「旅する画家」奥村ユズルさん、地元・岐阜県で新アトリエ「ゾンネ」開設。同じアウトサイダーアーティストとして尊敬。
奥村ユズルさん、62歳の画家で、リュックサックを背負って世界52カ国を訪れ、その美しい風景を描いてきた「旅する画家」がいます。
現在は静岡市在住で、静岡大学在学中から海外旅行に興味を持ち始め、30歳までの間、旅費を稼ぐためにアルバイトをしながらバックパッカーとしての生活を送っていたそうです。
しかし、旅だけでなく、奥村さんは大学在学中から障害者の自立運動に関わり、28歳から29歳にかけて英国で約1年間、福祉ボランティアとして活動。
帰国後は静岡市のNPO法人職員となり、障害者の自立を支援する活動を続けながら、年に2回ほど海外旅行に出かけられてます。
そんな彼が絵を始めたのは、作家で写真家の藤原新也さんのインド放浪記に共感したことがきっかけだったそうで。
専門的な絵画教育を受けたことはないものの、砂とアクリル絵の具を用いた独自の手法で、海外の街並みを描くようになりました。
そして、42歳で東京の丸善日本橋店で初の個展を開催。
以後も山梨県北杜市やニューヨークなどでほぼ毎年、個展を開いています。
そして最近、岐阜県多治見市の実家をリノベーションし、新たにアトリエ「ゾンネ」を開設したとのことです。
筆者 MOL(絵描き)
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