見出し画像

一番怖い病気は「ガン」である

2020年に始まり、現在でも世間を騒がせているのは「新型コロナウィルス」だが、昨年からの累積統計で国内の死者数は3632人(2021年1月3日現在)。

新型コロナウイルスも怖いと思うが、病気の何が怖いかと言えば、間違いなく「死に至る」事である。もちろん、死なずとも後遺症で悩まされる病気もあるとは思うが、やはり「死亡率が高い」病気が一番怖い。

そういう意味であれば、一番怖い病気は間違いなく「ガン」ではないかと思う。私の母親も2010年に食道がんを患い、1年も持たずに他界した。その時は、ガンという病気が憎くて悔しくて仕方なかった。

死者予測数は379,400人

さて、日本におけるがんの患者数と死者数を調べてみた。国立がん研究センターが公表している「2020年のがん統計予測」によると、患者数が「1,012,000人」、死亡者数が「379,400人」との事。皆さん、この数字をどう思いますか?

約100万人の方がガンを患い、38万人近くの方が亡くなるという予測。しかも、日本人の死亡原因の約27%がガンとのこと。(統計上はガンは「悪性新生物」という呼び名になっている)

コロナも怖い。しかし、コロナよりもガンの方が断然身近でかつ恐怖に感じる病気だと思います。日本人の4人に1人がガンで死亡するという事実と、母親を死を目のあたりにし、かつ年齢を重ねる度にそう思う気持ちが強くなりました。

まだまだ有効な治療法は確立していない

これだけ怖い病気「ガン」だが、まだまだ治療法は確立されておらず、一番の予防は「早期発見」だと聞く。何度も取り上げて恐縮だが、私の母親も自覚症状がありながら、近所の耳鼻科で原因不明と診断され続けた挙句、その後ガンと診断されたのは、なんと自覚症状が出てから既に半年以上も経過してから。もう少し早く発見できていれば・・・悔やんでも悔やみきれない。

ガン検査は殆どがオプション検査

さて、社会人の方であれば、年に1回は必ず「健康診断」を受けると思う。しかし、その中にはガンの発見を促すような検査はあまり無いですよね。いや、あるのだけど全てオプション設定なのである・・・。

何故オプションなのでしょうかね?年に37万人も亡くなる病気なのに?これだけ日本人の尊い命を奪い続けているのに。国として本当に日本人の命を守るつもりなら、ガン健診はオプションではなく、むしろ『国民全員に無料』で受けさせるべきではないのかな?と私は思うんですよね。

そういった事は聞いた事が無かったので、ここで記事にしてみた。日本人の命を第一に考えた政策の実施を望みたいところです。

健康診断


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?