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えっ!? めしばな刑事 タチバナ?

今回は、2011年当時「週刊アサヒ芸能」誌上で特大人気連載中だったコミックに関して感じたことを書きます。

「立食いそば大論争1」のサブタイトルにて2011年4月10日初版発行、12月25日 4版発行の徳間書店さんからのコミック本です。原作 坂戸佐兵衛、作画 旅井とりさんで8か月で4刷ですのでよく販売できていたコミックになりますね。

最近自発的には読まなかったというか読めなかったジャンルです。 内容は食事、特にそばとか袋めんに関しての過去に食べた主人公の経験をもとに彼を取り巻く刑事関係シーンを絡めたコミックです。

今回第1巻の内容はたち食いそばから始まり袋めんに展開されてという内容ですが刑事ストーリよりも主人公が食べてきたそばや袋めんの蘊蓄がふんだんに記載されています。主人公と同様に立ち食いそばに関しても袋めんに関してもお世話になってきた自分がありますが、今もお世話になっていることもあり興味を持って読ませていただきました。

今回2つの発見がありました。一つは韓国製袋めんに関しての情報が出てきて、過去に仕事で韓国へよく出張へ行って機会あるごとにお世話になってホテルや空港のラウンジで食べていたことを懐かしく思い出すとともによく調べて書かれた内容なのだなと感心しました。 もう一つはカーネルサンダースの一生の話が出てくるのですが、その一生を知っておられる方も多いと思いますがケンタッキーフライドチキンを始めたのは66歳の時でレシピそのものを売ること(フランチャイズの原理)で他店に伝授して売れた分だけロイヤリティをもらうビジネスに成功して74歳で経営権を200万ドルで売却する話が出てきます。これには私も驚きで日本のコミックマンガが世界で評価されている事実が納得できましたし、少しずれるかもしれませんがドラえもんにしてもしかり、鉄腕アトムにしてもしかり、日本のマンガ、コミックが今のマンガ家だけに留まらず小説家、直木賞作家、芥川賞作家、映像作家、監督にも少なからずの影響を与えていることを見ると漫画文化のその底力を世界にみせつけていると思います。

機会を見つけてコミックも少しは娯楽の延長線上ではありますが、自分の人生なり、生き方に何らかのヒントや栄養、気付きを与えてくれるものとして今後も触れていきたいと思いました。

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