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【仕事のヒント】論語 子曰く

以前安岡定子さんのセミナーで論語の話がありました。


子曰く、人にして遠き慮りなければ必ず近き憂いあり

訳としては
「先生がおっしゃった。人として遠くまで見通す考えが無ければ、必ず近いところで心配事が出てくる。」

コロナになり、我慢することが増えた、いつか収まり日常に戻るが同じようには暮らせない。どうしたらいいか、物質的な準備もですが、心の準備をして先に繋がることを考えてみましょう。

先先のことを考えて行動しないと災いは身近なところからやってくるだろう。見通しは有効である。
例えばいつか言おう、いつか機会があったら言おうと思っていることもコロナ禍になって
あえなくなるとタイミングがなくなってしまう。だから今言っておかないと思ったら今言ったほうがいいんです。

安岡定子さんも「論語を読んでなにかかわるのですか」とよく聞かれることがあるそうです。

確かに論語を読んで明日なにかが変わるかといえば何も変わりません。今の時代は今これをやったらこうなると成果を求めがちです。

答えはたくさんあっていいもの、それも大切、あれも大切。何かを聞いたり見たりしてどう感じるかは人間の幅だと思います。成果を感じられるものでもありません。

論語は安易に得たものではなく努力して得たものはどこかに残ると教えてくれています。論語古いよ、もう廃れたと言われ昨今、今密かに論語ブームがきています。安岡定子さんのように論語の良さを伝えようとしている人がいます。私達が過去からどう学ぶかは自分の経験、人間の幅だと思う。

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