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「自分のサイズが分からない」その1

さて、問題です。

舞台袖から舞台に出るとき、どっちの足から出るでしょうか?

ワタシはこの答えが分かるちゃんとした演劇人です。

演劇人であるがゆえに、フリーランスであるがゆえに、御多分に洩れず、コロナ騒動に巻き込まれ、この一年、ほとんどきちんと仕事をしていません。

て、云うか、出来ませんでした。仕事、ありませんでしたから……。

で、まだまだそんな状態が続いています。

そんな時、韓国の作家、ハ・ワンさんの「あやうく一生懸命生きるところだった」ト云うエッセーを読みました。

ハ・ワンさんの本によるとどうやら韓国は、日本より、一生懸命さを求められるようです。

で、ハ・ワンさんも御多分に洩れず一生懸命働いたそうです。

が、ある日、こんなに一生懸命働いていて良いのか?

ト、まあ、目覚めたワケです。

で、ざっくり云うと、自分らしく生きよう!! 

ト、ある日突然、務めていた会社を辞めてしまったワケです。

何の当てもなく……。

で、エッセーにはそれまでの顛末とそれからの顛末が記してあるワケですが、

コレを読んだときにワタシも、今、自分らしく生きていないな。

ト、フと思ったワケです。

何より、経済的なアンバランスです。

徐々に収入が減って、平常時の4分の1くらいになってしまいました。

だからといって平行して生活のスケールが4分の1になるワケではありません。プラモデルじゃないンだから…。

例えば、今、通信費が月々約、17,000円ほどなのですが、4分の1なら4,250円じゃないですか。

でも、それは、まだまだそのまんまの状態なのです。

劇団員に相談したら、iPhoneやめれば良いンじゃないですか?

その通りなのです!! 

そうやって自分の生活のサイズをダウンサイジングして行けば良いのです!!

が、タイトルにもありますように、ワタシは、なかなか自分の生活サイズが分からないのです。

何しろバブル期の申し子ですから。

「論語とそろばん」で云ったら、そろばん中心の物の考え方で生きてきたものですから……。

で、まあ、コレじゃあ、イカン、ト思って、反省しつつ、自分の生活サイズの改善のためト、あわよくば、こんな面白い人に仕事を依頼してみよう!! ト云う奇特(ちゃんと意味分かって使ってますから、)な人に出会えたらト思いまして、コノnoteを始めたワケです。

ペンネームの「木曜日の狼」は劇団員がつけてくれました。木曜日だったら、読んでくれる人が結構いるんじゃないですか? ト云うのがその理由です。「狼」は劇団名から拝借しました。

そんなワケで、本職の芝居のコトあれこれ。趣味の映画のコトあれこれ。誰かに役立ちそうなコト、役立ちそうもないコトあれこれ。

を、書き記して行こうかなト思っております。

今後ともヨロシク願い申し上げます。

ところで、今日は、月曜日ですが、劇団員の都合で稽古(Zoomでの稽古)がお休みになったので、善は急げ? 今日から始めるコトにしました。

基本的には、木曜日にと思っております。

もう一つ、文章の長さもいろいろ考えたのですが、Netflixの連続ドラマの如く、その回のテーマに相応しい長さでと思っております。

さて、さて、冒頭の問題の答えですが、「客席から向かって奥の足から」が正解です。上手(客席から向かって右手)なら右足、下手(客席から向かって左手)なら左足が正解です。でも、コレは、基礎です。「型」です。だからこその「型破り」です。詳しい解説はまた次回。

最後までお付き合い下さいまして、真にありがとうございます!!

では、また。






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