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春に夏の小説を読むのが好き

夏は好きじゃない。あつーって汗べったりの朝から始まってクーラーの扇風機のすずしーってので軽くぼーっとしてしまうともう家から出たくなくなるし、考えれば考えるほどイヤーって思うけど、けど、夏を感じる〇〇みたいなものは好きやなって思う。
特に夏を感じられる小説を春ごろから読むのが好き。

甘酸っぱい夏、汗臭い夏、知らない田舎の昔を勝手に思い出す夏、社会人の夏、こどもと過ごす夏、自分の感じてきた夏と照らし合わせて小説を読むと『あーわかるー』『この描写すごー』とワクワクしながら楽しくなってくる。
すっごいなんというか私の中のなんかがざわつくようななんか溢れてくる。

むわん、もわん、じめ、じりりとした夏特有の蒸し暑さ、日本の夏を小説の中で感じられることが好き。

涼しい部屋でアイスコーヒーを飲みながら、片手に小説持って、椅子に座ったり、床に座って、寝転んで、ザ・読書なスタイルで小説を読む時間はめちゃくちゃ楽しい。

さらに、その時、没頭して読んでるにも関わらず、パッと時計を見た時にさほど時間が過ぎてない時はなんかすっごい嬉しくなる。
こんな楽しい時間過ごしたのに、「まだこんなけしか時間たってないの?得したやん!」みたいな、まだ読めるやんってなった時はめちゃくちゃ嬉しくて目を見開いて心の中で「よっしゃ」って言ってる自分がいてる。

夏の小説読みたいなーと思いながら、まだ読めてない小説もあるしってどうしよっかなーって、あーもうほんまにどうしようかなって、いろんなことで頭がいっぱいで、とっちらかりすぎるので、もうおわりにする。

いっそのこともう夏なってくれ。

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