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なりたかったものの話

何者でもない何かになりたい日があります
周りの友達と同じようになりたい日もあります
世間一般になりたい日もあります
何なんでしょう
一体私は何になりたいんでしょう
そもそも何者なんでしょう

こんなことを考えるから、乗り過ごしそうになるのです
目の前の人が、寝てたわけでもないのに、はっとして慌てて電車を降りて行ったら私かもしれません

話がそれました

小さい時は、本屋さんになりたかったです
司書さんに、学芸員さんに、考古学者に、アメリカで活躍するエンジニアに、丸の内で働くSEに、デザイナーに、新進気鋭の表現者に、ジャニーズに、無敵の高校生に、Vlogの中の大学生に、講義室の高嶺の花に、みんなに愛されるあの子に、好きな人が好きだったあの子に、なりたかったです

まだなれるかもしれないものもあるけど、なれないものも、なれなかったものも、たくさんあります

あぁ、私は何になれて、何になるんでしょうか

行ったり来たりの堂々巡り

でも、
私は今どうしてこんなところにいるんだろう、何を間違えたんだろう
なんて考えていません

ある意味幸せな脳をしてると思っています
周りが好きだし、今いる場所も好きです
いつもそうです
苦手なとこも、もっとこうしたいとかも、もちろんあるけど、それでも、好きです

そして、
まぁ、いっか、今の私は、きっとギリギリなりたかった私だろう
と結論づけるのです

そうです、お気づきの通り、適当な人間なのです

みなさんのなりたいものは何ですか?
なりたかったものは、何ですか?

大学生活がそろそろ折り返そうとしています
大学に入った時に出会った憧れの先輩と、同じ年になろうとしています
あの先輩のように、なれているとは全く思わないけれど
誰かが、私に少しだけ、ほんのちょっとだけ、憧れてくれていたら、きっとなりたかったものには、ギリギリなれているのでしょう

そんなもんでいいやと、思います

なりたい君は、なれないからこそ、美しいのだ
という私の美学に乗っ取れば

なんの話をしていたんだっけ、
あ、そうだ、なりたかったものの話

この話は、まだまだ恐ろしく続きそうです
そして、私の話もまだまだ続きます

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