合唱の話

車内を包む光が、丸くなってきたように感じます
卒業シーズンですね
高校生はもうほとんど卒業したのかな？

卒業ソング、別れの歌特集を見てると、とにかく懐かしい気持ちになります

中学生の時、私の学年は合唱の好きな学年でした
なぜでしょう
私の持論としてはみんな幼くて純粋な普通の中学生だったからだと思います

一方で、高校は合唱しない学校でした
かろうじて、校歌と卒業式で蛍の光を歌うぐらいの
しかも、私が卒業したのは、新型コロナウイルスが世界を蝕み始めた頃でした
未知のウイルスに、世界中があたふたしていた時
国家も校歌も、一回も練習したことがない蛍の光も、すべて取りやめになりました

だからかな、
合唱曲が大好きです
よくApple Musicで調べては、聞いています
合唱祭で歌ったあの曲、学芸会で歌ったあの曲、なんでもない音楽の授業で歌ったあの曲、憧れの先輩たちが歌っていたあの曲、
そして、卒業式で歌ったあの曲

聞くたびに、世界があの小さな学校とそれを取り巻く人々だけだった、中学生時代を思い出します

そして、中学生の頃、最後の合唱の動画が先日出てきました
つまりそれは、私が最後にした合唱です
聞いてて涙が出てきました

私が好きな合唱は、あの頃好きだったのは、
自分が歌っていて、友達が歌っていて、そのハーモニーの中で聞く合唱だったのだと、
そう気付きました

もう遅いかもしれない
拙い文章から発信しても、その効果は小さいかもしれない

でも、高校生も中学生も小学生も、できるのであれば、あの感覚を特別なものとして、記憶しておいて欲しいな
なんて、大人ぶってしまいました

まだまだ、私の話は続きます