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お笑い

私はお笑いが大好きです。
特にお笑いのネタ(漫才、コント等)が大好きです。
もちろん好みはありますので、ハマらないネタも当然ありますが、ネタを書いてお客さんの前で披露している方達は尊敬しています。

劇場へ観に行く事もありますが、少し距離があるため、頻繁には行きません。
最近は配信で各劇場のライブが観れるのがとても嬉しいです。

私のお笑い好きのルーツは2000年代前半のbaseよしもとです。
小学校高学年になる頃、3つ上の兄が観ていたお笑い番組を観て、一緒に好きになった記憶があります。
爆笑オンエアバトル、GAORAで放送されていた2丁拳銃のGAORAガオーラ→baseテレビボカン、ZAIMAN等、今ではテレビで大活躍の芸人達が出演をされていました。
当時はハリガネロック、COWCOW等が好きでしたが、特別という訳ではなくみんな面白いなーと思いながら観ていました。

しかし、中学2年生だった2002年に衝撃を受けます。
夏頃だったと記憶していますが、当時GAORAで放送されたbaseテレビボカンの後継番組アッカン!ベースを観ていました。
MCトーク→ネタ→コーナーといった構成の番組なのですが、ネタ前のCMで誰がネタをするか表記があります。
そこには見慣れない名前「笑い飯」と記載があり、誰やろ…と思いながらCM明けを待ちます。

CM明け、サンパチマイクの前に出てきた2人を観た私の率直な感想はチ○ピラとホー○レスが出てきた…です。
お世辞にも見た目がいいとは言えない2人でしたが、面白そうな雰囲気は抜群にありました。
そして、左のロン毛がボケに違いないと思っていました。
しかし、ネタが始まると右の短髪がボケます。
いや、それはない、掴みなだけや…と思っていたら、次は左のロン毛がボケます。
やっぱりそうやんな、と思っていたら、その後、代われと言ってまた右がボケ、左がボケを繰り返します。
今までの常識を覆す漫才であり、こんな漫才師見たことない、面白すぎる、と一気にファンになり、特別好きなお笑い芸人になります。
その年、M-1グランプリ決勝進出と決まった時、やっぱり来たなと思ったと同時に受け入れられないかもしれないとも思っていましたが、その考えは杞憂に終わり、3位という素晴らしい成績を残されます。

翌年もネタ番組等で彼らを観る機会が増え、ますます虜になっていきます。
そして、M-1グランプリ2003に伝説のネタ奈良県立歴史民族博物館を披露します。
こんなに面白い漫才観たことがない…4分30秒程のネタ時間、私はずっと笑っていました。
スーパーマラドーナの武智さんがあの瞬間M-1の価値がグッと高まったという話をされていますが、激しく同意します。

20年経った今も笑い飯は大好きです。
少し上手くいってない雰囲気が出ている時期もありましたが、最近はその雰囲気も少し和らいだ気がします。
昨年11月に発売された中村計氏の書籍「笑い神 M-1、その純情と狂気」にもその事が書かれていました。
当時のお笑いファン、M-1ファン、何より笑い飯ファンには必ず読んで頂きたいです。

少し長くなりましたが、私のお笑い好きのルーツであり、笑い飯は私にとって特別な漫才師です。
そして笑い飯と言えばM-1グランプリです。
当然、M-1グランプリも特別なものです。
M-1についてはまた後日書きたいと思っています。

今年も劇場、配信等で芸人さんに沢山笑わせてもらいます。
いつも笑わせてくれてありがとうございます。

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