できない理由のつぶし方

アイデアを思い付いた夜「俺、天才?」と思って寝る。
そのうちに「できない理由」が湧き出てくる。
そして、冷静になると「俺、馬鹿?」と思うようになる。
たまらなく自分が恥ずかしくなったりする。
このサイクルを何度となく繰り返してきた。

この年末年始に、あるビジネス系のYouTubeチャンネルに夢中になって
あるビジネスオーナーの動画を何本も視聴した。
その方曰く、「失敗しない人が失敗する。」。

自分のアイデアを潰して、失敗させないのは
自分の中から湧き出る「できない理由」だと悟った。

そろそろ定年が近くなり、ビジネス人生を振り返って
「やらなかった後悔」が怖くなってきた。
YouTubeに触発されたこともあり、自分の「できない理由」を
つぶすルールを決めてみた。

それでも時々「できない理由」が頭をもたげてくるので、
ブログに投稿することで、自分を奮い立たせようと思う。

自分の「できない理由」を文字にして眺めてみると、
ほとんど全て、感情から生まれてきていることが分かる。
①人に笑われそう
②アイデアを提供した人に迷惑がかかったらどうしよう
③アイデアを提供した人に損害を与えないだろうか
④失敗したらどうしよう
⑤相手に嫌われたらどうしよう
⑥断られたらどうしよう

「事実」と「解釈」を混同してはいけない、と学んだが
①から⑥まで、全て「解釈」である。

そこで、①から⑥が頭に浮かんだ時の処理をルールにした。
①:そもそもアイデア実践は、仲の良い友人とお酒を飲むときに、
  その人を笑わせる、という目的のためだから、別の人に笑われても
  困らない。
②:迷惑がかかるかどうか、アイデア実践の際、相手に訊く。
③:損害発生の可能性も、相手に訊くことにする。
④:コスト・ゼロだから、何も困ることはない。
⑤:致命的に嫌われる前に気付けるから大丈夫。
⑥:次の人に提供するだけのこと。ただし、撤退ラインは決めておこう。

このルールを書き出してから、アイデアを実践する際、躊躇することが
劇的に減った。
おかげで、2月19日現在、3つのアイデアを同時進行中です。
結果が出たら、またブログに投稿します。

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