"5人の夢"、5人それぞれの"夢"

マリウスが卒業して数日、ずっと見たかった5人の姿を2年ぶりに見られた5日間はほんとに夢みたいな時間だったからまだ実感が湧かない。ついこの前までこれだけ戻ってこないってことは戻ってくるために頑張ってるのかなと思っていた自分もいたからこそ、寂しい。

でも若くしてデビューして、大きな夢を抱いて新たな道に進む決断をしたこと、ものすごく勇気のいる決断で改めて尊敬した。

ここ最近のSexy Zoneのメンバーのインタビューやコンサートでの挨拶、ラジオ等で話してくれたことを思い返すと、5人とも20代で将来のことを考えていた。同世代として淡々と生きてる自分のことを考えると、見習わないととも思った。

数年前の私は正直、ジャニーズでデビューして安定したら、ホール・アリーナ・ドームの違いはあれど毎年ライブができて、CDをリリースして、バラエティ番組に出て、、、って大手事務所だからある程度の仕事はもらえると思っていた。でもやっぱり芸能界、そんな当たり前なことはなくて、思い描いた通りに行かなかったからこそ、最近は個人仕事が多かったからこそ、それぞれが自分と向き合うことができて、夢を持って歩めているのかな。今この瞬間に感じたSexy Zone 5人それぞれの凄さを残しておきたいと思って書くことにした。私が感じ取ったままのSexy Zoneを、ただただ褒め称えたいだけの備忘録です、、、

まずは卒業したマリウス。
大学に通いながら仕事をしていたころから、勉強熱心で、ブログやテレビで話してくれたのは西洋の政治等、難しくてすごいなという単純な感想しか出てこないくらい。あと中国語も勉強していて、課題として中国語で書いたお手紙をブログで見せてくれたこともあった。ドイツ出身で英語も日本語も勉強して中国語、、!本当にすごい。そんな色んなことを学んでる話を聞いたり、SPURでのインタビューや、Sexy Zoneのグッズにエコグッズを取り入れてくれたマリウスのことを思うと、今の芸能界にとどまるのは勿体無いようにも感じだけど、反対にこれからどんな新しい風を吹かせてくれるんだろうとワクワクしたこともあったなあ!結果としてマリウスはアイドルではなく、新しい道に進むことを決めたけれど、今ある場所、戻れる場所から離れる決断ってそんなに簡単なことではないだろうと改めて感心した。11歳で大きな世界に飛び込んだマリウスなら、また新しい道でもきっと沢山の人を愛し、愛され、世界を変えてくれる存在になれると思う。どこか遠くで頑張ってるマリウス、これからもずっと応援してるよ!!!


続いて聡ちゃん。
休養に入る前の聡ちゃんのバラエティでの輝きっぷり(サンシャイン松島とか)も好きだったんだけど、戻ってきてからは目標を聞かれるとお芝居を頑張りたいという。お芝居の経験が少なかった聡ちゃんだけど、「コタローは一人暮らし」も、「赤シャツ」も、「こどもの一生」も、「記憶捜査3」も、どれもハマり役。横山くん、桐山くん、風間くんという素敵なジャニーズの先輩方にも囲まれて、俳優仲間で可愛がってくださる出演者の方々もたくさんいて、「こどもの一生」は光くんの代打でプレッシャーも大きかった中、見事にやり遂げていた。他にも自衛隊に憧れたこともあった聡ちゃんが海上自衛隊のイージス艦に潜入するロケや、ハリポタが好きでハリポタのイベントに出席したり、CMは可愛いクマが印象的なピーチジョンのパジャマと、地元静岡のしずおか元気旅大使。聡ちゃんにぴったりすぎる。どれもぴったりなお仕事ばかり。マネージャーが上手すぎるのか?聡ちゃんとお仕事したいと思ってくださる方が恵まれすぎているのか。どっちもかもしれない(笑)聡ちゃんのペースで、一つずつ新しいことに挑戦する姿、たくさんの人に勇気を与えているんじゃないかな。お芝居を頑張りたいという聡ちゃん、これからも素敵な作品にたくさん出会えるといいね。

次は勝利くん。
風磨くんがお仕事急増のイメージ強いけど、勝利くんも負けず劣らず特に2022年は大活躍!
ここ数年を振り返ると、VS魂にレギュラー出演するようになってからバラエティでの立ち振る舞いも変わった気がする。お芝居は舞台が「ブライトンビーチ回顧録」・「Endless SHOCK」・「ハロルドとモード」と続き、ドラマも「青野くんに触りたいから死にたい」・「赤いナースコール」と舞台やドラマが途切れなかった!特に憧れの光一くんと共演できたSHOCKは大きかったと思う。一皮剥けたというか、RUNの健人くんが好きな"ここでやめんなやめんなよ"の勝利くんから始まっていたのかもしれないけど、SHOCKを終えた勝利くんは失敗を恐れずにライブでも弾けるような笑顔とパフォーマンスを見せてくれるようになった。ミスさえも可愛い勝利くんなので(笑)CMも大好評クッションファンデから始まったTIRTIRはTGCに出たり、屋外広告も大きくて、顔面で勝ち取ったといっても過言ではないくらい。数々のビジュアルを見せてくれるTIRTIRさんありがとう。ステージに立ち続けた2022年。そんな勝利くん、個人としてはいつかレミゼに出てみたいなんて夢も語ってたし、グループとしてはドームで国民的アイドル、国立競技場でライブ、と大きな夢を掲げてくれた。受け取る人によってはそんな大きな夢叶うわけが、、、と思われてしまうかもしれないけど、まずそれを言えること自体がカッコいいと思うし、ドームで自信を持って宣言してくれた勝利くんの夢、叶える瞬間をこれからも見届けたいと思う。

そして風磨くん。
彼は今ではグループの圧倒的稼ぎ頭。ドッキリGPの全裸きっかけでCMがきたり、まさかのハムレットきっかけでニノさんのオファーだったり、どこからなんのお仕事が繋がるか本当にわからないんだなと驚くほど、一つ一つの彼の努力や輝きが次に繋がっている。そんな風磨くんも2018年の24時間テレビ後の仕事の少ないのなんの、本人が今ではネタにできるくらい本当に少なかった。9,10月は1ヶ月あたり10日も仕事してなかった。ほとんど雑誌取材とラジオくらいだったのかな。個人の仕事なんてほぼゼロだったと思う。学生ならまだしも、2017年に大学を卒業して、周りが社会人になって毎日働く中、自分はほとんど休み、焦っただろうな。今では休みなんていつあるのだろうかというくらいの働きっぷり。でも大きな仕事が終わるたびに、ラジオに出演するたびに、風磨くんは声を大にして仕事ください!って言ってる(笑)中居くんの言葉を胸に、30歳までは仕事を選ばないでできること全部やる姿勢の風磨くんが、こんなにマルチに活躍するようになった今、30歳でどんな道を選択するのか楽しみで仕方ない!

最後は健人くん。
1月4日発売の日経エンタテインメントを読むと健人くんが考えるSexy Zoneや中島健人としての今後がたくさん語られていて、読み応えしかない内容だった。ラーゲリ関連の雑誌のインタビューでも健人くんがお仕事にどう向き合っているか、将来をどう考えているか話してくれていた。最近の健人くんの演技のお仕事は、いわゆる王道ジャニーズの登竜門的なキラキラした作品から一歩突き抜けて、「桜のような僕の恋人」や「ラーゲリより愛を込めて」など本格派といわれる映画が続いた。ドラマでいうと「未満警察」では自ら企画書を書いてリモート未満警察というSNS企画をやってみたり、「彼女はキレイだった」では役名:長谷部宗介としてインスタをやったり、ドラマを盛り上げる姿勢がすごく良い。「桜のような僕の恋人」の英語インタビューも自ら企画したそうで、その結果が2024年に公開される海外ドラマ「Concordia」に繋がっている。とにかく自己プロデュースが上手い。ちゃんとそれが次に繋がっているからすごい。2019年までドラマにバラエティにマルチになんでもチャレンジしてグループのエースストライカー健人くんだけど、お芝居の仕事が途切れたことや本国のアカデミー賞のインタビューのお仕事をきっかけに、世界に目を向け、自分の進みたい道を決めて、将来を見据えて、ここ数年のお仕事があると思うと素敵だなと。彼はきっとこれからも大きな世界に飛び込んで、色んな景色を見て、そこで見たものをたくさん伝えてくれるんだろうな。でも何よりも嬉しいのは、いま個人としては俳優の道で大きな夢を掲げている健人くんが、Concordiaの撮影現場でSexy Zoneを自慢したり、俳優とアイドルどっちが好きですかって聞かれて、両方って答えてくれたこと。だからこそ、どっちも頑張る健人くんをこれからも応援していたいと思う。

あと、少しだけグループのことも。
2022年、ついに夢だったドーム公演が実現した彼ら、ドームに向けた雑誌のインタビューで各誌から聞かれていたのが、「次の夢は?」という質問。その質問にあまり明確な答えをすることはなくて、これからも色々な会場でライブを続けていきたいみたいな回答がほとんどだったかな。でもドームを叶えた日、挨拶で勝利くんが言った。

「国民的アイドルになる」
「国立に立つ」

これ名言できるのが佐藤勝利だな〜〜〜!と思った。カッコいい。
そして2023年1月7日に生放送で行われたらじらー新春SPでグループの夢についてみんなで話してくれた。「紅白にまた出たい」「ドームの数を増やしていって、ゆくゆくは5大ドーム、国立競技場、その先は?海外?ハイデルベルク公演?マリウスにも出てもらう?」なんてことも。個人的には出場できなくなった当時はめちゃくちゃ悔しかったであろう紅白のことを今はちょっとだけネタにして話せるくらいに自分たちに自信がついていたのが嬉しかった。多分考え出したら色んな夢が出てくると思うけど、これからも一つずつ彼らのペースで歩んでいったその先に叶う夢を見届けていたいと思う。

ここ最近のお仕事と話してくれているやりたいことや夢について振り返ってみたけど、こうしてそれぞれ進みたい道をいま歩めているのは、個人仕事が充実したのが大きいと思う。グループでもっと集まって欲しいと望んだ瞬間もあったけど、グループで集まったライブでは、数年前まで青いペンライトが多かった会場も、今では他のメンバーの色のペンライトが増えて偏りがなくなってきたと思う。個人仕事はそれぞれ充実しているけど、特に上2人が突き抜けたからこそ、ここから先、弟2人がさらに成長したらこのグループはもっと強くなるな〜〜!って感じる毎日。末っ子も世界のどこかで頑張ってるんだもんね!

それぞれがメンバーの幸せも願っている5人だからこそ、これからもっともっと5人とも幸せになってほしいし、願わずにはいられない。そして5人が自分の将来のことをしっかり考えて歩んでいるからこそ、同世代として自分も頑張ろうと思わせてくれる存在。

いつもありがとう。「時代を創ろうSexy Zone」と言ってデビューした5人。道は違えど5人がこれからも時代を創り、夢を追いかけて歩き続けることは変わらない。これからも応援してるよ。色んな景色を見せてね。

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