人的補償

日高投手が広島移籍のタイミングでもよかったのですが、すぐに西武も決まるかなと思っていたので、あえて書いていませんでした。

今朝、一部スポーツ紙で西武が和田投手獲得かとの報道があり、驚きましたが、甲斐野投手に決まりました。
真相はわかりませんが、渡辺GMの今日決めたという発言は少し含みがあるようにも聞こえますね。
甲斐野投手は西武にいないタイプの投手ですし、中継ぎが不足しているので、マッチするでしょう。

少し前ですが、日高投手が広島に移籍となりました。
来季2年目の選手で楽しみではありましたが、こればかりはしかたありません。
プロテクト予想には入れましたが、投手を厚くするパターンでの想定でした。

ルール上、全員守ることができないので、移籍は残念ですが、仕方ない面もあります。
28人となると、高卒2年目の下位指名選手はなかなか守れません。
斎藤投手や内藤選手はプロスペクトなので、当然守っていると思いますが、全員は無理なので。
しかし、他にも魅力的な選手がいる中で、指名されたという事は、期待されている証拠です。
広島でチャンスを掴み取って欲しいですね。

今回改めて、人的補償制度は見直しをして欲しいと思いましたね。
プロテクト予想の時にも書きましたが、選手が獲得した権利に、別選手の移籍が発生するのは不可解です。
どうしても〇〇を獲得しなければ、△△はいたのに…ってなってしまいます。
今回であれば来季2年目の日高投手、もしかしたら和田投手が移籍となれば更に不満が出ていたでしょう。

戦力均衡という意味ならば、金銭の受け渡しはあるので、そのお金で外国人等補強をする、球団として出て行かれないように企業努力をする等あります。
それでは不足だから、という理由であればドラフト指名権譲渡が落とし所なんですかね。

オリックスファンだから無くせと言っていると思われるかもしれませんが、オリックスも歴史的にみれば、出て行かれた事が多い球団です。
補償は関係ありませんが、海外移籍も含めれば更に多いです。

移籍される事が多い西武ファンや広島ファンからしたら不満はあるかもしれません。
不満は出て行かれる球団にのみぶつけて欲しいです。
広島は近年では少し減りましたが、西武は明らかに異常です。
あそこまで主力級が毎年のように抜けるのには必ず理由があるはずです。

改めて私はFA賛成派ですし、自動FAでいいと思っています。