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イベント翌日 女風セラピストのプライベートな時間

イベント翌日の夜
彼と食事をした

2日連続で会えるなんてすごい嬉しい!

「イベントお疲れさまでしたー!」
乾杯をして昨日のイベントの話をした

「昨日、俺がシャンパン1番売上げたんだ!」
子どものようにはしゃぐ彼
「でもさ、ホスト初めてだから呼ばれても気づかなかったよ。お客さんいっぱい来るしさ」

「あのね、私、あなたとお客さん見ちゃった」

一瞬彼の表情が固まった

「うそだろー?セラピストのお客さんが重ならないようにしたはずだよ!」

「背の高いキレイな人のコート脱がせてた」

とぼけきれなかったのか彼が話し出した

「あの人さ、俺が入口で出迎えて予約時間ずっと一緒だと思ってたみたいで、たった5分待って俺が来ないって怒って帰ったんだよ!」

「だから追いかけて戻って来たところを見たんだな」

追いかけた…

きっと、あのお客さんと彼とのドラマがあるんだろうな

彼がセラピストで
誰かと共有している事実を突きつけられた感じがした

お客さんに合わせてドラマを作っていって
それぞれが大切にしてる彼とのドラマ

私は彼にとって何なのかな…

「昨日会ったのに今日も会うの、どうしたの?」
「昨日シャンパン入れてくれたから」
「シャンパン入れてくれた人にお礼するのえらいね」
「え?」
「今日がお礼の初日?」
「そういうイジワル言わないの!」

どうやら彼と金銭ナシで会ってるの
私だけじゃないみたい…

私は彼の何なのだろう


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