駆け出しイラストレーターに、ファンがつくまでの道のり——フリカレ3期生×みえだ舞子
フリーランスまたは個人事業主として活動していきたい方に向けた、伴走型キャリアスクール『フリーランスカレッジ(通称・フリカレ)』では、多くの受講生が理想を叶えてきました。
3期生のなおぱちさんは、フリカレで理想を叶えた、元駆け出しイラストレーターです。趣味のイラストを仕事にすることに、ハードルを感じていたなおぱちさん。フリカレの3ヶ月で、“ファンのいる”イラストレーターになりました。
今回、なおぱちさんとフリカレ主催のみえだ舞子さんに、駆け出しクリエイターにファンがつくまでの道のりを伺いました!理想はあるけれど、踏み出せない方にとってのヒントが盛りだくさんです。(2023年9月取材)
「まずはとにかく目立つ」選ばれるための戦略づくり
——早速ですが、なおぱちさんがフリカレに興味を持った経緯を教えてください。
なおぱち:やりたいことに100%専念したくて、思いきって会社を辞め、フリーランスになりました。ですが、仕事にするための一歩が踏み出せないまま、時間だけが過ぎていって…。
焦っていたときに、フリカレ3期生の募集を見つけました。駆け出しフリーランスの自分に合ったサービスだと感じ、個別相談会へ。まずは、舞子さんとお話ししてみようかなと。
——個別相談会では、どのようなお話をされたのでしょうか?
なおぱち:「イラストをお仕事にしたいけれど、一歩が踏み出せない」と相談しました。趣味で描いていたイラストに自信を持てず、値段をつけることに抵抗があって…。イラストでお金をいただくことが怖いと、正直に伝えました。
舞子:私は、なおぱちさんのイラストが好みなので、自信がないと言われて驚きました。本人が、必要以上に怖がっていたんです(笑)。
なおぱち:私にとっては、0から1がすごく遠くて(笑)。必要とされているかわからないのに、発信してもいいのかなと不安だったんです。万人受けしない、個性的なイラストということもあり、とにかく自信がありませんでした。
舞子:個性的な2頭身のイラストが、可愛いのよ!描こうと思って描ける絵ではないですし。
——フリカレを受講すると決めた理由は何ですか?
なおぱち:フリカレでなら、自分の可能性がもっと広がりそうだと思ったからです!
場所や時間に縛られずに、得意のイラストを仕事にしたいと思っていたのですが、それが現実的な目標なのか自信を持てなくて。個別相談会で、フリーランスの先輩として憧れていた舞子さんに「いいじゃん!」と背中を押してもらえて、すごく安心しました。
さらに、イラストの制作過程を発信するなど、自分では思いつかないような案を出してくれたんです。舞子さんが私の伸び代を見つけてくれて、ワクワクする気持ちが膨らみました。
舞子:自分のやっていることが誰にどの程度届いたのか、わかりづらいのがフリーランス。当時のなおぱちさんに自信がなかったのは、手応えが感じられなかったからかなと。
「まずはとにかく目立つ」お仕事としてイラストを描いていると知ってもらって、お客様に選んでもらうための戦略が必要だと思いました。本人がワクワクするような戦略なら、なお良いですよね!
なおぱち:完全に行き詰まっていたので、舞子さんとお話しして、希望の光が見えました。フリーランスとして頑張りたい方が集まっている講座なので、仲間ができることも期待して、受講すると決めたんです。
舞子:結局、フリカレの同期と合同企画展を開催して、認知拡大もフリーランス仲間とのつながりも、両方できましたね!
手を動かし発信しつづけて、“好き”が聞こえる距離にいく
——フリカレの3ヶ月間は、何に挑戦しましたか?
なおぱち:やりたいことに100%集中したくて会社を辞めたので、フリカレの3ヶ月間は、イラストのお仕事獲得に全振りしました!フリカレに出会うまでは、どう振り切れば良いのかわからなくてモヤモヤしていたのかも(笑)。
舞子:イラストのお仕事獲得に振り切りたいと最初のコーチングで言ってくれて、覚悟があるなと思いました。ただ、イラストをお仕事にしたい方はいくらでもいるので、お客様に選んでもらうために何か変わったことをした方が良いなって。
なおぱちさんには、直接お客さんと会って、反応を見ることで手応えを感じて欲しいと思いました。その成功体験からしか、自信は得られないから。展示会を計画して、クラウドファンディングのように過程を見せることで注目を集め、応援してもらおうと提案したんです。
なおぱち:結果、他の受講生との合同展示会「やるぞ企画展2023夏」を開催することに。展示作品の準備はもちろん、認知拡大のために、SNSでのイラストの発信やラジオ、キャリアを振り返るコミックエッセイにも挑戦しました。
途中、弱気になることもありましたが、グループコーチングで定期的にお尻を叩いてもらえたので、手を動かし発信しつづけられたんです(笑)。
——合同企画展では、手応えを感じられましたか?
なおぱち:手応えを感じました!来年もやりたいと思っているくらいです(笑)。
3ヶ月間、手を動かしSNSでの発信を続けました。その結果、多くの方に知ってもらえて。企画展では、興味を持ってご来場いただいた方に「なおぱちさんのイラストが好き」と言ってもらえたんです。大きな自信につながりました。
たった1回でも、経験できて良かったです!
舞子:元々なおぱちさんはスキルがあったし、コツコツ努力できる人でした。受講前から、大きくスキルが変わったわけではなくて。本人のマインドが変わったから行動が変わって、“好き”が聞こえる距離にいけたんだと思います。
発信を見た方から、直接イラストを依頼されることもあったんだよね。
なおぱち:そうなんですよ。
発信を見て、イラストをとても気に入ってくださって。その方のオリジナルサービスのローンチパーティーで参加者に配る、ポストカードやステッカーのイラストを制作させてもらえたんです。
さらに、企画展にご来場いただいた方から、別のイベントで出店しないかとお声がけをいただいて。イラスト屋さんとして、グッズや展示作品の販売や、似顔絵のライブペインティングをさせていただきました!
\こんなグッズを販売!/
自分のイラストが必要とされることで、自信がついてきて。お仕事の募集やコンテストに、積極的に応募できるようになったんです。フリカレを受講していなかったら、尻込みしていたと思います(笑)
舞子:「手を動かし発信しつづけたから、“好き”が聞こえる距離に行くことができて、必要とされることで自信がつき、ネクストステップが踏める」良い循環が生まれたね。
フリカレは、ワクワクする戦略で背中を押してもらえる場所
——充実の3ヶ月でしたね。大変だったのでは?
なおぱち:制作は大変でしたが、辛くはなかったですね。合同企画展という目標があったので、夢中になって手を動かしていました!
舞子:ちゃんと手を動かせる人だもんね。あと、なおぱちさんのパートナーが、全力応援って感じの方で。ずっと側で見守ってくれていたので、改めてお話を聞いてみようかと。
\パートナーに、ミニインタビュー!/
——パートナーとの関係、素敵ですね!フリカレが終わって2ヶ月ほど経ちましたが、自走できている感覚はありますか?
なおぱち:改めてどう思っているかを聞けて、良かったです。照れますね。
フリカレが終わってからも、自走できている感覚はあります。最初の一歩で、しっかり背中を押してもらえたので。行動が自信につながり、次の行動に移れるようになりました。
今後は、Webデザインなど、他のスキルも身につけて、イラストと掛け合わせていきたいと思っています。3ヶ月間イラストに振り切ったからこそ、フリーランスとしてどのように働きたいのか、イメージできました!
——今後は他のスキルも掛け合わせていくのですね。フリカレは、どんな方におすすめですか?
なおぱち:フリーランスになってからは「次どうすればいいのか」がわからなくなって、一般的なコーチングの「目標の設定・振り返り・内省」では、物足りなかったんです。
舞子さんのコーチングには、「ワクワクする戦略」があります。定期的なコーチングで、お尻も叩いてくれますし(笑)。「次どうすればいいのかわからない」「理想はあるけれど、一歩踏み出せない」そんな方におすすめですね。
舞子:私のコーチングは、コンサルティングの要素が強めなんですよね。なおぱちさんの言うように、アドバイスを求めている方や背中を押してほしい方との相性は、良いと思います。
興味のある方は、ぜひ個別相談会でお話ししましょう!
【お知らせ】
フリーランスカレッジでは5期メンバーを募集しています!
まずは一歩踏み出してみたい方は、個別相談会で直接お話ししましょう☺️✨
▶︎個別相談会お申し込みはこちら
インタビュー・執筆:久保みのり
デザイン:Akko
編集・撮影:みえだ舞子
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