メジロさん🐦その後
実家に行きました。
92歳の父は寝たきりとはいえ
耳はよく聞こえ、
意識もしっかりしています。
ケーキが食べたいというので、
いちごショートを買っていくと
喜んでふた口ほど食べてくれました。
小さい頃から、
それはそれは仲が悪かった三つ下の弟が
ラーメンを作ってくれました。
野菜ばっかりのにして!と
リクエストすると…
昔から、私と母がよく考えずに買って
その時だけ喜び、後は放置の植物も
この弟にかかるとこの通り。
何十年も元気に育ち、ジャングルのようになります。
まさに「グリーン・フィンガー」
私はこの弟から、愛することは、
よく観察することだと学びました。
散々意地悪してごめんなさい🙇♀️。
さて。
メジロが来ました。
30年以上前に食べた種を植木鉢に投げて
生えてきたグレープフルーツです。
弟が世話をして、幹が大きな実を
自分で支えられる太さになった時、
良い香りの白い花が咲き、
実がなるようになりました。
不思議なもので、
花はたくさんつくのですが、
みんな落ちてしまうそうです。
そして幾つかの実が残ります。
自分の容量がちゃんとわかっているのかも
知れません。
そのグレープフルーツの幾つかは、
昨年の11月頃収穫しました。
これは、黄色がきれいなので、
飾りに残してあるということです。
グレープフルーツの少し上に、
コーヒーミルクの白いカップ。
中には蜂蜜が少し入っています。
待つこと1時間。
きたきた!
窓ガラスを通して撮っているので
こんなです🤣
桜や梅の木のメジロは、
抹茶色の体に白い縁取りの目が愛らしいのですが、グレープフルーツでは
葉っぱが保護色のようでよく見えない。
違います。写真です。
🪴
悲しい話を聞きました。
メジロのつがい2組がくるのですが、
最初のつがいのメスの方が、
もう2週間姿が見えないそうです。
可哀想だな。一匹になっちゃった。
ヒヨちゃんの攻撃も凄まじいらしく、
みなそれぞれ生きるのに必死です。
そろそろ巣作りが始まるのかもしれません。
メジロが一番よく来たのは、
雪の日と大雨の日だったと
教えてもらいました。
時々、グレープフルーツの葉っぱの茂みで
夜を明かすこともあるそうです。
朝は日の出と共にやってきて、
昼間は椿や早咲きの桜に行って忙しく、
夕方、暗くなる前に
もう一度来るといいます。
今日もメジロの写真はいつもと同じ
いるかいないかだけの証拠写真でした。
いつか、いつの日か
小鳥の写真を
きれいに撮ってみたいもんだ🐦
年老いて小さくなった父母と
昔仲の悪かった姉弟の
春の午後の楽しいひとときでした☺️
終わります🌸
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