり感じられて嬉しかった。
沸騰するような感情を表現してくれることに加え、切なさまで全力で表現してくれる櫻坂46が大好き。

6 ブルームーンキス

DCL直前のレコメンで初解禁された時の衝撃とざわつきは忘れられない。個人的にも好きになれるか複雑な思いを持っていたけれど、1年間ですっかりキラーチューンになっていて、毎回全力で演じてくれるメンバーの力だよなとまたしみじみする。
(ちなみに、サビ直前のスティックバルーン連打、せっかくの余韻がなくなってしまうようでどうにも苦手、個人的には…。ツイートで、花火の「たまや~~~」みたいなやつだと見かけてから、その意味合いをなんとなく理解はできるけれども。)

7 思ったよりも寂しくない

会場で目の当たりにするこの曲の解放感と幸せな雰囲気に、櫻坂がここにたどり着けて本当に良かったなと思うばかりだった。
「思ったよりも」寂しくない、つまりは寂しさを抱えながらも進んでいこうとするこの曲に櫻坂そのものを見てしまうし、憑き物が落ちたようなこの曲のパフォーマンスをずっと見ていたいと心から思う。

8 Plastic regret

繰り返しになってしまうが、悲哀を滲み出す藤吉夏鈴さんにものすごく引き込まれる。いわゆる恋愛曲をあえて託すことの妙も感じる。

9 最終の地下鉄に乗って

日常にうんざりしつつもなんとか日々を送る自分にとって、特にこの曲へ個人的な思いを託してしまう。特別な思いを持ってしまう。
そして、かねてからこの曲を好きだという菅井友香さんの姿にそんな思いを乗せながら見てしまっていた。この曲を穏やかな表情でパフォーマンスする姿を見られてよかったな。

10 君と僕と洗濯物

かわいい~ありがとう~BANのセンターとこの曲のセンターが同じメンバーなのすごい、森田ひかるさんありがとう〜
(個人的にはこの曲の歌詞にちょっと引っかかるところがあるが、メンバーみんなの明るい表情に触れるとそんなことどうでもよくなるなと思ったりする)

11 On my way

松田里奈さん・井上梨名さんの明るさ、今のグループの前向きさにもつながっていると思っている(もちろん他のメンバーの明るさも含め)。
その明るさがユニット「曲」の形で櫻坂に残っていくことが嬉しいし、今を肯定するような曲を、のびのびと見せてくれることが嬉しかった。コニファーフォレストで見てみたいな。

12 ソニア

穏やかに過去を振り返りかみしめるようなこの曲を、櫻坂46が演じてくれることのありがたさをいつも思う。
センター小池美波さんの柔らかな表情とともに、メンバーみんなが美しくも儚くステージを作ってくれる姿に涙腺崩壊のギアが上がった。(ここまでずっと泣いている、まったく…。)

13 無言の宇宙

欅坂46から櫻坂46に至るまで、現状に肯定できないことを直接的に表すことが多い(目立つ)ように感じているが、胸を張って愛情を伝えてくれるこの曲が「3rd」時点であることに安心する。
この曲でセンターに立つ渡邉理佐さんの凛々しい表情がとても美しい、武道館のステージで一人堂々と振る舞う姿が頼もしかった。
(個人的には、1期生「だから」ということよりも、この清らかな曲で「渡邉理佐さんが」センターに選ばれたことが嬉しい。)

14 ジャマイカビール

「Yui Kobayashi」の文字が浮かび上がり、言葉なくジャマイカビールのイントロが流れた瞬間のことは一生忘れないと思う。(その後、あまりの衝撃に頭が真っ白になってしまったが。)
この曲を見られるのはもっと先だと思っていたし、小林由依さんのことを思えば、本人が望むならむしろ先であるべきとすら思っていた。
でもやっぱり待ち望んでいたんだな。小林由依さん、おかえりなさい。櫻坂に戻ってきてくれてありがとう。
藤吉夏鈴さん、遠藤光莉さんの眼光鋭さも頼もしかった。MCで泣いてしまっていた遠藤光莉さん、いろいろな思いを抱えていたんだろうけど、パフォーマンス中にそれを感じさせない姿が頼もしいな。

15 Dead end

行き止まりで止まらない、「今をどう生きるか?」と煮え切らない歌詞だけれども誰にも邪魔されないような意思を感じられる、Dead endでの櫻坂46が本当にかっこいい。
回を重ねるごとに余裕が生まれているようなセンター森田ひかるさん。この曲に限らないが、どこか挑発的な表情にいつもしびれている。

16 なぜ 恋をして来なかったんだろう?

浮足立った楽しさ、素直に感情を出せない奥ゆかしさ、、、1曲の中に様々な表情を込めてくれる藤吉夏鈴さんにすっかり見とれてしまった。
中盤の糸演出(呼び方わからない)も、みんなの呼吸が合わなければうまくいかないと思うけれど、終盤に向かっていくタイミングでもしっかり魅せてくれていて素晴らしかった。

17 Buddies

1年の節目に、この曲を晴れやかにパフォーマンスしてくれることが感無量だったし、これからもそうあってほしいなと思う。
ラスサビ前にまっすぐな言葉で感謝を伝えてくれる山﨑天さんにも頼もしさしかないな、いつもありがとう。
(メンバーの姿に胸打たれる一方、個人的に、ステージ上に浮かび上がるテロップに少し違和感を持ってしまった。メンバーの姿が一番物語を雄弁に語ってくれると思うから、大袈裟な演出はなくてもいいのになと感じてしまった。)

VTR

キャプテンの言葉とともに流れる1年間の歩み。リアルタイムで櫻坂46の姿を追いかけられてよかったなとしみじみしながら見ていた。
(キャプテンの言葉、今の明るさを強調するためにあえてそうした可能性も十分あると思うが、いささか否定的な言葉も並んでいて胸が痛んだ。BACKS LIVEの時も思ったが、自分たちを否定するような言葉をかける必要はないのにと思う。あの言葉を運営側が綴ったならばなおのこと。)

18 Nobody’s fault

ナレーションでは、美しく強い櫻「へ」と述べられていたように思うが、すでに櫻坂46はそうあってくれていると確信したNobody's faultだった。
欅坂46への別れと櫻坂46への混乱とともに対面したこの曲。前向きな気持ちで、頼もしく受け入れられるようになったのはメンバー自身の決意のおかげにほかならない。

19 流れ弾

Nobody’s fault衣装のまま繰り広げられる流れ弾、ものすごく刺さった。
赤黒の衣装よりも柔らかさが際立つような衣装にもかかわらず、ステージを縦横無尽に駆けながら力強くパフォーマンスされる流れ弾に、勝手ながらも凛々しさ力強さを増す櫻坂46の物語を感じられた。
ライブの流れの中で仕方なくそうしたのかもしれないが、また見たいなと強く思った。
そして、小林由依さんの存在の大きさを改めて感じた。櫻坂46の力強さの中に小林由依さんがいてくれることの頼もしさ。無理せず少しずつ活動に参加してもらえたら何より嬉しい。

20 櫻坂の詩

武道館がサイリウムの光に満ちている光景、自分がサイリウムを持ちその光景を目の当たりにできたことが感慨深かった。
グループの歴史が積み重なるとよりこの曲が沁みるような気がする。言わざるを得ない、やすすありがとう…。

おわりに

さらっと書くつもりが4,000字を超えてしまった、大学時代はレポートから逃げまくっていたのに好きなことについてはいくらでも書けてしまう(書きすぎてしまう)から不思議だ。

ここまで読んでくださったからはおられるのでしょうか。
読んでくださった方には今度エキソンパイ差し上げます。
誤り、ご意見、憤り、なにかございましたら是非ご教示ください。

そして、2021年に色々なお話をしてくださった方、ライブ会場で会ってくださった方、本当にありがとうございました。

すぐ偏屈な考え方ばかりしてしまう自分にとって、皆様から吸収できたたくさんの解釈や視点があってこそ、より櫻坂46を受け止めやすくなったなと思っています。2022年もどうぞよろしくお願いいたします。

ありがとう櫻坂46。来年も櫻坂46を見続けていきたいな。
アニラで目の当たりにした菅井友香さんについて触れ、この文章を閉じます。