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【ガーデニング】土の役割

先日社内で土の話を聞きました。
ある人の言葉で「花よりも、花を咲かせる土になれ」があるそうです。
花は華やかで人の心を癒しますが、目立たない土があるから植物は成長し、つぼみをつけ、花を咲かすことが出来るのです。ただ土がなくても養分栽培のように人の手をかければ育つことはできますが大変な労力がかかります。
基本は土で育てるのが一般的になります。
気になったので土の役割について調べてみました。
代表的な役割が4つありました。

  1. 植物がたおれないように支える

  2. 生育に必要な水分、養分を蓄える

  3. 緩衝作用で根を有害物質から守る

  4. 温度変化から根を守る

1植物が倒れないように支える


植えたての植物は根づいていないため、ちょっとの風でも根が切れてしまい、活着するのが遅れてしまいます。土に植え、植物のまわりの土を抑え、背が高い植物であれば支柱を立てたり、誘引したりして植物が倒れないようにします。

2生育に必要な水分、養分を蓄える


植物にはチッ素・リン酸・カリをはじめとする各種の養分や水が必要です。それらは大量に必要ではなく、ちょっとずつ毎日必要になります。人間と同じで一日に大量に食べても接種できる量は限られている為、毎日いろんな栄養をちょっとずつ食べるのがよいです。土がないと蓄えることができないため毎日水分と養分を与え続けないといけなくなります。

3緩衝作用で根を有害物質から守る

植物の根は繊細であり、ちょっとの変化でも影響をうけてしまいます。土は根が直接ふれないよう防ぐクッションの役割をしています。

4温度変化から根を守る

根は温度変化にも敏感に反応します。土が根の急激な温度変化を和らげる役割を持っています。ガーデニングで夏場に鉢植えごと土の中へ入れるのは温度が急に上がらないようにする知恵ということです。

会社もこのような土のように花や実のように目立たない存在ですが、植物を助けたり、保護したり、防いだり、守ったりする存在でもあるのではとふと思いました。


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