的外れな政府コロナ対策への疑問とワクチンハラスメントに思う風評の恐ろしさ ワクチンよりもPCR検査拡大と陽性者の押さえ込みを!


新型コロナは全く収束が見えない状況ですが、未だに政策はワクチン頼みだけで有効な対策が常に後手後手の状況、挙げ句の果てにリモートワーク要請ときたもんです。

ここまで空気感染が疑われる状況になってしまってから完全に出来もしない人流抑制策に何の意味があるのかと呆れるばかりです。

そんななかでワクチンハラスメントなる言葉が流行しています。このハラスメントにも、2パターンあるようです。一方はともかくとして、私は、これを見て改めて、論理的思考と知識の欠如は恐ろしい風評を生み出し、時に人の心を殺してしまうことに恐怖を感じます。

ワクハラの2パターン

ワクチンを摂取しないといけないと強制したり、受けられない人や、選択的に受けない人を不当に迫害・差別するパターン。

もう一つは、新しいパターンですが、ワクチン接種をするなというパターン。

2番目はかなり少数派ですね。某有名建築大手で話題になっていますが、まぁ稀な話でしょう。ワクチンを打つと5年後に確実に死ぬなどと発言してみたり、こちらの方がより風評の恐ろしさ、まにうけるひとがいる恐ろしさを感じます。

しかし、自粛警察やワクハラをするような方々ははたして、某社長を笑えるものでしょうか?

ワクチンを摂取しても本人の感染リスクは半減しない

どこの企業発のワクチンかによって効果は異なるようですが、ワクチンを摂取すると本人が発症するリスクは大幅に下げられると考えて良いでしょう。いくつもの実験結果や証拠が提出されて、効果があると認められたから各国で承認されているわけですから、これについては疑う余地はありません。

しかしこれは、接種者本人がウイルスの抗体を獲得したから重症化しない、顕著な発症に至るほど胎内でウイルスが増えないと言うだけであって、厳密には感染しないわけではなく、曝露が抑えられるわけでもありません。

ワクチンを打つ打たない、重症化するしないに関わらず、誰でもウィルスキャリアにはなるという事実の方がこの段階では重要なはずです。

ワクチンをうってもウイルスキャリアにならないわけではない

ウイルスが生物であるかどうかの議論は置いておいて、ウイルスにとって良い環境が整えば爆発的に増殖します。しかし、ワクチンを摂取して体内がウイルスにとって増殖しづらい環境になったからといっても完全に死滅させることはできません。

ワクチンを摂取した人は、ワクチンに感染しても本人の中で爆発的な増殖をしないだけであって、発症しない分、余計に、周りに無自覚のままウイルスをばら撒いてしまう可能性は残されています。

ワクチンをうったから「自分は」大丈夫。

それであちこち出掛けて持ってきてまたばら撒くということが確実に増えていくでしょう。

今現在、ワクチンをうっていなくても、重症化しない人が無自覚に、自覚があっても外出してばら撒いている状況を何とかしないと、拡散防止などできるはずもありません。

ワクチン摂取後の気の緩みの方がむしろハラスメントになりうる

前述の通り、ワクチンを打ったから自分は平気、と自分が平気という勝手な理屈で好き放題に行動し始めることや、ワクチンを打ったから、不要不急でない出社強制や会合なども聞きます。

ワクチンをうってもウイルスキャリアになっていたらそれは、「自分はいいけど周りの迷惑を考えない」それこそがハラスメントです。

会社だけでなく社会やすれ違う人たちに対して毒を振り撒くような行為に等しいことを推奨していくわけです。

大切なのはPCR検査拡大と陽性者の囲い込みのはず

なんの根拠もなくとにかくリモートワークしろ、人の多いところに行くななんてこれだけ長期間続いて、効果が出るわけがありませんし、私はその協力要請に道理があるとは思えません。

ウィルスをばら撒く人がいるかもしれないから外出を控えろ

よりも

検査で陽性だったら外に出るな

これなら言われた人も周りも圧倒的な納得感がある。筋が通っている。

ロックダウンなんて意見も出ているようですが、やたらめったら外出禁止にして、罰則を設けるなんてナンセンスなことこの上ない。

陽性の人が外出してばら撒くのは社会通念上も良くない行為であると思う人、自由を制限されて仕方ないと思える人が圧倒的に多いはずです。
これに罰則を設けるのは仕方ない、個人的にはむしろするべきだと思います。
病気を振り撒くとわかっていて人のいるところに出かけるということは、他者の生存権を侵害する行為な訳ですから憲法違反でもなんでもない。

一方で、何の根拠もなく全員一律で自由を制限することなんて、社会状況として不可能。破る人が出てきて当たり前だと考えます。

ワクチンやリモートワーク要請に躍起になって人員やコストを割くくらいなら、職域や団体・集団のPCR検査を義務化や推進をする。
個人検査ではなく一括検査で集団に陽性者がいるか否かの判定をできる体勢を促進することと、陽性者が出た場合の隔離の仕組みを速やかに整備する。
この体制を医療拡充と並行して速やかに整備すべきと考えます。

そもそもワクチンの注射と違って、PCR検査は一人一人かける必要もない。
例えば、学校や会社単位で全員分のサンプルを採取してまとめてかけてしまえば、その集団に陽性者がいるか否かの判定ができ、陽性者がいる集団だけ個人ごとに改めて判定する流れが組めるので、ワクチンほどの人員を割かなくても集団の判断はできるはずです。

ワクチンにこだわるのは、政治家のあの人、あの人たちの、ワクチン調達したぞすごい頑張ってるだろう!評価してくれ!というパフォーマンスのためとしか思えません。
そのパフォーマンスのために国民の生命が脅かされているというあってはならない事態が起きている。

とにかく検査の拡充と陽性者の囲い込みを強く切望します。

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