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中国地方への旅行記①~島根編~

こんにちは、モカっくまと申します
本日も私のnoteをお読みいただきありがとうございます

このnoteは2024年9月9日(月)~9月12日(木)に行った、中国地方への3泊4日の一人旅についてnoteを残したいと思います

自己紹介note後、一つ目のnoteですが結構な大作になりましたので前半二日後半二日に分けて書いていきます

今回は前半・島根県についての旅行記になります

皆様どうかこのnoteで中国地方への旅行気分を味わってください


1. はじめに ~旅行の概要と目的~

①旅行の概要

初日は羽田空港から島根県は出雲縁結び空港に飛行機で移動、そこから出雲大社周辺を散策
二日目は”聖地巡礼”を行った後、高速バスで広島へ移動
三日目は一日中宮島を散策
最終日は広島市内を散策し、広島空港から羽田空港へ帰る
というのが大まかな旅程です

②旅の目的

この旅の目的は、中国地方の名所めぐりやグルメ探索もありましたが、大きな目的として「日常生活からいったん離れて自分の生活を見つめなおしてみたい」というものがありました

いつもと違う風景、いつもと違う食べもの、いつもと違うお風呂や寝床・・・私にとっての数えきれないほどの「非日常」を浴びることによって、日常からの一時的な逃避を図る(メイン)とともに、日常生活で忘れていた「当たり前」を再確認する旅にしたかったのです

まぁかっこつけて書きましたが要するに、「リフレッシュ」と「リセット」の旅です

そんな「日常との違い」や「当たり前」の再発見にも触れながら、このnoteを綴りたいと思います

2. 1日目 ~神々の国の象徴・出雲大社他~

初日(9日)、朝9時ごろのフライトで出雲縁結び空港へ

飛行機に乗るのはかなり久しぶりだったので心配な部分もありましたが、(景色が全く見れなかったのを除けば)何事もなく順調な飛行でした

(写真①)出雲縁結び空港

出雲縁結び空港には11時前につきました
小さな空港でしたがかなり多くの客で混雑していました
続いてはバスに乗って、出雲市の中心駅である出雲市駅へ移動します

出雲市駅に着いたら写真を撮っておきたかったものがあって、それが観光案内図です

(写真②)観光案内図

大体旅行先では見つけたら必ず撮るようにしています
その理由は、観光案内図には①その地域の簡単な地形情報、②その地域の交通網、③その地域の施設や名所などがまとめられていて、その地域のことを簡単に把握することができるからです
読者のみなさまも旅先で見かけたらぜひ撮ってみてください

駅では、観光案内図で迷っていた数人のグループを手助け、(おそらく外国の方?)老婆がバスに乗るのをお手伝いするなど、様々なプチ出会いもありながら、バスに乗って最初の目的地、出雲大社を目指します

(写真③)バスからの風景


バスに揺られること30分強、時刻にして13時前、出雲大社最寄りの正門前バス停に到着しました
早速観光・・・と行きたいところですがおなかがすいてしまったので、先にお昼にします

出雲の名物グルメと言えばそう、日本三大そばにも数えられている出雲そばです
出雲大社周辺は有名な蕎麦屋がたくさんありますが、今回は「かねや」という蕎麦屋に寄りました(最後にサイトリンクをはっておきます)

出雲そばの特徴については、しまね観光ナビが特集していたのをそのまま引用します

挽きぐるみ」といって、玄そば(殻付きのそばの実)をほとんどそのまま製粉するので、色が黒く香りが強い独特な風味と食感が特徴です。また「出雲そば」を象徴とする代表的な食べ方が、冷たい「割子そば」と、温かい「釡揚げそば」。どちらもそばに直接つゆをかける食べ方で、一口づつそばをつゆにつけて食べる「ざるそば」などと異なります。

しまね観光ナビ
https://www.kankou-shimane.com/gourmet/soba/
(写真④)出雲そば

私は「割子そば」をいただきました
そば自体の味、食感も素晴らしかったですが、かけたつゆと薬味がマッチしていて、それはそれは革命的なおいしさをしていました

うどんかそばかでいえば、99:1くらいで圧倒的うどん派である私ですが、このそばをきっかけに60:40くらいにはなったかなと思います()

さて、そばを食べ終えていつも通りそば湯を頼んだのですが、(自意識過剰気味ではあるが)若干変な顔をされたような気がします
調べたら「関西地方ではあまりそば湯はのまない」ということを知りました
こんなところでも文化の違いを痛感させられました…

とはいえ、おいしかったです ごちそうさまでした~


そばを啜り、店を後にして向かったのは歩いて15分ほどのとある海岸
炎天下を汗だくになりながら歩き続けるときれいな砂浜が見えてきました

(写真⑤)稲佐の浜

天気のよさも相まって、汗もすっかり引いてしまうほどきれいな景色が見れました
ここは、国譲り・国引き神話の舞台になった「稲佐の浜
私は神話についてさっぱりなので、なんのことかわかりませんがすごい景色が広がっていました
ここでは「」を回収して、出雲大社へと引き返していきます
(ちなみに冒頭の画像は、稲佐の浜にある「弁天島」という島だそう)


…と思ったのですが、道中でこんな看板を発見

(写真⑥)奉納山案内図

予定にはなかったですが、「展望台」という文字に惹かれ少し薄暗い公園へ…(これも一人だからできる「ルート変更」という醍醐味…)

歩いて1分ほどで小さな塔が見えてきました

(写真⑦)阿国塔

これは、歌舞伎の創始者である「出雲阿国」に向けて建てられた塔です

広場の中心に塔が建っていて、周りには歌舞伎役者の名前が書かれた石が並んでいました

この塔を建てるのにかなり多くの歌舞伎役者の方々が寄進されていたのを見るに、この人の偉大性を感じます
歌舞伎好きの方は一度いらしてみてはいかがでしょう

塔を後にして急な坂道に息をあげながら登っていると頂上の展望台につきました
展望台からの景色はまさに「絵に描いたよう」でした

(写真⑧)展望台からの景色

見えたのは日本海に面する「長浜海岸」の長い砂浜と遠くに見える山々(おそらく三瓶山?)、そして雲と陽光です
地平の彼方まで続いていきそうな海岸は、「神話の舞台にもなった海岸」ということもあって神々しく輝いて見えました
私はこの時点で「あぁ、旅行来てよかった~」って感慨深くなってました


大社へ戻り、松並木抜けた先の大きな鳥居からは、一日目の旅の目的地・出雲大社が見えてきました

(写真⑨)出雲大社加工(他の人が映ってしまいましたので少し加工)

出雲大社は「縁結びの神」として有名な、大国主大神(オオクニヌシノカミ)を主祭神とする神社です
大国主神は、出雲地方の国土を開発・発展させた「国づくり」や発展させたこの国を天照大神(アマテラスオオミカミ)に譲った(返還した)「国譲り」などの偉業を成し遂げました

鳥居をくぐると真っ先に見えてくるのが「拝殿」という建物です
有名な大きなしめ縄は迫力と荘厳さが満点です
境内には様々な社があり、順番に礼拝していきます

(写真10)礼拝の作法など

引き続き境内の各社を参拝しながら「素鵞社(そがのやしろ)」を目指していきます
この社では、先ほど「稲佐の浜」で回収した砂を交換していきます

(写真11)素鵞社
(写真12)砂の位置

結構奥の方に社があり、加えて砂がわかりにくいところにあったので交換には時間がかかりましたが、何とか交換することができました

「稲佐の浜」の砂は持って帰るとご利益があるとのことでしたが、持ち帰り方には、砂をもって大社へ向かい、礼拝してから交換するといったように正しい作法があるようです(奉納山公園で巡回中の県警の方が教えてくれました、感謝‼)

砂は結構ヒンヤリ、触ってて気持ちよかったです、暑い日にちょっとのご利益を感じました
砂は家に帰った後、瓶に詰めました

本当はこの後近くの歴史資料館にも行きたかったのですが、時間と体力の都合で断念、ホテルへ向かうことにしました
次回出雲に訪れることがあったら必ず行きたいと思います

一日目は出雲市内のホテルに泊まり終了
総歩数・約22000歩の一日が終わりました


3. 2日目 ~有名ボカロ曲の聖地~

二日目(10日)、久しぶりに朝は早起きしました
理由は単純、「朝風呂をキメたかったからです」(ここ数年で一番いい寝起きでした)

この日は出雲市駅から特急を使って浜田駅へ、その後数分で発車する普通列車に乗ってとある駅をめざします

9時過ぎ、出雲市駅から特急「スーパーまつかぜ」に乗車
座席は自由席、海側に座りたかったのですがすでに埋まっていました
私は撮り鉄ではないので、普通に写真撮るの失敗しました…(車窓に顔が思いっきり反射したので載せません)


一時間ほどで浜田駅に到着、そのまますぐ発車の山陰本線益田行きの普通列車に乗り換え
海沿いを進みながら「折居」という駅を目指します
(↓15秒ほどの車窓の映像です 見たい人はどうぞ)

(写真13)折居駅

折居駅は山陰本線にある小さな無人駅です、今年で創立100周年だったそう
この駅、とにかく「海に近い」です
降りた瞬間から浜の香りがして、きれいな景色でした

(写真14)折居駅周辺の景色

海に近い駅は様々あるのですが、この駅に来たかったのは別の理由があります
それはこの駅の踏切(浜田方)が有名な曲のサムネイルの元ネタになっているからです

(写真15)”聖地”踏切

上の動画はみきとPさんの『少女レイ』という曲です
この曲は2018年に投稿され、3800万回以上(2024年9月23日時点)再生されている大ヒット曲です
画像と比べてもわかるように、踏切を模していることがわかります

また、一か月ほど前に投稿された少女レイのMusic short filmでもこの踏切が映っていることもあり、界隈では「聖地」とされています
ここに一度は訪れてみたいと思っていたので、来れてよかったです

(写真16)キーホルダー(↑私の推し「日野森雫」、↓「旧幸福駅(北海道)」)
『少女レイ』には「おそろいのキーホルダー」という歌詞があるため、キーホルダーと写真をとりました
”おそろい”にする相手はいません(泣)

駅ノートを書き、浜田へ戻ります。45分ほどの聖地巡礼でした
ちなみに折居駅の近くには有名なコーヒー屋があるとの情報を仕入れていたので楽しみにしていたのですが、火曜は定休日でした…残念…


浜田駅に戻るとちょうどお昼ごろ
この日の昼は「絶対海鮮丼にする」と決めていました

(写真17)海鮮丼

駅近の豆狸という店で海鮮丼をいただきました
値段も1200円と安く、日本海の幸を味わうことができました
ごちそうさまでした~

この後浜田駅からは広島駅への高速バスがあったのでそれに乗って広島を目指します
これにて今回の島根の旅は終了、広島へ向けて浜田を後にしました
もちろんバス車内では、折居で見た風景を思い出しながら『少女レイ』を聞いていました
最高の気分で旅の舞台は中国地方最大の都市、広島へ移ります


4. 前半終了

島根の旅いかがだったでしょうか

私が今回島根で感じたことは、大きく①都市との景色の違い、②住んでいる地域との文化の違い、③生活習慣、です

①都市との景色の違いについては、高い建物がすくなかったため普段感じることのできない山や海、空をおおきく感じることができたということ

偶然天気が良かったことも相まって、自然の雄大さを感じることができました

②住んでいる地域との文化の違いについては、そば湯のくだりが主に違いを感じさせました

また、電車の利用人数が少ない区間の電車に乗るのは初めての経験だったので、乗り方の違い(文化といってよいかは不明であるが)にも新鮮さを感じました

関東から離れて少し泊まるだけでかなりの新鮮さを味わうことができました

③生活習慣については、大学生になってから忘れてしまっていた「「「早寝早起き朝ごはんは偉大だ」」」ということを思い出すことができました

二日目の朝の気分は最高でしたし、ホテルで食べた朝ごはんの味は感動するほどおいしかったのを覚えています

もしかしたらこんな当たり前のことを思い出させてくれるのも旅の効果なのかもしれません


いや?もしかしたら「出雲の神様」のおかげかな?


旅は広島に移りますが、広島の旅の内容もかなり濃い内容だったので、また軽く5000字を超えてしまうかもしれません

また、このnoteのモットーは「ゆるーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーく続ける」なので、即日続編が出ないことをお許しください

ですが、魅力にあふれる広島の旅も必ず執筆しますのでどうか楽しみにお待ちいただけると幸いです

本日は私の旅行記(前編)をお読みいただき誠にありがとうございました
次回のnoteでもお待ちしております

2024年9月24日
執筆者 モカっくま


【リンク集】
・かねやホームページ https://kaneyasoba.com/
・島根観光ナビー「出雲そば特集ページ」 https://www.kankou-shimane.com/gourmet/soba/
・出雲観光ガイドー「出雲大社」 https://izumo-kankou.gr.jp/special/676
・出雲大社HP https://izumooyashiro.or.jp/
・豆狸(google map)-https://maps.app.goo.gl/hwwDTcAetTKZYKWX9


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