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PS4史上最高ゲーム「The Last Of Us」を終えて

昨年の10月頃からYouTubeでの動画投稿を始め、遂に昔から大好きだったPS4のゲーム「The Last Of Us」の収録をようやく終えた。何度もプレイしたゲームだが、改めて思う事を書いてみますね。

難易度は『グラウンド』

どうせやるなら最高難易度『グラウンド』でのクリアを挑戦、ようやくクリアできた。噂には聞いていたが、HUD表示(体力ゲージや銃の残弾数など、ゲーム的な表示)が一切なく、聞き耳も使えない状態でのプレイ。TPS(サードパーソンシューティング)なので、上手くカメラを使えばある程度、周りの状況は確認できるが、想像通りの高難易度であった。

何と言っても『聞き耳』が使えないのが、かなりゲームとしての難易度を上げているように思います。敵の位置が分からないのは辛い・・・。

物資の運用管理

プレイをするうえで重要だと思ったのが、物資の使いどころ。もちろん、全て温存して進めれば良いが、そうもいかない場面もあるし、スニークキルのみで全ての敵を排除が難しい場面もある。

そのため、どこで武器を使い、どこで温存するか。そのあたりの運用が非常に重要になり、使いどころを間違えれば、タダでさえ難しい難易度が、より難しくなってしまう。逆に言えば、使いどころさえ間違えなければ、この難易度でも十分に誰にでもクリア可能な難易度であると感じました。

続編が発売されたが・・・

さてこのゲーム、7年越しで続編の「The Last Of Us PARTⅡ」が発売された。度重なる発売延期でヤキモキしたが、ようやく2020年6月19日に発売日を迎えた。事前の評判(メタスコアは95点!)もかなり高い。期待に胸を膨らませたが、蓋を開けてみるとユーザーレビューが荒れる事態となっていた・・・何故なんだ。

エリーの願い

トレーラー詐欺?

いや、気持ちは分かる。発売前のトレーラーではエリーとジョエルの新しい旅が始まるかのような印象を与えておいて、あれである。トレーラー詐欺と言われても仕方ない。私も唖然とした。おそらく誰もが、あの2人に再び出会い、そしてまたジョエルとエリ―2人で旅が出来る事を心待ちにしていた筈である。裏切られた!と思うのは致し方ないのかも知れませんね。

ジョエルの行動は正当化されるべきか

The Last Of Us PARTⅡ」については、別で記事にするため詳しくは控えますが、本作「The Last Of Us 」では、誰もがジョエルに共感をしたはずです。しかし視点を変えれば、ジョエルは身内のために他人を殺しまくる身勝手な人間と受け取れるのも事実。

このゲームを通じて、多くのプレイヤーが若干の違和感を感じつつも、エリーを助ける事自体には躊躇はしなかったと思います。しかしジョエルの行動は、他人から見て果たしてどう映るのだろうか?「The Last Of Us PARTⅡ」で描かれているのまさに「それ」だと思う。

エリーをどう扱うべきだったのか?

正直、プレイしていたときは、ジョエルの行動に対してさほど抵抗感はなく、ファイアフライはむしろ「身勝手にエリーを殺そうとしている奴ら」くらいの気持ちでした。

そこについては「いやいや、せめてエリーが目覚めてから考えろよ」って思ったりもした。しかし、もし仮にエリーが目覚め「人類の為に死んでもらうけどいい?」と問われて、「いいよ」なんて答えるのだろうか?と考えてしまった。

エリーがはっきり自覚していたのかは分からないが、ある種の「使命」のようなものを感じていたのは間違いないと思う。ただ、そこまで達観していたのかな、エリーは。だってまだ14歳くらいの少女ですからね。

それに、道中で「これを終わらせたら、一緒にどこかに行こう」ってジョエルに話してました。なので死ぬ気は無かったんだと思うんですよね、さすがに。

人類のために「子供を殺す」のは正しい事なのか?

他者や世の中のためになると考えて、自分自身を犠牲にする行為なら分かります。とても崇高な行為ですよね。しかし、人類のためだと言って、他人であり、まだ14歳の少女を殺すのは、どうしても違和感があるんですよね。

なので、やはり『エリー自身に判断させる』と言うのが、一番納得のいく判断だと個人的には思いました。もし、彼女にその判断が委ねられた時、一体エリーはどのような判断をしたのか・・・少しだけ興味があります。

さて、「The Last Of Us 」のプレイ内容については、下記のYouTubeにアップした動画を見てくれると嬉しい。そして一つ言える事は、このゲームはPS4史上稀にみる傑作であることは間違いなく、多くの方にプレイして欲しい。が、基はホラーゲームだし、さまざまな事情でプレイが難しい人も居ると思うので、そんな方にはぜひ下記のYouTube動画を視聴していただけると嬉しい。



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