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2023-05-07(Sun) UNISON SQUARE GARDEN『UNISON SQUARE GARDEN TOUR 2023 ”Ninth Peel”』at 富士市文化会館ロゼシアター大ホール

2023ライブ初め

先月のミュージアムで気分を高めた後は、GW及びこのライブ、なんなら今年初となる現場でのライブに向けてまっしぐらだった。
そんなわけで行ってきた。UNISON SQUARE GARDENのツアー『Ninth Peel』。「必ず1人1公演は当たるよ」という、やさしい仕組みがユニゾンにはあるので、いつも地元公演しかエントリーしない。諸々の予定とかぶらないようにするにはそれが自分の中の最善策。
今年も静岡に来てくれる!地元で会えればそれだけでありがたい(´▽`)
活気が戻ってきたのか、去年のツアーと比べたら、SOLD OUT公演の多いこと。本当によかったなぁと思う。
グッズはいつも事前に通販するけれど、今回は買おうとした時には目当てのモノが完売だったので現地調達。その場でメリメリと開封してロンTの上からすっぽり。いつも基本の3点セットしか買わないが、モフモフのしっぽキーホルダー…実物が…かわいかったので、衝動買い( ゚Д゚)アハハ

解禁されたこと

このツアーより、彼ら主催のライブについては『マスク着用での声出し』が解禁になった。そういえばずっとこの「声出し」という表現に違和感があったのだが、ライブ中の声って「出す」ものではなく「思わずあふれてしまうもの」だなぁと。たとえそれがバンド側からの煽りだったとしても、「出す」のではなく、「興奮や感動が入り混じってあふれたもの」だと。イントロであの曲と解った時、ソロがかっこよかった時、なんかよくわからんけどかわいい動きをしていた時。あの歓声が様々なところから聴こえてきた瞬間、ライブが戻ってきた!と感じた。自分はそもそも声を出す人ではないので、制限中「我慢」という感覚はなかったが、物足りなさはあった。その正体が「声出し」だった。会場の一体感をより感じられる要素はやっぱりこれだね!

ここから下は曲名や内容が書いてあります


曲について

アルバム『Ninth Peel』は、いつになくゆったりとした曲調が多いなという印象だった。ライブの幕開けも<夢が覚めたら(at that river)>(2018年リリース『MODE MOOD MODE』)というバラード。そこからの捲し立てが早い早い笑。キラーチューン<シュガーソングとビターステップ>~<Nihil Pip Viper>。意表を突きまくられた。
この時点ではまだ「まぁ~、明日から仕事だし今回はセーブするか( ゚Д゚)」と、ゆるゆる参戦モード。が、こういう「意表曲」が多すぎてだんだんメーターが上がってしまう。
…それにしても<Nihil Pip Viper>はクセが強くて覚えるのに苦労している。
運命共同体ってオーバーオーバー過ぎるので 耳からスパゲッティで肘で茶沸かすわ( ゚Д゚)~♪

①WINDOW開ける
1stアルバムの曲。イントロで「はっ!」と謎の感嘆。
その後はじっとステージを見つめて静かに噛みしめる。
どう歌っていいのかわからん曲。

②シューゲイザースピーカー
自身で買った初めてのアルバム『Cather In The Spy』から。ただそれまで会社の後輩に借りていたポップな印象とはかけ離れていたので、やっぱり自分には合わないかもなぁ…と、ツアーには行かなかった。なので、実はあの収録曲を生で聴いたことがほぼない。
加えて好きな曲だったので、ここでようやく手を挙げて応えたような。
アルバムのもう1つの印象として「生死感を表す歌詞」の多さがある。
だからこそセトリに組み込まれた曲かな。

シューゲイザーに登場する歌詞は↓
【どんなヒットソングでも救えない命があること
  いい加減気づいてよ ねえ だから音楽は今日も息をするのだろう】

命が救えないからこそ、それまで(死ぬまで)をどう過ごすか考えるきっかけを与える。それが音楽。めちゃめちゃ刺さる歌詞だったなぁ(当時を思い出してしみじみ)。

③MIDNIGHT JUNGLE
スイッチが完璧に入ってしまった曲。無理だ。これで踊らないのは無理だ。
からの<Phantom Joke>。セトリおじさんの策略に溺れる。

④Numbness like a ginger
欲を言えば座ってゆったり聴きたかったなぁ。
バラードが合間にそこそこあったけれど、ずーっと立って見てた。
これだけいいバラードが増えてきたので、そろそろ本当にアコースティックライブを計画してほしいです。

⑤カオスが極まる
ライブで聴いたら絶対にもっとかっこいい!と思っていたが想像以上だった。煙の特効があったのはこれだっけ…?頭振り過ぎて記憶が曖昧w
なんとかかっこよく歌えるヒントを…!と、宏介さんを凝視する予定が、盛り上がり過ぎてダメだった笑。


演出について

今まで参加したツアーの中で、いちばん照明が好きだった!
流行りのシティ・ポップ調、かつてない穏やかなサウンドの<City Peel>や、ジャズ調のミディアム・バラード<Numbness like a ginger>の世界観が色濃かったかと。ネオンカラーというやつか。特に<kaleido proud fiesta>は華やかだった。
<City Peel>の歌詞を表した「ネコ」「13時を差した時計」等のネオンサイン。また『Ninth Peel』の「9」。さらに結成19年を意味する「19」があったのも、非常にニクイ演出だった。たまたまなのか、意図してなのか、9も重なっているし、20周年への布石でもあるよね…。素晴らしい(=゚ω゚)ノ
冒頭に1公演でも見れたら充分と書いたけれど、初めてもう1公演見たい!って思った。まぁ、それは難しいので、映像化されるのを楽しみに待つとしよう。


メンバーについて

上手側なので田淵さんとは逆側だったが、表情は見えずとも姿はしっかり見える位置。それよりなにより、貴雄さんの一挙手一投足が見えて、そっちに感動して貴雄さんを見ている時間が長かったかも。
帰宅中タグを追っていたら「前のめりになりすぎてドラムセットから落ちた」ってあったんだが、自分はその瞬間を見ておらず。大丈夫だったのだろうか( ゚Д゚)
田淵さんはコーラスが多いためか、走り回ってる感じがなかったなぁ。2回くらいしか一緒にはしゃいだ記憶がない。<放課後マリアージュ>のラスサビ前、袖に向かって1人で遊んでたのがかわいかったですね…。遠目で「なんだ…?なんかやってんな…( ゚Д゚)カワイイ」とつぶやいてしまった笑。あれは真正面で見たかった。宏介さんとのじゃれ合いもそこまで派手じゃなかった。最近のライブで「やめろ( ゚Д゚)」ってガチトーンで言われたみたいだから、さすがに抑えたのか笑。
あ、田淵さんがステージで着てるTシャツと、自分が選んだTシャツがめずらしく一緒で光栄でした笑。いつも絶対に違うんだよな笑。田淵さんて動物すきだよね。
宏介さんは安定してたなぁ…。アルバムの収録曲で挙げるならば<スペースシャトル・ララバイ>。ユニゾンが持つ唯一無二の爽快感あるポップさ。歌声はもちろん、ギターサウンドからもこれ以上ない!ってくらい感じられて最宏でした!

次にユニゾンを見に行く予定は今のところないのだけれど、年始にツアーを2回やると発表しているので、続報を待つといったところ。
さらに今年は7月に初THE KEBABS(田淵さん)、10月に初XllX(宏介さん)が控えているのでそちらも楽しみです!


↓ここから下セットリスト↓

★2023年5月7日(日)セットリスト
1.夢が覚めたら(at that river)
2.シュガーソングとビターステップ
3.ミレニアムハッピー・チェーンソー・エッヂ
4.Nihil Pip Viper
5.City Peel
6.静謐甘美秋暮抒情
7.Window開ける
8.シューゲイザースピーカー
9.アンチ・トレンディ・クラブ
10.MIDNIGHT JUNGLE
11.Phantom Joke
12.Numbness like a ginger
13.お人好しカメレオン
14.スペースシャトル・ララバイ
15.放課後マリアージュ
16.徹頭徹尾夜な夜なドライブ
17.カオスが極まる
18.恋する惑星
19.カオスが極まる
アンコール
1.ガリレオのショーケース
2.kaleido proud fiesta

次回は田淵さん側で「アイヤイヤ~♪」と「ダンシンッ♪」したい( ゚Д゚)

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